(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、好調な企業収益を背景に雇用環境も改善されつつあり、緩やかな回復基調で推移しました。しかし、企業の設備投資は一部の業種で増加傾向にありますが、全体としては限定的であり、今後は消費低迷による投資抑制などが懸念されます。海外においては、米国が堅調な景気拡大を見せる一方、中国の景気減速懸念や原材料価格の下落による新興国の景気低迷が懸念され、総じて不透明な状況が継続しました。
この様な状況のなかで当社グループは、昨年度スタートした「中期経営計画」の施策を確実に実行し、来るべき「水素社会」に対応した新商品開発と新需要の開拓に注力すると共に、販売・サービスの一体営業で新規顧客の拡大による需要増を目指しております。さらに収益構造を改善するため、グループをあげて生産性向上・原価低減活動を展開しています。海外においては、韓国、中国等において地産地消を進めるべく、現地生産・販売・サービス体制の拡充を図っており、現地適合商品の市場投入が成果を挙げつつあります。
当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、売上高は13,949百万円(前年同四半期比6.8%増)となりました。利益面につきましては営業利益は111百万円(前年同四半期比52.8%増)、経常利益は193百万円(前年同四半期比35.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は36百万円(前年同四半期比79.3%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①計測制御機器
売上高は5,068百万円(前年同期比6.1%減)、セグメント利益(営業利益)は699百万円(前年同期比36.1%減)であります。
②計装システム
売上高は5,259百万円(前年同期比28.5%増)、セグメント利益(営業利益)は507百万円(前年同四半期営業損失48百万円)であります。
③センサ
売上高は3,148百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益(営業利益)は532百万円(前年同期比70.6%増)であります。
④その他
修理・サービス等の売上高は472百万円(前年同期比13.7%減)で、セグメント利益(営業利益)は22百万円(前年同期比54.2%減)であります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,357百万円減少し、24,172百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,032百万円減少し、14,930百万円となりました。主な要因は、たな卸資産の増加323百万円、受取手形及び売掛金の減少1,368百万円であります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ325百万円減少し、9,242百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の減少289百万円、無形固定資産の減少32百万円であります。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて953百万円減少し、9,809百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ652百万円減少し、6,816百万円となりました。主な要因は、短期借入金の減少309百万円、賞与引当金の減少244百万円及びその他(設備関係支払手形)の減少148百万円等であります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ301百万円減少し2,992百万円となりました。主な要因は、長期借入金の減少259百万円等であります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ404百万円減少し、14,363百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の減少269百万円、その他の包括利益累計額合計の減少66百万円等であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は613百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。