また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、16,438億円と前第3四半期連結累計期間に比べ 4.6%増加しました。画像&ソリューション分野、産業分野において前第3四半期連結累計期間に比べ増収となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の為替レートは、対米ドルが 121.67円(前第3四半期連結累計期間に比べ 14.83円の円安)、対ユーロが 134.42円(同 5.84円の円高)となりました。為替変動による影響を除いた試算では、連結売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ 1.2%の増加となります。
国内の経済は企業収益や雇用情勢の改善がみられ、設備投資も回復基調にある等、堅調に推移しました。
このような状況の中、国内の売上高については画像&ソリューション分野及び産業分野が増加したものの、衣料事業の売却影響等によりその他分野が減少となりました。結果として、国内売上高全体で前第3四半期連結累計期間に比べ 0.6%の減少となりました。
海外の経済は米州では引き続き回復基調にあり、欧州では緩やかに回復しているものの、中国をはじめとするアジア諸国においては経済成長率の鈍化が続いております。そのような状況の中、海外売上高については、プロダクションプリンティングやネットワークシステムソリューションが大幅に伸長したことに加え、対米ドルでの円安の影響も寄与しました。米州においては 10.9%の増加(為替影響を除くと 2.6%の減少)、欧州・中東・アフリカにおいては 1.5%の増加(同 5.9%の増加)、中華圏・アジア等のその他地域においては 12.0%の増加(同 8.0%の増加)となりました。以上の結果、海外売上高全体では前第3四半期連結累計期間に比べ 7.4%の増加となりました。なお、為替変動による影響を除いた試算では、海外売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ 2.2%の増加となります。
売上総利益は、売上高は増加したものの、対ユーロでの円高の影響等により、前第3四半期連結累計期間に比べ 0.9%減少し 6,727億円となりました。
販売費及び一般管理費は、対米ドルでの円安や買収の影響等により、前第3四半期連結累計期間に比べ 1.6%増加し 6,052億円となりました。
その他の収益は、国内販売拠点をはじめとした拠点再配置等、構造改革活動により生じた営業所・遊休地等の売却益及びその他収益が含まれております。
以上の結果、営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ 0.7%減少し 854億円となりました。
金融損益は、前第3四半期連結累計期間に比べ為替差損が増加しました。
税引前四半期利益は前第3四半期連結累計期間に比べ 4.4%減少し 811億円となりました。
以上の結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前第3四半期連結累計期間に比べ 1.8%減少し 514億円となりました。
四半期包括利益は、在外営業活動体の換算差額の減少により、前第3四半期連結累計期間に比べ大幅に減少し 536億円となりました。
事業の種類別セグメントの業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
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| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 増減 | |||
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| 金額 | (%) | 金額 | (%) | 金額 | (%) |
画像&ソリューション分野 | 売上高 | 1,394,102 | 100.0 | 1,468,075 | 100.0 | 73,973 | 5.3 |
営業損益 | 125,717 | 9.0 | 119,455 | 8.1 | △6,262 | △5.0 | |
産業分野 | 売上高 | 98,000 | 100.0 | 103,953 | 100.0 | 5,953 | 6.1 |
営業損益 | 4,428 | 4.5 | 8,432 | 8.1 | 4,004 | 90.4 | |
その他分野 | 売上高 | 89,440 | 100.0 | 81,107 | 100.0 | △8,333 | △9.3 |
営業損益 | 1 | 0.0 | 2,085 | 2.6 | 2,084 | ― | |
(注) 当連結会計年度より、一部のリース取引について総額表示から純額表示に変更しております。当該変更により前年同期については遡及適用した数値で表示しております。
上記にはファイナンス事業として以下が含まれております。 (単位:百万円)
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| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 増減 | |||
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| 金額 | (%) | 金額 | (%) | 金額 | (%) |
ファイナンス事業 | 売上高 | 101,014 | 100.0 | 104,897 | 100.0 | 3,883 | 3.8 |
営業損益 | 22,340 | 22.1 | 23,162 | 22.1 | 822 | 3.7 | |
画像&ソリューション分野の売上高は、オフィスイメージングにおいては、MFPのカラー機が国内外共に伸長しました。プロダクションプリンティングにおいては、カットシートのカラー機が欧州を中心に国内外共に伸長し、併せて関連消耗品やサービス等の売上高も増加しました。ネットワークシステムソリューションにおいては、国内においてPC買替需要減少の影響はありましたが、セキュリティー商材が伸長すると共に、海外における買収効果やインドにおけるITサービスの販売が大きく伸長しました。営業利益は、前述した増収要因や円安の影響による売上高の増加があったものの、円安等に伴う営業費用の増加により前第3四半期連結累計期間に比べ 5.0%減少し 1,194億円となりました。
産業分野の売上高は、サーマル事業やインクジェット事業が前第3四半期連結累計期間に比べ増加しました。結果として、産業分野全体の営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ大幅に増加し 84億円となりました。
その他分野の売上高は、衣料事業の売却影響等により前第3四半期連結累計期間に比べ減少したものの、リース・ファイナンス事業の増益等により、その他分野全体の営業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ大幅に増加し 20億円となりました。
地域別の売上高は次のとおりです。
(単位:百万円)
区分 | 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 増減 | ||||
金額 | 構成比(%) | 金額 | 構成比(%) | 金額 | 伸び率(%) | ||
国内 | 552,595 | 35.2 | 549,146 | 33.4 | △ 3,449 | △ 0.6 | |
| 米州 | 473,306 | 30.1 | 524,758 | 31.9 | 51,452 | 10.9 |
| 欧州・中東・アフリカ | 391,428 | 24.9 | 397,330 | 24.2 | 5,902 | 1.5 |
| その他 | 154,171 | 9.8 | 172,622 | 10.5 | 18,451 | 12.0 |
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海外 | 1,018,905 | 64.8 | 1,094,710 | 66.6 | 75,805 | 7.4 | |
合計 | 1,571,500 | 100.0 | 1,643,856 | 100.0 | 72,356 | 4.6 | |
日本
国内の経済は企業収益や雇用情勢の改善がみられ、設備投資も回復基調にある等、堅調に推移しました。そのような状況の中、産業分野及び、MFPのカラー機やセキュリティ商材が伸長したことにより画像&ソリューション分野の売上高が増加したものの、衣料事業の売却影響等によりその他分野が減少しました。結果として、国内の売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ 0.6%減少し 5,491億円となりました。
米州
当該地域の売上高の大部分を占める米国の経済は引き続き回復基調となりました。そのような状況の中、カットシートのカラー機が堅調に伸長し関連消耗品やサービス等の売上高が増加したことに加え、対米ドルでの円安影響が寄与しました。結果として、米州の売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ 10.9%増加し 5,247億円となりました。
欧州・中東・アフリカ
当該地域の売上高の大部分を占める欧州の経済は緩やかな回復となりました。そのような状況の中、対ユーロでの円高による影響はあったものの、MFPのカラー機が堅調に伸長したことに加え、カットシートのカラー機が拡大したプロダクションプリンティングや買収効果が寄与したネットワークシステムソリューションの売上高が引き続き大幅に増加しました。結果として、欧州・中東・アフリカの売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ 1.5%増加し 3,973億円となりました。
その他地域
その他地域には中国、東南アジア、オセアニアといった地域が含まれております。その他地域では、中国をはじめとするアジア諸国において経済成長率の鈍化が続きました。そのような状況の中、カットシートのカラー機が堅調に伸長したことに加え、インドを中心にネットワークシステムソリューションの売上高が大幅に増加しました。結果として、その他地域の売上高は前第3四半期連結累計期間に比べ 12.0%増加し 1,726億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローの収入は、「四半期利益」の減少等により、前第3四半期連結累計期間に比べ 25億円減少し 331億円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローの支出は、「有形固定資産の売却」の増加等により、前第3四半期連結累計期間に比べ 352億円減少し 753億円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローの収入は、「短期借入債務の増減」の増加等により、前第3四半期連結累計期間に比べ 88億円増加し 683億円となりました。
以上の結果、当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ 249億円増加し 1,626億円となりました。
当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
当社グループ(当社及び連結子会社)では開発投資の一部について資産化を行い、無形資産に計上しております。無形資産に計上された開発費(11,948百万円)を含む当第3四半期連結累計期間の研究開発投資は86,501百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。