(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、好調な企業収益を背景に雇用環境も改善されつつあり、緩やかな回復基調で推移しました。しかし、企業の設備投資は一部の業種で増加傾向にありますが、全体としては限定的であり、今後は消費低迷による投資抑制などが懸念されます。海外においては、米国が堅調な回復を見せる一方、欧州におけるギリシャの債務問題や中国の景気減速懸念などがあり、総じて不透明な状況が継続しました。
この様な状況のなかで当社グループは、昨年度スタートした「中期経営計画」の施策を確実に実行し、来るべき「水素社会」に対応した新商品開発と新需要の開拓に注力すると共に、販売・サービスの一体営業で新規顧客の拡大による需要増を目指しております。さらに収益構造を改善するため、グループをあげて生産性向上・原価低減活動を展開しています。海外においてはインド、韓国、中国等において地産地消を進めるべく、現地生産・販売・サービス体制の拡充を図っており、現地適合商品の市場投入が成果を挙げつつあります。
当第2四半期連結累計期間の連結業績につきましては、売上高は9,329百万円(前年同四半期比12.1%増)となりました。利益面につきましては営業利益2百万円(前年同四半期比95.7%減)、経常利益68百万円(前年同四半期比42.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失21百万円(前年同四半期純利益57百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①計測制御機器
売上高は3,491百万円(前年同四半期比1.7%増)、セグメント利益(営業利益)は486百万円(前年同四半期比34.7%減)であります。
②計装システム
売上高は3,464百万円(前年同四半期比30.4%増)、セグメント利益(営業利益)は265百万円(前年同四半期営業損失4百万円)であります。
③センサ
売上高は2,114百万円(前年同四半期比13.1%増)、セグメント利益(営業利益)は368百万円(前年同四半期比115.0%増)であります。
④その他
売上高は257百万円(前年同四半期比28.9%減)で、セグメント損失(営業損失)は17百万円(前年同四半期営業利益36百万円)であります。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,637百万円減少し、23,893百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,402百万円減少し、14,559百万円となりました。主な増減は、たな卸資産の増加148百万円、受取手形及び売掛金の減少1,315百万円であります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ234百万円減少し、9,333百万円となりました。主な増減は有形固定資産は174百万円減少、無形固定資産は18百万円増加、投資その他の資産は78百万円減少であります。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,077百万円減少し、9,685百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ913百万円減少し、6,555百万円となりました。主な要因は支払手形及び買掛金の減少279百万円、短期借入金の減少285百万円等であります。
固定負債は、長期借入金の減少等があり前連結会計年度末に比べ164百万円減少し3,130百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ559百万円減少し、14,208百万円となりました。主な要因はその他の包括利益累計額合計の減少152百万円等であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の820百万円の収入と比べ266百万円増加し1,087百万円の収入となりました。税金等調整前四半期純利益は67百万円で、たな卸資産の増加182百万円、減価償却費の増加446百万円等が主な増加要因となりました。一方、減少要因は、仕入債務の減少187百万円等であります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の1,149百万円の支出と比べ711百万円支出減となり437百万円の支出となりました。主な支出は有形固定資産の取得263百万円、無形固定資産の取得169百万円等であります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の24百万円の支出と比べ749百万円多い773百万円の支出となりました。これは主に短期借入金の純減少284百万円、長期借入金の返済131百万円、配当金の支払301百万円等によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は前連結会計年度末3,249百万円に比べ152百万円減少し、3,096百万円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は412百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。