(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済環境につきましては、米国の景気は個人消費を中心に堅調さを維持しておりますが、中国及び新興国の景気の低迷はより鮮明になりました。また、英国のEU離脱問題が経済に及ぼす影響も懸念され、総じて不透明さが増しております。一方、わが国経済は円高の進行による企業業績の下振れ懸念により、企業の設備投資については慎重姿勢が見られ、世界経済の緩やかな減速懸念が実感となり、予断を許さない状況が継続しております。
この様な状況のなかで当社グループは「創立80周年」という節目の年を迎えました。販売活動については「東日本支店」を発足させ、さらに「ブロック制」を敷き、エリアごとの特徴にそった顧客ニーズを深耕する営業活動を推進しました。前年度より取り組みを強化しております生産性向上・コストダウン活動は、生産部門から管理部門に広がりを見せており一定の成果を上げることができました。
当第2四半期連結累計期間の連結業績につきましては、その市場特性により、受注・売上高が低調な傾向にあり、売上高は7,883百万円(前年同四半期比15.5%減)となりました。利益面につきましては営業利益が47百万円(前年同四半期は営業利益2百万円)となりました。さらに円高による為替差損の計上など営業外費用が増加したため、経常利益9百万円(前年同四半期比86.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失62百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失21百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①計測制御機器
売上高は3,239百万円(前年同四半期比7.2%減)、セグメント利益(営業利益)は531百万円(前年同四半期比9.4%増)であります。
②計装システム
売上高は2,371百万円(前年同四半期比31.5%減)、セグメント利益(営業利益)は21百万円(前年同四半期比91.8%減)であります。
③センサ
売上高は1,955百万円(前年同四半期比7.6%減)、セグメント利益(営業利益)は257百万円(前年同四半期比29.9%減)であります。
④その他
売上高は316百万円(前年同四半期比22.7%増)で、セグメント利益(営業利益)は87百万円(前年同四半期営業損失17百万円)であります。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,443百万円減少し、22,503百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,116百万円減少し、14,142百万円となりました。主な増減は、たな卸資産の増加571百万円、現金及び預金の減少961百万円、受取手形及び売掛金の減少660百万円であります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ326百万円減少し、8,360百万円となりました。主な増減は、有形固定資産の減少105百万円、無形固定資産の減少106百万円、投資その他の資産の減少114百万円であります。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて750百万円減少し、8,771百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ558百万円減少し、6,112百万円となりました。主な要因は支払手形及び買掛金の減少412百万円等であります。
固定負債は、長期借入金の減少等があり前連結会計年度末に比べ191百万円減少し2,659百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ693百万円減少し、13,731百万円となりました。主な要因はその他の包括利益累計額合計の減少171百万円等であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の1,087百万円の収入と比べ1,359百万円減少し271百万円の支出となりました。税金等調整前四半期純利益は7百万円で、減価償却費414百万円、売上債権の減少557百万円等が主な増加要因となりました。一方、減少要因は、たな卸資産の増加647百万円、仕入債務の減少361百万円等であります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の437百万円の支出と比べ357百万円支出減となり80百万円の支出となりました。主な支出は有形固定資産の取得144百万円、無形固定資産の取得48百万円等であります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の773百万円の支出と比べ248百万円少ない525百万円の支出となりました。これは主に長期借入金の返済131百万円、配当金の支払341百万円等によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は前連結会計年度末3,403百万円に比べ961百万円減少し、2,442百万円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は424百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。