当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間末(2022年7月31日)現在において、当社グループが判断したものであります。
第1四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、前年同期比較は、当該会計基準等の適用前の前第2四半期連結累計期間の数値を用いております。収益認識会計基準等の適用が業績に与える影響の詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)及び(セグメント情報) 2.報告セグメントの変更に関する事項」に記載しております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経済環境は、中国のロックダウンによるサプライチェーンの混乱や欧州における地政学リスクの顕在化を受けた世界的なインフレ進行などにより、先行き不透明な状況が続きました。
当社グループの主たる供給先の状況として、自動車業界においては、中国のロックダウンや半導体不足により、自動車各社の減産があったものの、電動車関連の需要は堅調に推移しました。また、半導体業界においては、期初来、総じて好調に推移していましたが、足元では情報端末機器向け等で需要減少の影響が見られました。
このような事業環境のもと、当社グループは超精密加工技術を核として、省資源・省エネルギーに貢献する製品・部品の受注拡大を図るとともに、顧客ニーズに応えるため、グローバル供給体制の強化を推し進めました。加えて、全グループを挙げて生産性向上、原価低減等に取り組みました。
これらの活動に加え、為替相場において大幅に円安が進行したことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は854億6千1百万円(前年同期比33.1%増)となりました。利益面では、電機部品事業と電子部品事業が増収となったことなどにより、営業利益は128億6千4百万円(前年同期比115.7%増)となりました。加えて、営業外の外貨建て金融資産の円換算による為替差益の増加により、経常利益は143億2千4百万円(前年同期比135.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は110億3千7百万円(前年同期比144.7%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間から、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報) 2.報告セグメントの変更に関する事項」に記載しております。
(金型・工作機械)
金型・工作機械事業については、電機部品事業、電子部品事業の好調な需要に対応しました。その結果、売上高は59億5千8百万円(前年同期比13.3%増)となりました。営業利益は増収の結果、6億7千4百万円(前年同期比64.6%増)となりました。
(電子部品)
電子部品事業については、各種半導体の好調な需要に対応しました。これに加え、為替相場において大幅に円安が進行したことなどにより、売上高は361億5千5百万円(前年同期比35.0%増)となりました。営業利益は増収に加え原価低減等に取り組んだ結果、71億8千9百万円(前年同期比190.9%増)となりました。
(電機部品)
電機部品事業については、電動車向け駆動・発電用モーターコアの堅調な需要に対応しました。その結果、売上高は471億8千4百万円(前年同期比33.5%増)となりました。営業利益は増収の結果、51億1千9百万円(前年同期比14.2%増)となりました。
なお、上記セグメント売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高38億3千7百万円を含めて表示しております。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ195億1千9百万円増加し1,535億5千5百万円となりました。これは主に現金及び預金、受取手形、売掛金及び契約資産並びに有形固定資産が増加したことによるものであります。
負債合計は47億9千6百万円増加し774億4千9百万円となりました。これは主に買掛金が増加したことによるものであります。
純資産合計は147億2千2百万円増加し761億6百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと及び為替換算調整勘定が増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、333億7千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億3千1百万円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は83億9千万円(前年同期比17億4千9百万円増)となりました。
これは、主に法人税等の支払額32億2千2百万円、売上債権の増加31億7千9百万円及び棚卸資産の増加28億5百万円により資金が減少した一方、税金等調整前四半期純利益153億5千6百万円、非資金項目の減価償却費44億4千1百万円により資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は59億7千7百万円(前年同期比41億8千7百万円減)となりました。
これは、有形固定資産の売却による収入22億2千7百万円により資金が増加した一方、主に電機部品事業における、新規製品及び生産能力増強のための設備投資など有形固定資産の取得80億1千4百万円により資金が減少したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は17億3千9百万円(前期は資金の増加89億2千万円)となりました。
これは、前述の設備投資を使途とする長期借入による収入60億円により資金が増加した一方、長期借入金の返済56億9千9百万円及び配当金の支払い20億1千万円により資金が減少したものであります。
なお、これらの増減の他、資金に係る為替換算差額15億5千8百万円により資金が増加しております。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、282百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、設備の新設、除却等の計画について重要な変更はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、著しい増減があったものは次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
当第2四半期連結累計期間 (自 2022年2月1日 至 2022年7月31日) |
前年同期比(%) |
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生産実績 |
電子部品(百万円) |
36,179 |
35.2 |
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電機部品(百万円) |
48,708 |
36.9 |
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受注実績 |
電機部品(百万円) |
49,088 |
34.5 |
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販売実績 |
電子部品(百万円) |
36,155 |
35.0 |
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電機部品(百万円) |
47,184 |
33.5 |
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。