第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

     当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間末(2021年4月30日)現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が続くなか、一部の地域では持ち直しが見られました。特に中国はいち早く経済活動が正常化したことから景気の回復が継続しており、米国においても個人消費の回復や雇用の改善などにより、回復基調にあります。

  我が国経済においては、製造業で持ち直しが見られたものの、再び発出された緊急事態宣言が全国に広がりつつあり、今後の経済活動への影響が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。

  当社グループの主たる供給先の状況として、自動車業界においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により一時は低迷した自動車の生産・販売台数は回復基調にあり、特に電動車関連は需要が好調に推移しました。半導体業界においては、世界的な半導体の供給難が表面化するなど、市場環境に大きな変化がありましたが、情報通信機器向け半導体、5G向け半導体及び車載向け半導体いずれも需要は好調に推移しました。

 このような事業環境のもと、当社グループは、省資源・省エネルギーに貢献する製品・部品の受注拡大を図るとともに、全グループを挙げて生産性向上と原価低減に取り組みました。

 その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は310億4千5百万円(前年同期比43.1%増)となりました。利益面では、電子部品事業と電機部品事業が増収となったことなどにより、営業利益は26億1千4百万円(前年同期は営業利益1億4千7百万円)、経常利益は27億3千8百万円(前年同期は経常利益1億8千万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億6千5百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益7千6百万円)となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

(金型)

 金型事業については、車載用モーターコア金型の需要が堅調に推移しました。その結果、売上高は23億3千1百万円(前年同期比8.5%増)となりました。営業利益は増収の結果、2億4千2百万円(前年同期比9.0%増)となりました。

 

(電子部品)

 電子部品事業については、各種半導体の好調な需要に対応しました。その結果、売上高は127億円(前年同期比34.2%増)となりました。営業利益は増収に加え原価低減に取り組んだ結果、10億7千6百万円(前年同期比526.8%増)となりました。

 

(電機部品)

 電機部品事業については、拡大する電動車向け駆動・発電用モーターコアの需要に対応しました。その結果、売上高は173億5百万円(前年同期比56.7%増)となりました。営業利益は増収に加え原価低減に取り組んだ結果、22億9千4百万円(前年同期比461.5%増)となりました。

 

(工作機械)

 工作機械事業については、新型コロナウイルス感染症による市場の低迷が継続し、販売台数は伸び悩みました。その結果、売上高は2億7百万円(前年同期比8.7%減)、営業損失は9千2百万円(前年同期は営業損失4千8百万円)となりました。

 

 なお、上記セグメント売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高15億円を含めて表示しております。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ113億1千万円増加し、1,075億6千6百万円となりました。これは、主に現金及び預金並びに有形固定資産が増加したことによるものであります。

 負債合計は、86億5百万円増加し、570億7千9百万円となりました。これは、主に長期借入を実施したことによるものであります。

 純資産合計は、27億4百万円増加し、504億8千6百万円となりました。主に親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと及び為替換算調整勘定の増加などによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、記載を省略して

おります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた課題はありません

 

(6)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、100百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)主要な設備

 連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第1四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。

重要な設備の新設等

会社名

事業所名

所在地

セグメントの

名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達

方法

着手及び完了予定年月

完成後の

増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

提出会社

八幡事業所

福岡県

北九州市

八幡西区

電機部品

電機部品の

製造設備

7,261

1,086

自己資金

及び借入金

2021年2月

2022年8月

20%

三井高科技(上海)

有限公司

中華人民

共和国

上海市

電子部品

電機部品

電子部品及び電機部品の

製造設備

7,032

502

自己資金

及び借入金

2021年2月

2023年2月

35%

 

(8)生産、受注及び販売の実績

 当第1四半期連結累計期間において、著しい増減があったものは次のとおりであります。

 

セグメントの名称

当第1四半期連結累計期間

(自 2021年2月1日

至 2021年4月30日)

前年同期比(%)

生産実績

電子部品

(百万円)

12,707

32.7

電機部品

(百万円)

17,411

51.6

受注実績

電子部品

(百万円)

15,818

61.3

電機部品

(百万円)

16,811

65.3

販売実績

電子部品

(百万円)

12,700

34.2

電機部品

(百万円)

17,305

56.7

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。