第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間における経済情勢は、米国経済は、景気は回復基調で推移しました。欧州においては、景気は緩やかな持ち直しの動きが続きましたが、アジアにおいては、中国および東南アジアで成長テンポは鈍化傾向となりました。わが国においては、景気は足取りは重いながらも緩やかな回復が続きました。

当社グループの主要関連市場におきましては、工作機械市場では、アジア市場を中心に需要は好調に推移しましたが、特機事業におけるPOS関連市場では、米国および欧州ともに需要は伸び悩みました。また、精密部品に関連する市場では、時計部品の需要が好調に推移しました。

なお、当第3四半期連結累計期間における為替レートは、前年同期に比べ米ドルは円安水準で、ユーロは円高水準で推移しました。

このような状況のなか、当第3四半期連結累計期間の売上高は、工作機械の販売が増加したことに加え、円安の効果もあり、401億5千2百万円(前年同期比11.1%増)となりました。利益につきましては、営業利益は41億7千5百万円(同8.1%増)となりましたが、経常利益は、営業外費用で6億6千1百万円の為替差損が発生したことなどから、37億8千5百万円(同13.4%減)、四半期純利益は27億2千4百万円(同22.4%減)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

(特機事業)

小型プリンターでは、円安の効果があったものの、米国市場は販売代理店の在庫調整の影響を受け、また、欧州市場は市況の回復ペースが鈍かったことで、売上は減少しました。アジア市場は、中国での販売が伸び悩んだことから売上は減少しました。また、国内市場は、大口案件の販売がなかったことなどにより、売上は減少しました。

以上の結果、当事業の売上高は83億2千9百万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は、新たな事業の開発費用などが発生したこともあり、11億3千3百万円(同25.5%減)となりました。

(工作機械事業)

CNC自動旋盤では、米国市場は、円安の効果に加え医療関連の販売が堅調に推移し、売上は大幅に増加しました。欧州市場は、自動車関連などの販売が堅調に推移し、売上は前年同期並みとなりました。アジア市場は、東アジアを中心に自動車関連の販売が好調に推移し、売上は大幅に増加しました。国内市場は、自動車関連を中心に市況は堅調に推移し、売上は増加しました。

以上の結果、当事業の売上高は280億7千2百万円(前年同期比17.8%増)となり、営業利益は42億4千2百万円(同21.0%増)と大幅な増益となりました。

(精密部品事業)

時計部品は、腕時計メーカーの販売好調を受け売上は増加しました。非時計部品は、円安の効果があったものの、HDD部品の販売の落ち込みなどにより、売上は微減となりました。

以上の結果、当事業の売上高は37億5千1百万円(前年同期比4.3%増)となりましたが、営業利益は5億2千9百万円(同13.2%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の資産は、たな卸資産が増加したものの、現金及び預金や売上債権に加え固定資産が減少したことにより、前期末に比べ14億1千万円減少し688億5千万円となりました。負債は、仕入債務や賞与引当金などが減少したものの、退職給付に関する会計基準等の適用に伴い退職給付に係る負債が増加したことなどにより、前期末に比べ1億3千9百万円増加し184億9千7百万円となりました。純資産は、退職給付に関する会計基準等の適用などによる利益剰余金の減少に加え為替換算調整勘定が減少したことにより、前期末に比べ15億4千9百万円減少し503億5千3百万円となりました。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は14億6千6百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。