当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における当社グループの主要関連市場におきましては、世界経済は製造業などを中心に回復傾向にありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響に加え、半導体をはじめとする部材の逼迫や物流の遅延などにより不透明な経済情勢が続きました。小型プリンターの需要については米国市場を中心に好調に推移し、主力の工作機械の需要も各市場で回復が進みました。
このような状況のなか、当第3四半期連結累計期間の売上高は、主に工作機械の販売が大幅に増加したことから456億4千7百万円(前年同期比44.3%増)となりました。利益につきましては、売上の大幅な増加などにより営業利益は53億9千3百万円(同429.6%増)、経常利益は55億4千万円(同347.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42億8千6百万円(同605.6%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。変更の詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。
(特機事業)
小型プリンターでは、米国市場はフードデリバリー向けの販売が好調に推移したことなどにより売上は大きく増加しました。欧州市場は大口案件を中心に販売は好調に推移し、また、国内市場はmPOS向けの需要が好調に推移したことから売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は119億9千1百万円(前年同期比36.4%増)、営業利益は22億6千1百万円(同72.2%増)と大幅な増収増益となりました。
(工作機械事業)
CNC自動旋盤では、米国市場では幅広い業種で好調に推移し売上は増加しました。欧州市場および国内市場では自動車関連向けが回復し販売が好調となり、また、アジア市場では中国における通信関連や自動車関連などを中心に好調な販売が続き、売上は大幅に増加しました。
以上の結果、当事業の売上高は336億5千5百万円(前年同期比47.3%増)、営業利益は44億2百万円(同212.9%増)と大幅な増収増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、有価証券などが減少したものの、現金及び預金や売上債権、たな卸資産が増加したことなどにより、前期末に比べ87億8百万円増加の803億3千万円となりました。負債は、仕入債務などが増加したものの、新株予約権付社債の減少などにより、前期末に比べ14億9千5百万円減少の203億4百万円となりました。純資産は、新株予約権付社債の転換による資本剰余金の増加や自己株式の減少などにより、前期末に比べ102億3百万円増加の600億2千5百万円となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は11億8千1百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。