当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における経済情勢は、米国経済は回復基調で推移し、欧州も緩やかな回復が続きました。アジアにおいては、中国の景気は緩やかに減速しましたが、東南アジアでは一部持ち直しの動きもみられました。わが国においては、景気は緩やかながら回復が続きました。
当社グループの主要関連市場におきましては、特機事業におけるPOS関連市場で需要は回復傾向で推移しましたが、工作機械市場および精密部品に関する市場では、需要は伸び悩みました。
なお、当第1四半期連結累計期間における為替レートは、前年同期に比べ米ドル、ユーロはともに円高水準で推移しました。
このような状況のなか、当第1四半期連結累計期間の売上高は、工作機械および精密部品の販売が減少したことに加え、円高の影響もあり、110億3千6百万円(前年同期比10.5%減)となりました。利益につきましては、営業利益は8億2百万円(同33.1%減)、経常利益は7億5千1百万円(同17.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億5千3百万円(同18.1%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(特機事業)
小型プリンターでは、米国市場は販売代理店の在庫調整が一巡し、欧州市場は市況が回復傾向で推移しましたが、円高の影響があり、売上は前年同期並みに留まりました。アジア市場は中国での販売の落ち込みなどにより、売上は減少しました。国内市場はmPOS向けの販売が好調に推移し、売上は増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は27億7千万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は3億8千9百万円(同5.1%増)となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、米国市場は主力の医療関連は堅調に推移しましたが、円高の影響があり、売上は前年同期並みとなりました。欧州市場は東欧などの新興国で販売が低調だったことに加え、ドイツなどの主要国でも販売が伸び悩んだことなどから、売上は減少しました。アジア市場は主に中国での販売は伸びたものの、その他地域の落ち込みを補えず、売上は減少し、国内市場も設備投資に慎重な動きなどもあり、売上は減少しました。
以上の結果、当事業の売上高は72億7百万円(前年同期比13.1%減)、営業利益は9億2千6百万円(同23.2%減)となりました。
(精密部品事業)
時計部品は、腕時計メーカーの生産調整の影響もあり、売上は前年同期並みとなりました。非時計部品は、HDD部品で需要減少の影響を受けたほか、自動車部品の減少などもあり、売上は大幅に減少しました。
以上の結果、当事業の売上高は10億5千8百万円(前年同期比17.2%減)となり、営業利益は7千7百万円(同60.2%減)と大幅な減少となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産は、売上債権や有形固定資産などが減少したことにより、前期末に比べ34億7百万円減少し644億2千万円となりました。負債は、仕入債務や流動負債のその他などが減少したことにより、前期末に比べ15億5千5百万円減少し160億7千3百万円となりました。純資産は、主に為替換算調整勘定が減少したことにより、前期末に比べ18億5千1百万円減少し483億4千7百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は5億円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。