第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当社は、2017年8月9日開催の取締役会において、日本共済株式会社の株式を取得し子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。また、2017年11月1日には株式の取得を実行いたしました。

 詳細等につきましては、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記(10.後発事象)」に記載のとおりであります。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

当社グループの当第2四半期連結累計期間においては、継続して「ものづくり」「ヘルスケア」「創薬」「シニア・ライフ」「アグリ・フード」各分野の収益力の強化に取り組んでまいりました。

当第2四半期連結累計期間における事業の状況は、ものづくり分野ではテイボー株式会社の、主としてペン先部材の生産・販売事業において、国内及び海外向け売上がともに堅調に推移したこと、ヘルスケア分野では、既存事業の成長に加え前第1四半期連結会計期間に実施した買収が寄与したこと等により、増収増益となりました。また、その他の分野についても堅調に推移いたしました。結果、売上収益は258億90百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は21億61百万円(前年同期比70.2%増)、四半期利益は15億92百万円となりました。

なお、前連結会計年度において、当社グループが保有するNKプロパティ合同会社の全持分を譲渡いたしました。そのため、当該事業について非継続事業として分類いたしました。又、前会計年度における企業結合の暫定的な会計処理を確定させたことに伴い、比較年度の損益情報は、修正再表示しております。

 

セグメント別の業績は次のとおりであります。

なお、各セグメント別の売上収益は外部顧客への売上収益を記載しており、またセグメント損益は各セグメント間取引の調整額を加算したものであります。

 

① ものづくり

テイボー株式会社の、主としてペン先部材の生産・販売事業において、国内及び海外向け売上がともに堅調に推移し、売上収益は56億43百万円と前年同期と比べ4億85百万円(9.4%増)の増収となりました。セグメント利益は、15億28百万円(13.5%増)と前年同期と比べ1億81百万円の増益となりました。

 

② ヘルスケア

レセプト・データの分析及び調査事業、遠隔医療支援サービス事業、歯科及び医療機関に対する歯科材料・医療材料の通信販売事業等が各事業とも順調に推移した他、2016年6月23日にグループへ加わった株式会社ユニケソフトウェアリサーチの業績が寄与いたしました。その結果、売上収益は102億45百万円と前年同期と比べ24億31百万円(31.3%増)の増収、セグメント利益は、13億89百万円(169.9%増)と前年同期と比べ8億74百万円の増益となりました。

 

③ 創薬

前第1四半期連結会計期間にグループへ加わった株式会社ジーンテクノサイエンスのバイオ医薬品事業が寄与し、売上収益は4億41百万円と前年同期と比べ76百万円(167.7%増)の増収となりました。セグメント損失は、6億19百万円と前年同期と比べ1億17百万円、損失が減少いたしました。

 

④ シニア・ライフ

主としてシニア層向けの通信販売事業を営むシニア・ライフ分野においては、消費の伸び悩みにより、売上収益は92億26百万円と前年同期と比べ8億86百万円(8.8%減)の減収となりました。セグメント損失は、70百万円(前年同期はセグメント利益2億8百万円)と前年同期と比べ2億78百万円の減益となりました。

 

⑤ アグリ・フード

売上収益は77百万円と前年同期と比べ11百万円(7.0%増)の増収、セグメント損失は、63百万円(前年同期はセグメント損失61百万円)と前年同期と比べ百万円、損失が増加いたしました。

 

⑥ その他

その他の事業におきましては、売上収益が56百万円、セグメント利益が百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は1,273億86百万円となり、前連結会計年度末と比較して110億76百万円増加いたしました。

流動資産は、5億4百万円の減少となりました。これは主に借入金の返済により現金及び現金同等物が9億17百万円減少し、売上債権およびその他の債権1億58百万円減少し、棚卸資産が3億94百万円増加したことによるものです。

非流動資産は、115億81百万円の増加となりました。これは主に公正価値評価の結果その他の金融資産が113億96百万円増加したことによるものです。

負債は、16億95百万円の増加となりました。これは主に金融資産の公正価値評価に伴い、繰延税金負債が36億41百万円増加し、借入金(流動・非流動)が15億91百万円、未払法人所得税が6億79百万円減少したことによるものです。

資本は93億81百万円の増加となりました。これは主に金融資産の公正価値評価に伴う包括利益の計上によるその他の資本の構成要素の増加及び四半期利益の計上による剰余金の増加によるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9億17百万円減少し243億97百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは8億91百万円の資金の増加となりました。資金の増加の主な要因は、税引前四半期利益27億22百万円、減価償却費及び償却費7億48百万円となっております。資金減少の主な要因は、法人所得税費用の支払及び還付額17億40百万円、棚卸資産の増加額3億89百万円となっております。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは3百万円の資金の増加となりました。資金の増加の主な要因は、その他の金融資産の回収による収入8億15百万円、資金の減少の主な要因は有形固定資産の取得による支出5億42百万円、無形資産の取得等によるその他の支出2億28百万円となっております。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは18億24百万円の資金の減少となっております。資金の減少の主な要因は、長期借入金の返済による支出が17億32百万円、配当金の支払額1億78百万円となっております。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(5)研究開発活動

当社グループの当第2四半期連結累計期間の研究開発費に係る総額は719百万円(当第2四半期連結累計期間の総製造費用に計上した試験研究費17百万円を含む)となっております。

なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動について重要な変更はありません。