第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間末(2021年7月31日)現在において、当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

  当第2四半期連結累計期間における世界経済は、欧米各国及び中国などでは景気の持ち直しが見られたものの、依然として新型コロナウイルス感染症の収束が見通せず、先行き不透明な状況が続いております。

  我が国経済においては、製造業が堅調に推移したものの、変異株による感染再拡大の兆候が見られ、経済活動への影響が懸念される状況が続いております。

  当社グループの主たる供給先の状況として、自動車業界においては、世界的な半導体不足による自動車各社の減産はあったものの、電動車関連の需要は好調に推移しました。半導体業界においては、スマートフォン・タブレット、車載向けなど、各種半導体の需要がいずれも好調に推移しました。

  このような事業環境のもと、当社グループは、省資源・省エネルギーに貢献する製品・部品の受注拡大を図るとともに、全グループを挙げて生産性向上と原価低減に取り組みました。

  その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は642億2千8百万円(前年同期比45.8%増)となりました。利益面では、電子部品事業と電機部品事業が増収となったことなどにより、営業利益は59億6千2百万円(前年同期比720.3%増)、経常利益は60億7千5百万円(前年同期比672.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は45億9百万円(前年同期比749.5%増)となりました。

 

  セグメントの業績は、次のとおりであります。

(金型)

  金型事業については、車載用モーターコア金型の需要に対応しました。その結果、売上高は48億7千2百万円(前年同期比11.1%増)となりました。営業利益は増収の結果、5億5千7百万円(前年同期比23.1%増)となりました。

 

(電子部品)

  電子部品事業については、各種半導体の好調な需要に対応しました。その結果、売上高は267億8千2百万円(前年同期比38.9%増)となりました。営業利益は増収に加え原価低減に取り組んだ結果、24億7千1百万円(前年同期比301.6%増)となりました。

 

(電機部品)

  電機部品事業については、拡大する電動車向け駆動・発電用モーターコアの需要に対応しました。その結果、売上高は353億4千5百万円(前年同期比59.5%増)となりました。営業利益は増収に加え原価低減に取り組んだ結果、44億8千2百万円(前年同期比366.9%増)となりました。

 

(工作機械)

  工作機械事業については、平面研削盤市場の回復の遅れが影響し、販売台数は伸び悩みました。その結果、売上高は3億9千6百万円(前年同期比0.3%減)、営業損失は1億4千7百万円(前年同期は営業損失9千9百万円)となりました。

 

  なお、上記セグメント売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高31億6千9百万円を含めて表示しております。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ192億5千2百万円増加し1,155億8百万円となりました。これは主に現金及び預金、並びに有形固定資産が増加したことによるものであります。

負債合計は139億5千6百万円増加し624億3千万円となりました。これは主に長期借入を実施したこと及び買掛金が増加したことによるものであります。

純資産合計は52億9千5百万円増加し530億7千8百万円となりました。これは主に利益剰余金及び為替換算調整勘定が増加したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、230億8千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ57億1千1百万円増加しました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

    (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、増加した資金は66億4千万円(前年同期比30億1千3百万円増)となりました。

これは、主に売上債権の増加42億1千万円及びたな卸資産の増加12億8千6百万円により資金が減少した一方、税金等調整前四半期純利益62億1千6百万円、非資金項目の減価償却費39億4千4百万円及び仕入債務の増加24億6千9百万円により資金が増加したことによるものであります。

      (投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は101億6千5百万円(前年同期比19億3千5百万円増)となりました。

これは、主に成長分野への先行投資を含む有形固定資産の取得98億6千9百万円によるものであります。

      (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、増加した資金は89億2千万円(前年同期比60億3千1百万円増)となりました。

これは、主に借入金の返済14億1百万円及び前期末配当の支払い6億5千7百万円により減少した一方、長期借入110億円の実施により増加したことによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、225百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(7)主要な設備

 当社は当第2四半期からセグメント別の年間設備投資計画を開示することといたしました。

 当期(2021年2月1日~2022年1月31日)における、設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

 

設備の新設等

セグメント毎の内訳は以下のとおりであります。

セグメントの名称

2021年度

(百万円)

設備の内容

金型

800

能力増強、生産性向上、更新のための生産設備 等

電子部品

4,270

同上

電機部品

17,060

同上

工作機

78

更新のための生産設備 等

その他

792

基幹システムソフトウェア 等

23,000

注:設備投資計画の所要資金は、自己資金及び借入金で充当する予定です。

 

設備の除却等

経常的な設備の更新のための除却及び売却を除き、重要な設備の除却及び売却は見込んでおりません。

 

(8)生産、受注及び販売の実績

 当第2四半期連結累計期間において、新規製品の受注増加等により電子部品事業及び電機部品事業の販売実績、受注実績、生産実績が以下のとおり著しく増加しております。

 

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年2月1日

    至 2021年7月31日)

前年同期比(%)

生産実績

電子部品(百万円)

26,761

39.0

電機部品(百万円)

35,589

57.6

受注実績

電子部品(百万円)

30,646

60.4

電機部品(百万円)

35,715

63.2

販売実績

電子部品(百万円)

26,782

38.9

電機部品(百万円)

35,344

59.5

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。