【要約四半期連結財務諸表注記事項】

 

1 報告企業

株式会社リコー(以下、当社)は日本に所在する企業であります。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び連結子会社(以下、当社グループ)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されております。当社は、複写機器及び関連消耗品、サービス、ソリューション商品等のオフィスプリンティング分野、パソコン、サーバー、ネットワーク関連サービス等のオフィスサービス分野、カットシートPP(プロダクションプリンター)等の商用印刷分野、インクジェットヘッド等の産業印刷分野、サーマルメディア等のサーマル分野、デジタルカメラ等を含むその他分野で構成されております。各分野の内容については、注記5 事業セグメントに記載しております。

 

2 作成の基礎

当社グループの要約四半期連結財務諸表はIAS第34号に準拠して作成しており、連結会計年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。当社は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を四捨五入して表示しております。

 

 見積り及び判断の利用

要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定をすることが義務付けられております。ただし、実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの改定は、見積りが改定された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度の連結財務諸表と同様であります。

 

3 重要な会計方針

要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の新たに適用する基準書を除き、前連結会計年度において適用した会計方針と同一であります。

 

基準書

基準名

新設・改訂の概要

IFRS第16号

リース

リースに関する会計処理の改訂

 

 

IFRS第16号「リース」の適用

 当社グループは、2019年4月1日よりIFRS第16号「リース」を適用しております。

 本基準の適用にあたっては、経過措置として認められている本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。また、本基準の適用に際しては、適用開始日に存在する契約がリースを含むか否かについての再判定を要求しないという実務上の便法、及び、過去にオペレーティング・リースとして分類していたリースに関して認められている実務上の便法を適用しています。

 当社グループは、過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類した借手としてのリースについて、IFRS第16号の適用開始日に、使用権資産及びリース負債を認識しております。リース負債は、リース料総額の未決済分を適用開始日における借手の追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しております。当該追加借入利子率の加重平均は 1.6%であります。使用権資産は、リース負債の当初測定額に前払リース料等を調整した額で当初の測定を行っております。ただし、短期リース(リース期間が12ヶ月以内のリース)及び少額資産のリースについては、認識の免除規定を適用することを選択しております。

 当社グループは、過去にIAS第17号を適用してファイナンス・リースに分類した借手としてのリースについて、適用開始日の使用権資産及びリース負債の帳簿価格を、それぞれ、その直前の日におけるIAS第17号に基づくリース資産及びリース債務の帳簿価格で算定しております。

 前連結会計年度末においてIAS第17号を適用した解約不能のオペレーティング・リース契約と、適用開始日において要約四半期連結財政状態計算書に認識したリース負債の調整表は以下のとおりです。

 

 

(百万円)

解約不能オペレーティング・リース契約(2019年3月31日)

49,522

ファイナンス・リース債務(2019年3月31日)

3,397

解約可能オペレーティング・リース契約等

30,359

2019年4月1日におけるリース負債

83,278

 

 

 また、期首時点の要約四半期連結財政状態計算書において認識した使用権資産は 79,807百万円であります。この変更による当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微です。

 

 

4 売却目的で保有する資産

前連結会計年度末における売却目的で保有する資産は、リコーインダストリー株式会社旧埼玉事業所の土地及び建物 2,150百万円等が含まれております。当該資産については、当第2四半期連結累計期間において売却が完了しております。

 

 

5 事業セグメント

当社グループにおける事業の種類別セグメントは、オフィスプリンティング分野、オフィスサービス分野、商用印刷分野、産業印刷分野、サーマル分野、その他分野で構成されております。

 

事業の種類別セグメントの内容は以下のとおりです。

 

セグメント

製品・サービス

オフィスプリンティング分野

複合機・複写機・プリンター・印刷機・広幅機・FAX・スキャナ等機器、関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウエア等

オフィスサービス分野

パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器、関連サービス・サポート・ソフトウエア、ドキュメント関連サービス・ソリューション等

商用印刷分野

カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器、関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウエア等

産業印刷分野

インクジェットヘッド・作像システム・産業プリンター等

サーマル分野

サーマルペーパー・サーマルメディア等

その他分野

産業用光学部品・モジュール・電装ユニット・精密機器部品・デジタルカメラ・3Dプリント・環境・ヘルスケア・金融サービス等

 

 

セグメント損益は、営業利益で表示しており、当社の経営者により経営資源の配分の決定や業績の評価の目的に使用されております。セグメント損益には、人事、法務、IR、広報、経営企画及び社会環境保護といった特定の全社共通費用は含まれておりません。

前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間における事業の種類別セグメント及び地域別情報は以下のとおりです。セグメント間取引は独立企業間価格で行っております。なお、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、連結売上高の 10%以上を占める重要な単一顧客はありません。

 

 

  (1) 事業の種類別セグメント情報

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日

   至2018年9月30日)

(百万円)

 

当第2四半期連結累計期間

(自2019年4月1日

    至2019年9月30日)

(百万円)

損益情報:

 

 

 

  売上高:

 

 

 

    オフィスプリンティング分野

538,577

 

509,473

    オフィスサービス分野

231,367

 

270,525

    商用印刷分野

86,513

 

87,537

    産業印刷分野

9,786

 

11,726

    サーマル分野

33,070

 

31,698

        その他分野

117,085

 

96,844

    セグメント間取引

28,142

 

13,024

    合計

988,256

 

994,779

  セグメント損益:

 

 

 

    オフィスプリンティング分野

57,239

 

55,372

    オフィスサービス分野

6,223

 

13,405

    商用印刷分野

11,190

 

11,642

    産業印刷分野

2,020

 

2,049

    サーマル分野

1,753

 

1,580

    その他分野

15,795

 

2,599

    合計

90,180

 

82,549

  

  

  セグメント損益と

  税引前四半期利益との調整項目:

 

 

 

    消去又は全社

38,172

 

33,901

    金融収益

1,981

 

2,900

    金融費用

4,142

 

4,804

    持分法による投資損益

230

 

102

  税引前四半期利益

50,077

 

46,846

 

 

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自2018年7月1日

   至2018年9月30日)

(百万円)

 

当第2四半期連結会計期間

(自2019年7月1日

    至2019年9月30日)

(百万円)

損益情報:

 

 

 

  売上高:

 

 

 

    オフィスプリンティング分野

264,852

 

253,244

    オフィスサービス分野

123,360

 

154,742

    商用印刷分野

44,089

 

44,481

    産業印刷分野

3,949

 

5,757

    サーマル分野

16,811

 

15,564

    その他分野

56,776

 

50,833

    セグメント間取引

12,521

 

7,447

    合計

497,316

 

517,174

  セグメント損益:

 

 

 

    オフィスプリンティング分野

27,073

 

23,840

    オフィスサービス分野

4,012

 

9,403

    商用印刷分野

6,254

 

5,513

    産業印刷分野

1,875

 

1,603

    サーマル分野

1,095

 

621

    その他分野

15,334

 

677

    合計

51,893

 

38,451

  

  

  セグメント損益と

  税引前四半期利益との調整項目:

 

 

 

    消去又は全社

19,597

 

17,369

    金融収益

715

 

1,265

    金融費用

920

 

1,741

    持分法による投資損益

60

 

164

  税引前四半期利益

32,151

 

20,770

 

 

 

(2) 地域別情報

顧客の所在地別売上高は以下のとおりです。

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日

    至2018年9月30日)

(百万円)

 

当第2四半期連結累計期間

(自2019年4月1日

    至2019年9月30日)

(百万円)

売上高:

 

 

 

 日本

395,095

 

429,591

 米州

278,485

 

269,048

 欧州・中東・アフリカ

223,353

 

208,500

 その他地域

91,323

 

87,640

 合計

988,256

 

994,779

 上記米州のうち米国

229,190

 

224,357

 

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自2018年7月1日

    至2018年9月30日)

(百万円)

 

当第2四半期連結会計期間

(自2019年7月1日

    至2019年9月30日)

(百万円)

売上高:

 

 

 

 日本

201,468

 

235,689

 米州

142,238

 

136,000

 欧州・中東・アフリカ

108,714

 

102,453

 その他地域

44,896

 

43,032

 合計

497,316

 

517,174

 上記米州のうち米国

117,427

 

113,549

 

 

 

 

6 売上高

当社グループは、注記5 事業セグメントに記載のとおり、オフィスプリンティング分野、オフィスサービス分野、商用印刷分野、産業印刷分野、サーマル分野、その他分野の6つを報告セグメントとしております。また、売上高は顧客の所在地を基礎とし、地域別に分解しております。これらの分解した売上高と各報告セグメントの売上高との関係は以下のとおりです。

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日

 至2018年9月30日)

日本

米州

欧州・中東・

アフリカ

その他地域

合計

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

 オフィスプリンティング分野

170,074

164,437

147,279

56,787

538,577

 オフィスサービス分野

129,579

55,352

37,910

8,526

231,367

 商用印刷分野

12,818

44,481

23,670

5,544

86,513

 産業印刷分野

1,571

2,887

2,735

2,593

9,786

 サーマル分野

6,678

9,780

8,862

7,750

33,070

 その他分野

74,375

1,548

2,897

10,123

88,943

合計

395,095

278,485

223,353

91,323

988,256

 

 

当第2四半期連結累計期間

(自2019年4月1日

 至2019年9月30日)

日本

米州

欧州・中東・

アフリカ

その他地域

合計

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

 オフィスプリンティング分野

173,087

155,211

129,099

52,076

509,473

 オフィスサービス分野

165,756

53,744

43,087

7,938

270,525

 商用印刷分野

12,399

45,645

23,330

6,163

87,537

 産業印刷分野

1,887

3,391

2,269

4,179

11,726

 サーマル分野

6,510

9,572

8,249

7,367

31,698

 その他分野

69,952

1,485

2,466

9,917

83,820

合計

429,591

269,048

208,500

87,640

994,779

 

 

(注)1 セグメント間の内部売上高を除いた金額を表示しております。

      2 売上高にはIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」に従い会計処理している売上のほかに、IFRS第16号「リース」に従い会計処理している製品のリース収益等が、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、それぞれ 141,407百万円及び 150,175百万円、主にオフィスプリンティング分野に含まれております。

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自2018年7月1日

 至2018年9月30日)

日本

米州

欧州・中東・

アフリカ

その他地域

合計

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

 オフィスプリンティング分野

82,094

83,861

70,960

27,937

264,852

 オフィスサービス分野

71,956

27,942

19,063

4,399

123,360

 商用印刷分野

6,352

23,144

11,663

2,930

44,089

 産業印刷分野

815

1,464

1,342

328

3,949

 サーマル分野

3,318

5,108

4,317

4,068

16,811

 その他分野

36,933

719

1,369

5,234

44,255

合計

201,468

142,238

108,714

44,896

497,316

 

 

当第2四半期連結会計期間

(自2019年7月1日

 至2019年9月30日)

日本

米州

欧州・中東・

アフリカ

その他地域

合計

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

 オフィスプリンティング分野

87,446

78,324

62,184

25,290

253,244

 オフィスサービス分野

101,352

26,359

22,630

4,401

154,742

 商用印刷分野

5,966

24,000

11,465

3,050

44,481

 産業印刷分野

1,122

1,864

1,147

1,624

5,757

 サーマル分野

3,211

4,721

3,865

3,767

15,564

 その他分野

36,592

732

1,162

4,900

43,386

合計

235,689

136,000

102,453

43,032

517,174

 

 

(注)1 セグメント間の内部売上高を除いた金額を表示しております。

      2 売上高にはIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」に従い会計処理している売上のほかに、IFRS第16号「リース」に従い会計処理している製品のリース収益等が、前第2四半期連結会計期間及び当第2四半期連結会計期間において、それぞれ 73,990百万円及び 78,661百万円、主にオフィスプリンティング分野に含まれております。

  

7 企業結合

 当社はデジタルビジネスの拡大に向けて、2019年8月5日に当社の欧州における統括子会社であるRicoh Europe Holdings, Plc.を通じて、企業のドキュメント管理やワークフローの自動化を支援するクラウド型・オンプレミス型CSP(Contents Service Platform)を開発・販売するDocuWare GmbHの発行済株式の100%を取得関連費用を含め約 18,667百万円で買収しました。この取得は取得法を適用して会計処理し、取得価額は取得資産及び引受負債の見積公正価値に基づいて配分しております。識別可能な無形資産を含む取得資産及び引受負債の見積公正価値を超過する取得価額 17,000百万円は、のれんに計上しておりますが、2019年9月30日現在、取得価額は取得した資産及び負債への配分が確定しておりません。そのため、今後無形資産及びのれん等の金額が変更される可能性があります。取得日以降の営業成績は要約四半期連結財務諸表に含まれております。

 

 取得日における支払対価、取得資産・負債の公正価値は以下のとおりです。

 

 

(百万円)

支払対価の公正価値

18,532

現金及び現金同等物

4,881

営業債権及びその他の資産

1,795

負債

△5,144

純資産

1,532

のれん

17,000

合計

18,532

 

 

 のれんは、主に超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映しております。企業結合に係る取得関連費用として 135百万円が要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれております。支払対価は現金及び現金同等物で構成されております。

 

 取得日以降に生じた売上高及び四半期利益はそれぞれ1,105百万円及び95百万円であります。また、当企業結合が期首に実施されたと仮定した場合、当第2四半期連結累計期間の売上高及び四半期利益に与える影響額はそれぞれ1,610百万円及び99百万円であり、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高及び四半期利益(プロフォーマ情報)はそれぞれ996,389百万円及び32,311百万円となります。なお、当該プロフォーマ情報は監査証明を受けておりません。

 

 

8 社債

前第2四半期連結累計期間において、普通社債 10,000百万円(年利 0.05%、償還期限2021年9月)及び普通社債 10,000百万円(年利 0.19%、償還期限2023年9月)を発行しております。また、前第2四半期連結累計期間において、普通社債 10,000百万円(年利 0.47%、償還期限2018年7月)を償還しております。

 

当第2四半期連結累計期間において、ユーロ建普通社債 100百万ユーロ(年利 0.22%、償還期限2022年7月)、普通社債 25,000百万円(年利0.04%、償還期限2022年7月)及び普通社債 5,000百万円(年利 0.29%、償還期限2029年7月)を発行しております。また、当第2四半期連結累計期間において、ユーロ建普通社債 100百万ユーロ(年利 0.37%、償還期限2019年7月)、普通社債 10,000百万円(年利 0.27%、償還期限2019年7月)及び普通社債 10,000百万円(年利0.001%、償還期限2019年9月)を償還しております。

 

 

9 配当金

前第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)

(1) 配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2018年6月22日

定時株主総会

普通株式

5,437

7.5

2018年3月31日

2018年6月25日

利益剰余金

 

 

(2) 基準日が前第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が前第2四半期連結会計期間の

  末日後となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2018年10月26日

取締役会

普通株式

7,249

10.0

2018年9月30日

2018年12月3日

利益剰余金

 

 

当第2四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

(1) 配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2019年6月21日

定時株主総会

普通株式

9,423

13.0

2019年3月31日

2019年6月24日

利益剰余金

 

 

(2) 基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の

  末日後となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2019年11月1日

取締役会

普通株式

9,423

13.0

2019年9月30日

2019年12月2日

利益剰余金

 

(注) 配当金の総額には、当社が設定する役員向け株式交付信託及び執行役員等向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。

 

10 金融商品

(1) 金融商品の公正価値

金融商品の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりです。

 

 

前連結会計年度

(2019年3月31日)

(百万円)

 

当第2四半期連結会計期間末

(2019年9月30日)

(百万円)

 

 

帳簿価額

公正価値

 

帳簿価額

公正価値

<資産>

 

 

 

 

 

 

営業債権

 

132,365

138,060

 

146,121

152,409

リース債権

 

848,234

863,268

 

858,156

873,452

営業貸付金

 

153,126

153,325

 

166,013

166,229

デリバティブ資産

 

1,286

1,286

 

1,608

1,608

株式

 

22,092

22,092

 

31,269

31,269

社債

 

1,032

1,032

 

941

941

合計

 

1,158,135

1,179,063

 

1,204,108

1,225,908

 

 

 

 

 

 

 

<負債>

 

 

 

 

 

 

デリバティブ負債

 

544

544

 

505

505

社債及び借入金

 

666,462

666,283

 

736,206

727,886

合計

 

667,006

666,827

 

736,711

728,391

 

 

(注)1 現金及び現金同等物、定期預金、営業債務及びその他の債務

これらの勘定は短期間で決済されるので、帳簿価額と公正価値が近似しております。そのため、上記の表中には含めておりません。

2 営業債権及びその他の債権

営業債権及びその他の債権のうち、短期間で決済される債権については、帳簿価額と公正価値が近似しているため上記の表中には含めておりません。

 短期間で回収又は決済されない債権については、一定の業種ごとに区分した債権ごとに、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定しております。観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値を算定しているため、公正価値の測定及び開示ではレベル3に分類しております。

3 リース債権、営業貸付金

リース債権及び営業貸付金については、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定しております。観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値を算定しているため、公正価値の測定及び開示ではレベル3に分類しております。

4 デリバティブ

デリバティブには、金利スワップ、為替予約等が含まれており、LIBOR等観察可能な市場データを利用して公正価値を算定しているため、レベル2に分類しております。

5 株式、社債

株式、社債には、市場性のある株式及び社債、非上場株式が含まれております。市場性のある株式及び社債は、主に市場価格に基づいて算定しております。非上場株式は、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法により公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

6 社債及び借入金

社債及び借入金のうち、12か月以内に償還及び返済される部分については、帳簿価額と公正価値が近似しているため上記の表中には含めておりません。

 社債及び借入金については、契約ごとの将来キャッシュ・フローから、類似の満期日の借入金に対して適用される期末借入金利を用いて割り引いた現在価値に基づいて算定しております。観察可能な市場データを利用して公正価値を算定しているため、公正価値の測定及び開示ではレベル2に分類しております。

7 各金融資産及び金融負債の測定方法

IFRS第9号「金融商品」に基づく各金融資産及び金融負債の測定方法は、以下のとおりです。

償却原価で測定:営業債権、営業貸付金、社債(負債)及び借入金

純損益を通じて公正価値で測定:デリバティブ資産、デリバティブ負債

その他の包括利益を通じて公正価値で測定:株式、社債(資産)

 

(2) 要約四半期連結財政状態計算書において認識された公正価値の測定

以下は金融商品を当初認識した後、公正価値で測定された金融商品の分析であります。分析に使用する公正価値ヒエラルキーは、以下のように定義付けられております。

なお、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。

レベル1・・・

活発な市場における公表価格により測定された公正価値

レベル2・・・

レベル1以外の、観察可能なインプットを直接又は間接的に使用して算出された公正価値

レベル3・・・

観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

 

 

公正価値により測定された金融商品

前連結会計年度

(2019年3月31日)

レベル1

(百万円)

レベル2

(百万円)

レベル3

(百万円)

合計

(百万円)

<資産>

 

 

 

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 デリバティブ資産

1,286

1,286

その他の包括利益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 株式

17,207

4,885

22,092

 社債

1,032

1,032

合計

18,239

1,286

4,885

24,410

 

 

 

 

 

<負債>

 

 

 

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 デリバティブ負債

544

544

合計

544

544

 

 

当第2四半期連結会計期間末

(2019年9月30日)

レベル1

(百万円)

レベル2

(百万円)

レベル3
(百万円)

合計
(百万円)

<資産>

 

 

 

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 デリバティブ資産

1,608

1,608

その他の包括利益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 株式

17,825

13,444

31,269

 社債

941

941

合計

18,766

1,608

13,444

33,818

 

 

 

 

 

<負債>

 

 

 

 

純損益を通じて

公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 デリバティブ負債

505

505

合計

505

505

 

 

(注) 株式、社債

株式、社債には、市場性のある株式及び社債、非上場株式が含まれております。市場性のある株式及び社債は、活発な市場における同一資産の市場価格で公正価値を算定しており、観察可能であるためレベル1に分類しております。非上場株式は、類似企業の市場価格等の観察可能な指標と観察不能な指標を用いた評価技法により公正価値を算定しているため、レベル3に分類しております。

 

レベル3に分類された金融商品の期首から四半期末までの変動は、以下のとおりです。

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日

 至2018年9月30日)

(百万円)

 

当第2四半期連結累計期間

(自2019年4月1日

 至2019年9月30日)

(百万円)

期首残高

3,624

 

4,885

利得及び損失

 

 

 

その他の包括利益

94

 

69

購入

311

 

8,686

売却

 

△196

その他

△0

 

△0

四半期末残高

4,029

 

13,444

 

 

(注)その他の包括利益

 その他包括利益に含まれております利得及び損失は、報告期間期末時点に保有する市場で取引されていない株式等に関するものであります。これらの利得及び損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含まれております。

 

 

11 補足的損益情報

前第2四半期連結累計(会計)期間及び当第2四半期連結累計(会計)期間における費用計上額は以下のとおりです。

 

 

前第2四半期連結累計期間
(自2018年4月1日

   至2018年9月30日)

(百万円)

 

当第2四半期連結累計期間
(自2019年4月1日

   至2019年9月30日)

(百万円)

研究開発費

47,208

 

44,001

発送運送費

13,356

 

13,158

広告宣伝費

3,572

 

2,600

 

 

 

前第2四半期連結会計期間
(自2018年7月1日

   至2018年9月30日)

(百万円)

 

当第2四半期連結会計期間
(自2019年7月1日

   至2019年9月30日)

(百万円)

研究開発費

25,758

 

24,182

発送運送費

6,522

 

6,485

広告宣伝費

2,166

 

1,302

 

 

 

 

12 子会社に対する支配喪失

前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)

(1) Ricoh India Limited

当社の連結子会社であるRicoh India Limited(以下、リコーインド)は、2018年1月29日にインドNational Company Law Tribunal(会社法審判所)に対してインド破産倒産法(Insolvency and Bankruptcy Code)第10条に基づく会社更生手続開始の申立(*1)を行っておりましたが、その開始決定が2018年5月になされました。これに伴い会社法審判所によってモラトリアム(*2)が発令されるとともに、Interim Resolution Professionalと呼ばれる暫定管財人が任命されました。

当社はリコーインドの議決権の過半数を所有しておりますが、上記の事象により管財人の管理下となっているため、同社に対する当社の支配が喪失していると判断し、前第1四半期連結会計期間よりリコーインドを連結の範囲から除外しております。

この連結除外による前第2四半期連結累計期間の損益に与える影響は、軽微です。

なお、リコーインドの金融債権者により構成される債権者委員会において、暫定管財人の任用を継続し又は改選する旨の判断が行われ、2018年6月に暫定管財人がResolution Professionalと呼ばれる正式な管財人として任命されております。

2018年7月にはExpression of Interest と呼ばれるリコーインドの会社更生に興味がある候補者の募集を公示しました。これを受けて、募集に参加したResolution Prospective Applicants と呼ばれる応募者が更生計画を策定し、債権者委員会による更生計画の審議及び判断が行われていく予定です。

今後、債権者委員会によって選定される更生計画によっては、当社グループが保有するリコーインド向け債権に関する債権放棄等の要請が行われ、追加の損失が発生する可能性があります。

 

*1…インド破産倒産法第10条に基づく会社更生手続について

当該申立てを受けた会社法審判所により手続開始決定がなされると、管財人による財産管理が行われるとともに、債権者委員会による承認及び会社法審判所による認可を目指して更生計画案の作成が行われる期間が設けられます。当該期間内に会社法審判所に更生計画案が提出されなかった場合、その他インド破産倒産法所定の事由が発生した場合には、清算手続きへと移行することとなります。

*2…モラトリアムについて

インド会社法審判所は、倒産処理手続開始決定と同時にモラトリアムを発令します。モラトリアム発令中は、債務者が占有する財産の所有者等による占有の回復、債務者に対する司法その他の手続き、担保権の実行、債務者の資産や権利の処分などの行為が禁止されます。モラトリアムは会社審判所による更生計画案の承認命令または清算命令が行われるまで継続されます。

 

(2) リコーロジスティクス株式会社

①支配喪失の概要

当社は、2018年5月18日に、当社の連結子会社であるリコーロジスティクス株式会社(現・SBSリコーロジスティクス)(以下、リコーロジスティクス)の発行済み株式の 66.6%(小数点第二位以下を切り捨て)をSBSホールディングス株式会社(以下、SBSホールディングス)に譲渡する株式譲渡契約を締結し、2018年8月1日に譲渡しました。
併せて、当社が新たに設立したROホールディングス株式会社(以下、ROホールディングス)に対して、SBSホールディングスへの株式譲渡後に当社が保有するリコーロジスティクスの普通株式のすべて(発行済み株式数の1/3を超える 33.3%(小数点第二位以下を切り捨て)に相当)を譲渡しました。

さらに、当社はROホールディングスの発行済み株式数の 33.4%に相当する普通株式を株式会社大塚商会に対して譲渡しました。この一連の取引に伴い、リコーロジスティクスは当社の持分法適用会社となりました。

 

 

②支配喪失を伴う資産及び負債

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日

  至2018年9月30日)

(百万円)

支配喪失を伴う資産及び負債

 

 

 現金及び現金同等物

 

4,663

  営業債権及びその他の債権

 

11,774

 有形固定資産

 

7,233

 のれん及び無形資産

 

1,281

 営業債務及びその他の債務

 

△10,520

 退職給付に係る負債

 

△1,485

 その他

 

△173

処分した純資産

 

12,773

 

 
③子会社の支配喪失に伴う利益

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日

  至2018年9月30日)

(百万円)

受取対価

 

18,000

処分した純資産

 

△12,773

支配喪失時の残余投資

 

9,000

株式譲渡益

 

14,227

 

(注)株式譲渡益は「その他の収益」に計上しております。なお、株式譲渡益には支配喪失日現在の公正価値で評価したことによる評価益が 4,742百万円含まれております。
 
④支配喪失に伴う現金及び現金同等物の変動

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日

  至2018年9月30日)

(百万円)

現金による受取対価

 

18,000

連結除外した子会社における現金及び現金同等物

 

△4,663

子会社の支配喪失に伴う現金及び現金同等物の変動額

 

13,337

 

 

なお、ROホールディングスの発行済み株式数の 33.4%に相当する普通株式の譲渡に対する株式会社大塚商会からの受取対価については、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上、「連結範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入」に含まれております。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)

該当事項はありません。

 

13 1株当たり利益

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益は以下のとおりです。

なお、前第2四半期連結累計期間及び前第2四半期連結会計期間の希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

(1)基本的1株当たり四半期利益

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日 

 至2018年9月30日)

 

当第2四半期連結累計期間

(自2019年4月1日 

 至2019年9月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益

36,045

百万円

 

29,258

百万円

期中平均普通株式数

724,869

千株

 

724,755

千株

基本的1株当たり四半期利益

49.73

 

40.37

 

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自2018年7月1日 

 至2018年9月30日)

 

当第2四半期連結会計期間

(自2019年7月1日 

 至2019年9月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益

26,763

百万円

 

13,634

百万円

期中平均普通株式数

724,865

千株

 

724,649

千株

基本的1株当たり四半期利益

36.92

 

18.81

 

 

(2)希薄化後1株当たり四半期利益

 

前第2四半期連結累計期間

(自2018年4月1日 

 至2018年9月30日)

 

当第2四半期連結累計期間

(自2019年4月1日 

 至2019年9月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益

百万円

 

29,258

百万円

 四半期利益調整額

百万円

 

百万円

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益

百万円

 

29,258

百万円

期中平均普通株式数

千株

 

724,755

千株

希薄化性潜在的普通株式の影響

 

 

 

 

 

 株式報酬

千株

 

3

千株

希薄化後期中平均普通株式数

千株

 

724,759

千株

希薄化後1株当たり四半期利益

 

40.37

 

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自2018年7月1日 

 至2018年9月30日)

 

当第2四半期連結会計期間

(自2019年7月1日 

 至2019年9月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益

百万円

 

13,634

百万円

 四半期利益調整額

百万円

 

百万円

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益

百万円

 

13,634

百万円

期中平均普通株式数

千株

 

724,649

千株

希薄化性潜在的普通株式の影響

 

 

 

 

 

 株式報酬

千株

 

6

千株

希薄化後期中平均普通株式数

千株

 

724,656

千株

希薄化後1株当たり四半期利益

 

18.81

 

 

(注)基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定において、役員向け株式交付信託及び執行役員向け株式交付信託が所有する当社株式を自己株式として処理していることから、期中平均普通株式数から当該株式数を控除しております。

 

 

14 資本的支出契約及び偶発事象

前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末現在における、決算日以降の有形固定資産及びその他の資産の取得に係る既契約額は、それぞれ 9,884百万円及び 7,759百万円です。

また、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末現在において、金額的重要性のある債務保証はありません。

当第2四半期連結会計期間末現在、特許等に係る一般的な係争はありますが、当該係争から生ずる最終的債務が仮に発生した場合においても、財政状態及び経営成績に重要な影響を与えるものではありません。

 

 

15  後発事象

該当事項はありません。

 

 

16 要約四半期連結財務諸表の承認

2019年11月8日に、要約四半期連結財務諸表は当社代表取締役社長執行役員 山下良則及び取締役専務執行役員 松石秀隆によって承認されております。