当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における経済情勢は、米国の景気は着実な回復が続き、欧州の景気も緩やかに回復しました。アジアでは中国において持ち直しの動きがみられ、わが国においても景気は緩やかな回復基調が続きました。
当社グループの主要関連市場におきましては、工作機械市場では国内、海外ともに需要は前年同期を大幅に上回る水準で推移しました。特機事業におけるPOS関連市場においても欧州および国内市場を中心に需要は堅調に推移しましたが、精密部品関連市場では、一部の需要は伸び悩みました。
なお、当第3四半期連結累計期間における為替レートは、前年同期に比べ米ドルおよびユーロともに円安水準で推移しました。
このような状況のなか、当第3四半期連結累計期間の売上高は、工作機械の販売が好調に推移したことなどにより、434億1千2百万円(前年同期比23.6%増)と大幅な増収となりました。利益につきましては、営業利益は40億9千万円(同54.2%増)となり、経常利益は46億8千7百万円(同90.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、タイの製造子会社(精密部品事業)の減損損失を計上したものの31億3千3百万円(同44.8%増)と大幅な増益となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(特機事業)
小型プリンターでは、米国市場は販売代理店の一時的な在庫調整の影響などにより、売上は減少しました。欧州市場は先進国を中心とした市況の回復により、売上は増加しました。アジア市場は中国でドットインパクト製品の販売が伸び悩み、売上は減少しました。国内市場はmPOS向けの販売が好調に推移し、売上は増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は89億1千1百万円(前年同期比5.2%増)となりましたが、営業利益は10億7千7百万円(同11.1%減)となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、各地域で需要が旺盛に推移するなか、米国市場は医療関連を中心に、売上は大幅に増加しました。欧州市場は自動車関連を中心に設備投資の動きが続き、売上は大幅に増加しました。中国を中心としたアジア市場では自動車や通信、医療関連が、また国内市場では自動車関連の販売が好調に推移し、売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は314億2百万円(前年同期比34.0%増)、営業利益は48億3千2百万円(同66.1%増)と大幅な増収増益となりました。
(精密部品事業)
時計部品は、前半に腕時計メーカーの生産調整の影響を受けたものの、売上は前年同期並みとなりました。非時計部品は、医療関連部品は堅調に推移したものの、自動車部品およびHDD部品が減少したことなどにより売上は減少しました。
以上の結果、当事業の売上高は30億9千8百万円(前年同期比3.9%減)、営業利益は2億5千2百万円(同0.9%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、売上債権や新社屋建設に伴う建設仮勘定が増加したことなどにより、前期末に比べ48億4千3百万円増加の731億9千3百万円となりました。負債は、仕入債務の増加などにより、前期末に比べ37億3千2百万円増加の283億2千8百万円となりました。純資産は、自己株式の取得があったものの、剰余金の増加などにより、前期末に比べ11億1千万円増加の448億6千5百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は14億3千6百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。