第4【経理の状況】

1 要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」)に準拠して作成しています。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)の要約四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けています。

 

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2020年3月31日)

当第1四半期

連結会計期間

(2020年6月30日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

6,13

162,494

270,506

営業債権及びその他の債権

13

143,062

112,002

その他の金融資産

13

3,424

2,369

棚卸資産

 

167,596

183,318

未収法人所得税

 

3,521

4,405

その他の流動資産

 

20,336

25,700

小計

 

500,433

598,300

売却目的で保有する資産

 

6,274

6,100

流動資産合計

 

506,707

604,400

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

 

202,134

201,297

のれん

 

98,328

97,373

無形資産

 

74,792

75,120

退職給付に係る資産

 

31,111

17,263

持分法で会計処理されている投資

 

2,267

2,244

営業債権及びその他の債権

13

19,685

19,592

その他の金融資産

13

27,266

29,962

繰延税金資産

 

51,156

49,753

その他の非流動資産

 

2,217

2,077

非流動資産合計

 

508,956

494,681

資産合計

 

1,015,663

1,099,081

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2020年3月31日)

当第1四半期

連結会計期間

(2020年6月30日)

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

13

59,557

47,870

社債及び借入金

13

81,018

111,944

その他の金融負債

13

20,188

21,980

未払法人所得税

 

11,276

8,629

引当金

 

20,598

21,982

その他の流動負債

 

136,912

127,912

小計

 

329,549

340,317

売却目的で保有する資産に直接関連する負債

 

4,221

4,093

流動負債合計

 

333,770

344,410

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

8,13

199,897

283,976

その他の金融負債

13

30,733

32,119

退職給付に係る負債

 

49,607

50,120

引当金

 

7,281

6,764

繰延税金負債

 

13,147

8,469

その他の非流動負債

 

9,270

11,268

非流動負債合計

 

309,935

392,716

負債合計

 

643,705

737,126

資本

 

 

 

資本金

 

124,643

124,643

資本剰余金

 

91,157

91,140

自己株式

 

98,135

98,111

その他の資本の構成要素

 

22,751

21,247

利益剰余金

 

275,833

264,485

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

370,747

360,910

非支配持分

 

1,211

1,045

資本合計

 

371,958

361,955

負債及び資本合計

 

1,015,663

1,099,081

 

(2)【要約四半期連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年6月30日)

売上高

5,10

181,885

142,403

売上原価

 

65,175

55,149

売上総利益

 

116,710

87,254

販売費及び一般管理費

 

101,074

84,634

持分法による投資損益

 

92

28

その他の収益

11

336

917

その他の費用

11

1,328

2,375

営業利益

5

14,736

1,190

金融収益

 

528

344

金融費用

 

1,657

1,325

税引前四半期利益

 

13,607

209

法人所得税費用

 

4,964

2,941

四半期利益 (△は損失)

 

8,643

2,732

 

 

 

 

四半期利益(△は損失)の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

8,637

2,736

非支配持分

 

6

4

四半期利益 (△は損失)

 

8,643

2,732

 

 

 

 

1株当たり四半期利益

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円)

12

6.32

2.13

希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)(円)

12

6.32

2.13

 

(3)【要約四半期連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年6月30日)

四半期利益 (△は損失)

 

8,643

2,732

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

371

1,754

確定給付制度の再測定

381

8,612

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

752

6,858

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

8,762

295

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

98

65

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

20

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

8,664

250

その他の包括利益合計

 

9,416

7,108

四半期包括利益

 

773

9,840

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

779

9,844

非支配持分

 

6

4

四半期包括利益

 

773

9,840

 

(4)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本合計

 

資本金

資本

剰余金

自己株式

その他の

資本の

構成要素

利益

剰余金

合計

2019年4月1日 残高

 

124,606

91,310

4,764

8,234

238,275

441,193

1,194

442,387

四半期利益

 

 

 

 

 

8,637

8,637

6

8,643

その他の包括利益

 

 

 

 

9,416

 

9,416

 

9,416

四半期包括利益

 

9,416

8,637

779

6

773

自己株式の取得

 

 

 

1

 

 

1

 

1

自己株式の処分

 

 

2

2

 

 

0

 

0

剰余金の配当

9

 

 

 

 

10,243

10,243

125

10,368

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替額

 

 

 

 

381

381

 

株式報酬取引

 

 

56

 

 

 

56

 

56

非支配持分との資本取引

 

 

158

 

 

 

158

158

所有者との取引額等合計

 

216

1

381

10,624

10,458

33

10,425

2019年6月30日 残高

 

124,606

91,094

4,763

17,269

236,288

429,956

1,233

431,189

 

当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本合計

 

資本金

資本

剰余金

自己株式

その他の

資本の

構成要素

利益

剰余金

合計

2020年4月1日 残高

 

124,643

91,157

98,135

22,751

275,833

370,747

1,211

371,958

四半期損失

 

 

 

 

 

2,736

2,736

4

2,732

その他の包括利益

 

 

 

 

7,108

 

7,108

 

7,108

四半期包括利益

 

7,108

2,736

9,844

4

9,840

自己株式の処分

 

 

24

24

 

 

0

 

0

剰余金の配当

9

 

 

 

 

 

170

170

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替額

 

 

 

 

8,612

8,612

 

株式報酬取引

 

 

7

 

 

 

7

 

7

所有者との取引額等合計

 

17

24

8,612

8,612

7

170

163

2020年6月30日 残高

 

124,643

91,140

98,111

21,247

264,485

360,910

1,045

361,955

 

(5)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前四半期利益

 

13,607

209

減価償却費及び償却費

 

17,427

15,378

受取利息及び受取配当金

 

520

350

支払利息

 

1,031

987

持分法による投資損益(△は益)

 

92

28

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

 

17,770

31,566

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

10,829

15,196

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

 

3,976

10,092

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

 

166

762

退職給付に係る資産の増減額(△は増加)

 

1,203

928

その他

 

1,428

9,491

小計

 

34,359

14,673

利息の受取額

 

280

171

配当金の受取額

 

240

179

利息の支払額

 

1,033

849

法人所得税の支払額

 

5,440

5,786

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

28,406

8,388

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

 

11,004

8,569

有形固定資産の売却による収入

 

60

108

無形資産の取得による支出

 

4,339

4,068

事業の取得による支出

 

220

その他

 

10

238

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

15,513

12,291

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

  至 2019年6月30日)

 当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

  至 2020年6月30日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少)

 

29,446

16,128

リース負債の返済による支出

 

3,334

4,004

長期借入れによる収入

8

99,180

長期借入金の返済による支出

 

28,000

配当金の支払額

9

10,243

非支配持分への配当金の支払額

 

125

170

その他

 

971

684

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

11,285

111,818

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

2,426

39

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

818

107,954

現金及び現金同等物の期首残高

 

114,563

162,717

現金及び現金同等物の四半期末残高

6

113,745

270,671

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

 オリンパス株式会社(以下、「当社」)は日本に所在する株式会社であり、その登記されている本社の住所は東京都八王子市です。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されています。

 当社グループは、主に内視鏡、治療機器、科学、映像及びその他の製品の製造・販売を行っています。各事業の内容は注記「5.事業セグメント」に記載のとおりです。

 

 

2.作成の基礎

(1)要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号に準拠して作成しています。当社は四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定を適用しています。要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。

 なお、本要約四半期連結財務諸表は、2020年8月5日に取締役代表執行役社長兼CEO竹内康雄及び執行役CFO武田睦史によって承認されています。

 

(2)測定の基礎

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている特定の金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成されています。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

 要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しています。

 

 

3.重要な会計方針

 当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度において適用した会計方針と同一です。

 

 

4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断

 IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用、資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を行うことが要求されています。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されており、その影響は、その見積りを見直した期間及びそれ以降の期間において認識しています。

 要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断の詳細については、前連結会計年度に係る連結財務諸表に記載した内容から変更ありません。

 なお、前連結会計年度に係る連結財務諸表に記載したとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響については、地域ごとに状況は異なるものの、総じて当連結会計年度の第3四半期以降、徐々に収束し、当社の営業活動についても正常化に向かうとの仮定を置いておりますが、当該仮定に変更はありません。

5.事業セグメント

(1)報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、分離された財務情報が入手可能であり、経営資源の配分の決定及び業績の評価を行うために、定期的に報告を行う単位となっているものです。

 当社グループは、「内視鏡事業」「治療機器事業」「科学事業」「映像事業」及び「その他事業」の5区分を基本として、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。

 したがって、当社グループは、これらの5つを報告セグメントとしています。

 なお、報告セグメントに属する主要な製品及びサービスは以下のとおりです。

報告セグメント

 

主要な製品及びサービス

内視鏡事業

 

消化器内視鏡、外科内視鏡、内視鏡システム、修理サービス

治療機器事業

 

内視鏡処置具、エネルギー・デバイス、泌尿器科・婦人科及び耳鼻咽喉科製品

科学事業

 

生物顕微鏡、工業用顕微鏡、工業用内視鏡、非破壊検査機器

映像事業

 

デジタルカメラ、録音機

その他事業

 

生体材料

 

(2)報告セグメントの収益及び業績

 当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりです。なお、報告セグメントの会計処理の方法は、注記「3 重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同一です。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注2)

要約四半期連結財務諸表計上額

 

内視鏡

治療機器

科学

映像

その他

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

95,410

52,056

22,613

10,189

1,617

181,885

181,885

セグメント間の売上高(注1)

20

97

117

117

売上高計

95,410

52,056

22,633

10,189

1,714

182,002

117

181,885

営業利益(又は損失)

21,918

5,676

1,644

2,341

646

26,251

11,515

14,736

金融収益

 

 

 

 

 

 

 

528

金融費用

 

 

 

 

 

 

 

1,657

税引前四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

13,607

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

持分法による投資損益

117

25

92

92

減価償却費及び償却費

8,507

4,581

1,782

413

171

15,454

1,973

17,427

減損損失(非金融資産)

545

545

545

(注1) セグメント間の売上高は、市場実勢価格に基づいています。

(注2) 営業利益(又は損失)の調整額は、セグメント間取引消去並びに報告セグメントに帰属しない一般管理費及び基礎的研究費等からなる全社費用です。

 

 

当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注2)

要約四半期連結財務諸表計上額

 

内視鏡

治療機器

科学

映像

その他

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

79,198

38,100

17,757

6,024

1,324

142,403

142,403

セグメント間の売上高(注1)

0

1

30

31

31

売上高計

79,198

38,100

17,757

6,025

1,354

142,434

31

142,403

営業利益(又は損失)

14,631

1,449

1,604

2,746

438

11,292

10,102

1,190

金融収益

 

 

 

 

 

 

 

344

金融費用

 

 

 

 

 

 

 

1,325

税引前四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

209

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

持分法による投資損益

30

2

28

28

減価償却費及び償却費

8,361

3,081

1,699

237

145

13,523

1,855

15,378

減損損失(非金融資産)

209

209

209

(注1) セグメント間の売上高は、市場実勢価格に基づいています。

(注2) 営業利益(又は損失)の調整額は、セグメント間取引消去並びに報告セグメントに帰属しない一般管理費及び基礎的研究費等からなる全社費用です。

 

 

6.現金及び現金同等物

要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上、現金及び現金同等物の四半期末残高に含まれるものは以下のとおりです。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

要約四半期連結財政状態計算書における現金及び現金同等物

113,261

270,506

売却目的で保有する資産に含まれる現金及び現金同等物

484

165

要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の四半期末残高

113,745

270,671

 

 

7.従業員給付

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの英国所在の主要な年金制度にて年金バイイン(Buy-in)を実施しました。当第1四半期連結累計期間の要約四半期連結包括利益計算書の「確定給付制度の再測定」には、当該年金バイイン取引の実施に伴い発生した制度資産の公正価値の再測定による差額△8,214百万円が含まれております。取引の実施に際して、当該年金制度は、保有していた制度資産の一部を保険会社に対して拠出し、保険会社との間で、将来にわたって年金受給者への年金給付に相当する金額の受領を保証する保険契約を締結しました。この結果、当該年金制度は、制度資産の運用リスク及び受給者の長寿化等による確定給付制度債務の増加リスクから解放されています。ただし、保険会社が保険証券に定められている従業員給付を従業員に対し支払わない場合に、当社グループが追加で支払う法的又は推定的債務を引き続き有しています。

8.借入金

 前第1四半期連結累計期間において、重要な取引はありません。

 

 当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を鑑み、事業資金及び長期運転資金として、500億円(借入金利0.32%(固定)、返済期限2025年4月30日)及び400億円(借入金利(変動金利(TIBORに基づく基準金利+スプレッド))、返済期限2024年5月31日)並びに100億円(借入金利(変動金利(TIBORに基づく基準金利+スプレッド))、返済期限2024年5月15日)の借入を実施しました。

 

9.配当金

 配当金の支払額は以下のとおりです。

前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2019年6月25日

定時株主総会

普通株式

10,243

30

2019年3月31日

2019年6月26日

(注)当社は、2019年4月1日付けで普通株式1株につき4株の株式分割を行っています。上記の1株当たり配当額は、当該株式分割前の実際の配当金の額を表示しています。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

該当事項はありません。

 

 また、基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間末後となるものは、以下のとおりです。

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2020年7月30日

定時株主総会

普通株式

12,856

10

2020年5月31日

2020年7月31日

(注)当社は、2019年4月1日付けで普通株式1株につき4株の株式分割を行っています。上記の1株当たり配当額は、当該株式分割後の実際の配当金の額を表示しています。

 

 

10.売上高

 当社グループは、内視鏡事業、治療機器事業、科学事業、映像事業及びその他事業を基本にして組織が構成されています。これらの事業毎に分離された財務情報が入手可能であり、経営資源の配分の決定及び業績の評価を行うために、定期的に報告を行う単位となっていることから、これらの事業で計上する収益を売上高として表示しています。また、売上高は顧客の所在地に基づき地域別に分解しています。これらの分解した売上高と各報告セグメントの売上高との関連は以下のとおりです。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

(単位:百万円)

 

 

内視鏡

治療機器

科学

映像

その他

日本

14,500

9,872

2,335

2,910

1,475

31,092

北米

34,272

19,624

7,251

1,596

58

62,801

欧州

22,074

12,610

4,545

3,902

22

43,153

中国

13,808

4,812

3,969

361

4

22,954

アジア・オセアニア

8,909

4,380

3,199

1,367

58

17,913

その他

1,847

758

1,314

53

3,972

合計

95,410

52,056

22,613

10,189

1,617

181,885

 

当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

(単位:百万円)

 

 

内視鏡

治療機器

科学

映像

その他

日本

9,912

8,486

2,061

1,287

1,233

22,979

北米

27,520

12,247

4,592

960

24

45,343

欧州

20,198

9,546

3,178

2,991

13

35,926

中国

13,523

4,054

4,353

280

2

22,212

アジア・オセアニア

6,905

3,275

2,724

449

52

13,405

その他

1,140

492

849

57

0

2,538

合計

79,198

38,100

17,757

6,024

1,324

142,403

 

 内視鏡事業においては、消化器内視鏡、外科内視鏡や内視鏡システムなどの医療機器の販売、リース及び修理サービスを行っており、国内外の医療機関を主な顧客としています。

 治療機器事業においては、内視鏡処置具、エネルギーデバイス並びに泌尿器科・婦人科及び耳鼻咽喉科製品などの医療機器の販売を行っており、国内外の医療機関を主な顧客としています。
 科学事業においては、生物顕微鏡、工業用顕微鏡、工業用内視鏡及び非破壊検査機器などの販売を行っており、国内外の研究機関や医療機関等を主な顧客としています。
 映像事業においては、デジタルカメラ及び録音機などの販売を行っており、主に国内外の小売業を営む企業を顧客としています。
 その他事業においては、生体材料などの販売を行っているほか、新規事業に関する研究開発や探索活動が含まれています。

 これらの製品の販売等にかかる収益は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一の会計方針に従って、会計処理しています。

11.その他の収益及びその他の費用

(1)その他の収益

 その他の収益のうち、主なものは以下のとおりです。

 

前第1四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

 重要な取引はありません。

 

当第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

 重要な取引はありません。

 

(2)その他の費用

 その他の費用のうち、主なものは以下のとおりです。

 

前第1四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)

 重要な取引はありません。

 

当第1四半期連結累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)

(事業構造改革費用)

 当社における企業変革プラン「Transform Olympus」を推進するための関連費用として、1,354百万円を「その他の費用」に計上しています。

 

 

12.1株当たり利益

(1)基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円)

6.32

△2.13

希薄化後1株当たり四半期利益(△は損失)(円)

6.32

△2.13

 

(2)基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(△は損失)

 

 

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

8,637

△2,736

親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(百万円)

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(△は損失)(百万円)

8,637

△2,736

四半期利益調整額(百万円)

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(△は損失)(百万円)

8,637

△2,736

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する普通株式の加重平均株式数

 

 

普通株式の加重平均株式数(千株)

1,365,684

1,285,578

普通株式増加数

 

 

ストック・オプションによる新株予約権(千株)

571

業績連動型株式報酬による普通株式(千株)

10

希薄化後の普通株式の期中平均株式数(千株)

1,366,265

1,285,578

(注)当第1四半期連結累計期間においては、ストックオプションによる新株予約権及び業績連動報酬による普通株式の増加が親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期損失を減少させるため、希薄化効果の調整に含めていません。

 

 

 

13.金融商品

金融商品の公正価値

 公正価値の測定レベルは、測定に用いた評価技法へのインプットの観察可能性に応じて以下の3つに区分しています。

レベル1:同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無調整の)市場価格により測定された公正価値

レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算定された公正価値

レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む評価技法から算定された公正価値

金融商品のレベル間の振替は、各四半期連結会計期間末に発生したものとして認識しています。なお、前連結会計年度及び当第1四半期連結累計期間において、レベル間の振替が行われた重要な金融商品はありません。

 

(1)公正価値で測定される金融商品

 公正価値で測定される主な金融商品の測定方法は以下のとおりです。

(その他の金融資産、その他の金融負債)

 上場株式はレベル1に区分し、各期末の市場価格によって測定しています。

 非上場株式等はレベル2またはレベル3に区分し、類似公開会社比較法等の評価技法を用いて測定しています。

 デリバティブ資産・負債はレベル2に区分し、通貨デリバティブは先物為替相場、金利デリバティブは市場金利や信用リスク、満期までの期間等の観察可能なデータに基づいて、それぞれ測定しています。

 企業結合により生じた条件付対価の公正価値は、レベル3に区分し、将来の支払い可能性を見積り測定しています。

 

公正価値で測定される主な金融商品の、公正価値の測定レベル別の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度(2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

1,455

1,455

株式等

845

845

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

14,423

813

15,236

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

1,960

1,960

条件付対価

163

163

 

当第1四半期連結会計期間(2020年6月30日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

465

465

株式等

856

856

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

16,862

817

17,679

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

1,911

1,911

条件付対価

162

162

 

レベル3に区分された金融資産の増減は以下のとおりです。

(単位:百万円)

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

期首残高

1,774

1,658

利得及び損失(注)

 

 

純損益

△17

△7

その他の包括利益

16

△1

購入

58

18

その他

20

5

期末残高

1,851

1,673

(注) 純損益に認識した利得又は損失は、要約四半期連結損益計算書上の「金融収益」又は「金融費用」に表示しており、その他の包括利益に認識した利得又は損失は、要約四半期連結包括利益計算書上の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に表示しています。

 純損益に認識した利得又は損失合計の内、各四半期連結会計期間末において保有する金融商品に係るものは、前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間において、それぞれ△17百万円及び△7百万円です。

 

レベル3に区分された金融負債の増減は以下のとおりです。

(単位:百万円)

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2019年4月1日

至 2019年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年6月30日)

期首残高

584

163

決済

△220

その他

△14

△1

期末残高

350

162

 

 

 

(2)償却原価で測定される金融商品

 償却原価で測定される主な金融商品の公正価値の測定方法は以下のとおりです。なお、これらの金融商品は主としてレベル2に区分しています。

(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)

 短期間で決済されるものについては、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって測定しています。

 リース債権は、一定の期間ごとに区分した債権毎に、債権の額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割引いた現在価値に基づいて測定しています。

(その他の金融資産、その他の金融負債)

 短期間で決済されるものについては、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって測定しています。

(社債及び借入金)

 固定金利による社債及び借入金は、将来キャッシュ・フローを同様の社債の発行や新規借入を行った場合に想定される利率で割引いて測定しています。

 変動金利による借入金は、短期間で市場金利を反映し、また、信用状態は実行後大きく異なっていないため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって測定しています。

 なお、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーは、短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって測定しています。

 

 償却原価で測定される主な金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりです。なお、帳簿価額と公正価値がほぼ等しい金融商品は下表に含めていません。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2020年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2020年6月30日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

 

 

リース債権

36,891

36,819

36,475

36,442

金融負債

 

 

 

 

社債

69,737

69,513

69,757

69,816

借入金

116,036

118,053

165,298

168,658

 

14.偶発債務

 前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事項から、重要な変動はありません。

 

 

15.後発事象

 当社は、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を鑑み、事業資金及び長期運転資金の確保のために、以下の社債を発行しました。

    (1)①銘柄        第26回無担保社債 (社債間限定同順位特約付)

      ②発行総額      250億円

      ③発行価格      各社債の金額100円につき金100円

      ④利率        0.25%

      ⑤払込期日      2020年7月20日

      ⑥償還期限      2025年7月18日

      ⑦償還方法      満期一括償還

      ⑧担保・保証の有無  無

 

    (2)①銘柄        第27回無担保社債 (社債間限定同順位特約付)

      ②発行総額      250億円

      ③発行価格      各社債の金額100円につき金100円

      ④利率        0.47%

      ⑤払込期日      2020年7月20日

      ⑥償還期限      2030年7月19日

      ⑦償還方法      満期一括償還

      ⑧担保・保証の有無  無

 

 

 

2【その他】

該当事項はありません。