第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

     当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間末(2023年4月30日)現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経済環境は、欧州における地政学リスクの長期化や世界的なインフレの高止まり、各国の政策金利引き上げによる金融不安等の影響により、先行き不透明な状況が続きました。

  当社グループの主たる供給先の状況として、自動車業界においては、車載用半導体の供給不足緩和により、生産活動が徐々に正常化しつつあるなか、電動車関連の需要は堅調に推移しました。また、半導体業界においては、情報端末向けをはじめとする各種半導体の需要が総じて減少したことにより、市況の悪化が進みました。

 このような事業環境のもと、当社グループは超精密加工技術を核として、省資源・省エネルギーに貢献する製品・部品の受注拡大を図るとともに、顧客ニーズに応えるため、グローバル供給体制の強化を推し進めました。加えて、全グループを挙げて生産性向上、原価低減等に取り組みました。

 その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は452億6千5百万円(前年同期比5.8%増)となりました。利益面では、主に電子部品事業が減収となったことなどにより、営業利益は38億2千3百万円(前年同期比42.1%減)、経常利益は45億3千7百万円(前年同期比44.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は32億1千3百万円(前年同期比53.0%減)となりました。

 なお、北米市場における電動車市場のさらなる拡大が見込まれることから、メキシコ合衆国グアナファト州にモーターコアの製造及び販売を目的とする子会社の設立を、2023年5月の取締役会にて決議しました。

 今後も引き続き、全グループを挙げて収益拡大に取り組んで参ります。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

(金型・工作機械)

 金型・工作機械事業については、電機部品事業の堅調な需要に対応しました。その結果、売上高は29億5千4百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は3億5百万円(前年同期比3.4%増)となりました。

 

(電子部品)

 電子部品事業については、半導体各社の在庫調整継続による受注減少の影響により、売上高は133億5千6百万円(前年同期比26.3%減)、営業利益は11億5千2百万円(前年同期比67.9%減)となりました。

 

(電機部品)

 電機部品事業については、電動車向け駆動・発電用モーターコアの堅調な需要に対応しました。その結果、売上高は306億5千3百万円(前年同期比30.3%増)、営業利益は先行投資に伴う各種費用の増加があるものの、増収の結果、26億9千7百万円(前年同期比3.1%増)となりました。

 

 なお、上記セグメント売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高16億9千8百万円を含めて表示しております。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ91億2千1百万円増加し、1,689億2千5百万円となりました。これは主に、現金及び預金、電子記録債権並びに有形固定資産が増加したことによるものであります。

 負債合計は、65億5千万円増加し、857億4千7百万円となりました。これは主に、長期借入を実施したことによるものであります。

 純資産合計は、25億7千万円増加し、831億7千8百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと及び為替換算調整勘定が増加したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、記載を省略して

おります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はなく、また、新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、120百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)主要な設備

 当第1四半期連結累計期間において、設備の新設、除却等の計画について重要な変更はありません。

 

(8)生産、受注及び販売の実績

 当第1四半期連結累計期間において、著しい増減があったものは次のとおりであります。

 

セグメントの名称

当第1四半期連結累計期間

(自 2023年2月1日

至 2023年4月30日)

前年同期比(%)

受注実績

電子部品

(百万円)

14,189

△30.5

電機部品

(百万円)

34,593

31.2

販売実績

電機部品

(百万円)

30,653

30.3

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。