当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における経済情勢は、米国経済は回復基調で推移し、欧州も緩やかな回復が続きました。アジアにおいては、中国の景気は緩やかな減速が続きましたが、東南アジアでは持ち直しの動きもみられました。わが国においては、景気は緩やかな回復基調が続きました。
当社グループの主要関連市場におきましては、特機事業におけるPOS関連市場で需要は回復傾向で推移しましたが、工作機械市場および精密部品に関する市場では、需要は伸び悩みました。
なお、当第3四半期連結累計期間における為替レートは、前年同期に比べ米ドル、ユーロともに円高水準で推移しました。
このような状況のなか、当第3四半期連結累計期間の売上高は、工作機械および精密部品の販売が減少したことに加え、円高の影響もあり、351億3千4百万円(前年同期比12.5%減)となりました。利益につきましては、営業利益は26億5千2百万円(同36.5%減)、経常利益は24億6千4百万円(同34.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21億6千3百万円(同20.6%減)と大幅な減少となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(特機事業)
小型プリンターでは、円高の影響により、米国市場の売上は微増に留まり、欧州市場およびアジア市場は販売台数は伸張したものの、売上は減少しました。国内市場はmPOS向けの販売が好調に推移し、売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は84億6千7百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は12億1千1百万円(同6.9%増)と増収増益となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、欧米を中心に円高の影響を受けるなか、米国市場は主力の医療関連は堅調に推移しましたが、その他は伸び悩み売上は減少しました。欧州市場は東欧などの新興国や、ドイツなどの主要国でも販売が伸び悩んだことから、売上は大幅に減少しました。アジア市場は中国での販売は堅調に推移しましたが、その他の地域の落ち込みもあり、売上は減少しました。国内市場も設備投資に慎重な姿勢がみられ、売上は大幅に減少しました。
以上の結果、当事業の売上高は234億4千1百万円(前年同期比16.5%減)となり、営業利益は29億9百万円(同31.4%減)と大幅な減少となりました。
(精密部品事業)
時計部品は、腕時計メーカーの生産調整の影響もあり、売上は減少しました。非時計部品は、自動車部品などの減少や円高の影響により、売上は減少しました。
以上の結果、当事業の売上高は32億2千4百万円(前年同期比14.0%減)となり、営業利益は2億5千4百万円(同52.0%減)と大幅な減少となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末は全体に為替の影響を受けるなか、資産は、現金及び預金は増加したものの、売上債権やたな卸資産、また有形固定資産が減少したことにより、前期末に比べ39億1千8百万円減少の639億9百万円となりました。負債は、主に新株予約権付社債の発行により、前期末に比べ65億1千6百万円増加の241億4千5百万円となりました。純資産は、自己株式の取得や為替換算調整勘定の減少などにより、前期末に比べ104億3千4百万円減少の397億6千4百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は16億1千8百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。