第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

 経営成績

当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~9月30日)における世界経済は、米国の保護主義的貿易政策や中国経済の減速懸念等の影響により先行きは不透明な状況が続いていますが、実体経済が好調な米国を中心に概ね堅調に推移いたしました。わが国経済につきましても、高水準の企業収益を背景に設備投資が回復基調を強め、緩やかな成長を続けています。

このような状況のもと、当社グループは中期経営計画(2019年3月期から2021年3月期)に基づき、顧客現場の課題を十分に理解して付加価値を向上させる製品・サービスの提案活動を展開しています。具体的には、需要の増加が見込まれる半導体・電子部品、二次電池、新素材、医療医薬管理の成長市場、ならびに4つの市場に連関するIoT分野および産業の裾野が広い航空機・自動車分野に対して、生産・販売・開発部門が一体となって需要開拓を推進しています。

当第2四半期連結累計期間は、受注高は堅調に推移し、11,386百万円(前年同四半期比7.3%増)、売上高は第2四半期累計期間として過去最高の9,952百万円(前年同四半期比10.0%増)となり、営業利益は533百万円(前年同四半期比106.2%増)、経常利益は593百万円(前年同四半期比90.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は353百万円(前年同四半期比108.1%増)となりました。

 

セグメント別の状況は、次のとおりであります。

①計測制御機器

売上高は3,935百万円(前年同四半期比11.5%増)、セグメント利益(営業利益)は667百万円(前年同四半期比27.4%増)となりました。電子部品関連の製造装置用を中心に売上の増加基調が継続し、温度調節計およびサイリスタレギュレータの販売が国内、中国および韓国向けを中心に販売が伸張しました。また電気炉向けの温度調節計およびサイリスタレギュレータについても引き続き好調を維持しています。

②計装システム

売上高は3,426百万円(前年同四半期比11.8%増)、セグメント利益(営業利益)は199百万円(前年同四半期比36.9%増)となりました。電子部品関連の製造装置向けの制御盤の他、カーエアコン用を中心にコンプレッサー性能試験装置が好調に推移しました。また、ライフサイエンス分野において高まっている医薬品適正流通基準(GDP)に関連した医薬品物流の温度管理システムの需要を順調に売上へと結びつけました。

③センサ

売上高は2,179百万円(前年同四半期比5.4%増)、セグメント利益(営業利益)は362百万円(前年同四半期比13.5%増)となりました。電子部品・半導体製造装置関連向けを中心に放射温度計および温度センサが引き続き好調でした。この他にも、放射温度計および熱画像計測装置は鉄鋼向け、温度センサは航空機部品熱処理およびサイロ用を中心に需要が伸張しました。

④その他

売上高は410百万円(前年同四半期比7.1%増)で、セグメント利益(営業利益)は73百万円(前年同四半期比45.4%増)となりました。

 

 財政状態

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて927百万円減少し、25,469百万円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末に比べ966百万円減少し、16,711百万円となりました。主な増減は、現金及び預金の増加661百万円、有価証券の増加100百万円、たな卸資産の増加101百万円、受取手形及び売掛金の減少1,835百万円等であります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ39百万円増加し、8,757百万円となりました。主な増減は、投資その他の資産の増加183百万円、有形固定資産の減少62百万円、無形固定資産の減少81百万円等であります。

 

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,030百万円減少し、10,005百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末に比べ935百万円減少し、7,406百万円となりました。主な要因は支払手形及び買掛金の減少861百万円等であります。

固定負債は、長期借入金の減少等があり前連結会計年度末に比べ94百万円減少2,599百万円となりました。

当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ103百万円増加し、15,463百万円となりました。主な要因はその他の包括利益累計額合計の増加110百万円等であります。

 

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

①営業活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の1,205百万円の収入と比べ59百万円増加1,264百万円の収入となりました。税金等調整前四半期純利益は593百万円で、減価償却費370百万円、売上債権の減少1,761百万円等が主な増加要因となりました。一方、減少要因は、仕入債務の減少857百万円、法人税等の支払328百万円等であります。

②投資活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の298百万円の支出と比べ97百万円支出増となり396百万円の支出となりました。主な支出は有形固定資産の取得145百万円、有価証券・投資有価証券の取得194百万円、無形固定資産の取得58百万円等であります。

③財務活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは前年同四半期の619百万円の支出と比べ406百万円支出減の212百万円の支出となりました。これは短期借入金の純増額177百万円、長期借入れによる収入150百万円によるものであります。

これらの結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は前連結会計年度末4,855百万円に比べ661百万円増加し、5,516百万円となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は491百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。