第5【経理の状況】

1 連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に準拠して作成しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

 なお、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2 監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年1月1日から2022年12月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年1月1日から2022年12月31日まで)の財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人により監査を受けております。

 

3 連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取り組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、セミナーへの参加や参考図書によって理解を深めております。

 

4 IFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について

 IFRSの適用においては、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の把握を行っています。またIFRSに基づいた適正な連結財務諸表等を作成するために、IFRSに準拠したグループ会計方針を作成し、これに基づいて会計処理を行っています。

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

5,15,30

38,141

96,436

売上債権及びその他の債権

5,6,15

21,865

14,834

契約資産

5,24

9

未収還付法人税等

 

1,664

23

棚卸資産

7,15

14,638

16,107

その他の金融資産

529

386

その他の流動資産

1,122

750

流動資産合計

 

77,972

128,539

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

9,15

9,361

7,314

使用権資産

16

8,663

2,889

のれん

10

72,179

48,589

無形資産

10

83,065

78,302

持分法で会計処理されている投資

12

4,536

2,630

退職給付に係る資産

19

324

303

その他の金融資産

4,561

37,069

繰延税金資産

13

3,262

1,574

その他の非流動資産

8,15

213

44

非流動資産合計

 

186,168

178,717

資産合計

 

264,141

307,257

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

仕入債務及びその他の債務

5,14

13,282

6,296

借入金

5,15

21,897

18,995

契約負債

24

3,377

208

リース負債

1,212

665

その他の金融負債

252

209

未払法人所得税

 

1,098

35,324

引当金

17

87

138

その他の流動負債

18,33

4,897

5,271

流動負債合計

 

46,106

67,109

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

借入金

5,15

73,721

29,058

リース負債

7,618

2,359

繰延税金負債

13

8,706

15,302

退職給付に係る負債

19

632

283

引当金

17

302

61

その他の非流動負債

18

317

213

非流動負債合計

 

91,298

47,278

負債合計

 

137,404

114,388

 

 

 

 

資本

 

 

 

資本金

20

7,025

7,025

資本剰余金

20

41,406

41,411

利益剰余金

20

63,522

157,838

自己株式

20

1,169

1,119

その他の資本の構成要素

20

239

12,636

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

111,024

192,518

非支配持分

32

15,711

350

資本合計

 

126,736

192,869

負債及び資本合計

 

264,141

307,257

 

②【連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

継続事業

 

 

 

売上収益

4,24

54,481

73,515

売上原価

29,717

43,986

売上総利益

 

24,763

29,529

販売費及び一般管理費

25

17,839

22,406

その他の収益

26

253

341

その他の費用

11,26

1,109

6,202

営業利益

 

6,068

1,262

持分法による投資損益

12

248

2,286

金融収益

27

1,027

6,767

金融費用

27

1,532

1,798

税引前当期利益

 

5,315

3,944

法人所得税費用

13

887

209

継続事業からの当期利益

 

4,427

4,153

 

 

 

 

非継続事業

 

 

 

非継続事業からの当期利益

35

2,168

97,552

当期利益

 

6,595

101,706

 

 

 

 

当期利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

5,115

101,548

非支配持分

 

1,480

157

 

 

 

 

1株当たり当期利益

28

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

 

143.58

2,848.36

継続事業

 

124.23

116.27

非継続事業

 

19.35

2,732.09

希薄化後1株当たり当期利益(円)

 

140.64

2,845.48

継続事業

 

124.02

113.49

非継続事業

 

16.62

2,731.99

 

③【連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

当期利益

 

6,595

101,706

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

29

119

12,268

確定給付制度の再測定

29

48

8

持分法適用会社に対する持分相当額

29

77

純損益に振り替えられることのない項目

合計

 

245

12,259

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

29

1,034

840

持分法適用会社に対する持分相当額

29

0

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

1,034

840

税引後その他の包括利益

 

1,280

13,100

当期包括利益合計

 

7,876

88,605

 

 

 

 

当期包括利益合計の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

6,396

88,448

非支配持分

 

1,480

157

 

④【連結持分変動計算書】

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

新株

予約権

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

当期首残高

 

7,025

41,379

59,136

1,211

8

717

当期利益

 

 

 

5,115

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

196

当期包括利益合計

 

5,115

196

非支配持分との取引等

 

 

28

 

 

 

 

配当金

21

 

 

855

 

 

 

自己株式の取得

20

 

 

 

0

 

 

自己株式の処分

20

 

12

 

42

 

 

その他の包括利益から利益剰余金への振替

 

 

126

 

 

77

その他

 

 

13

 

 

 

 

所有者との取引合計

 

26

728

42

77

当期末残高

 

7,025

41,406

63,522

1,169

8

597

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本合計

 

その他の資本の構成要素

合計

 

在外営業活動体の換算差額

確定給付制度の再測定

合計

当期首残高

 

206

914

105,414

13,769

119,183

当期利益

 

 

 

5,115

1,480

6,595

その他の包括利益

 

1,034

48

1,280

1,280

 

1,280

当期包括利益合計

 

1,034

48

1,280

6,396

1,480

7,876

非支配持分との取引等

 

 

 

28

462

490

配当金

21

 

 

855

 

855

自己株式の取得

20

 

 

0

 

0

自己株式の処分

20

 

 

54

 

54

その他の包括利益から利益剰余金への振替

 

48

126

 

その他

 

 

 

13

 

13

所有者との取引合計

 

48

126

785

462

323

当期末残高

 

828

239

111,024

15,711

126,736

 

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

新株

予約権

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

当期首残高

 

7,025

41,406

63,522

1,169

8

597

当期利益

 

 

 

101,548

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

12,268

当期包括利益合計

 

101,548

12,268

非支配持分との取引等

 

 

 

 

 

 

 

配当金

21

 

 

7,305

 

 

 

連結子会社の売却による減少

 

 

 

62

 

 

233

自己株式の取得

20

 

 

 

0

 

 

自己株式の処分

20

 

5

 

49

 

 

その他の包括利益から利益剰余金への振替

 

 

8

 

 

 

その他

 

 

0

 

 

 

 

所有者との取引合計

 

5

7,233

49

233

当期末残高

 

7,025

41,411

157,838

1,119

8

12,633

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本合計

 

その他の資本の構成要素

合計

 

在外営業活動体の換算差額

確定給付制度の再測定

合計

当期首残高

 

828

239

111,024

15,711

126,736

当期利益

 

 

 

101,548

157

101,706

その他の包括利益

 

840

8

13,100

13,100

 

13,100

当期包括利益合計

 

840

8

13,100

88,448

157

88,605

非支配持分との取引等

 

 

 

90

90

配当金

21

 

 

7,305

 

7,305

連結子会社の売却による減少

 

 

 

233

296

15,609

15,313

自己株式の取得

20

 

 

0

 

0

自己株式の処分

20

 

 

54

 

54

その他の包括利益から利益剰余金への振替

 

8

8

 

その他

 

 

 

0

 

0

所有者との取引合計

 

8

224

6,954

15,518

22,472

当期末残高

 

11

12,636

192,518

350

192,869

 

⑤【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前当期利益

 

5,315

3,944

非継続事業からの税引前当期利益

35

4,286

147,175

利益に対する調整項目

 

 

 

減価償却費及び償却費

 

6,001

5,251

固定資産に係る損益(△は益)

 

42

5,934

子会社株式売却損益(△は益)

 

9

100,726

子会社清算損益(△は益)

 

20

投資有価証券評価損益(△は益)

 

46,108

金融収益

 

1,070

6,767

金融費用

 

1,719

1,808

持分法による投資損益(△は益)

 

248

2,286

その他

 

26

1,375

利益に対する調整項目合計

 

6,906

139,675

小計

 

16,508

11,444

営業活動に係る資産・負債の増減

 

 

 

売上債権及びその他の債権の増減額

(△は増加)

 

6,042

538

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

2,762

85

仕入債務及びその他の債務の増減額

(△は減少)

 

3,375

1,116

その他

 

499

1,102

営業活動に係る資産・負債の増減合計

 

4,930

609

小計

 

11,577

12,054

利息及び配当金の受取額

 

97

305

利息の支払額

 

1,115

868

法人所得税費用の支払額及び還付額

 

6,652

246

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

3,907

11,738

 

 

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

 

966

1,202

有形固定資産の売却による収入

 

5

0

無形資産の取得による支出

 

1,232

755

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

30

38,923

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入

30

9

96,200

子会社の清算による支出

 

37

持分法で会計処理されている投資の取得による支出

 

380

その他の金融資産の取得による支出

 

585

817

その他の金融資産の売却及び償還による収入

 

1,335

453

その他

 

102

69

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

40,460

93,391

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入れによる収入

30

27,651

14,900

短期借入金の返済による支出

30

35,222

13,914

長期借入れによる収入

30

31,492

35,000

長期借入金の返済による支出

30

17,407

75,044

アレンジメントフィー等の支払額

 

525

455

配当金の支払額

21

855

7,305

リース負債の返済による支出

30

1,313

807

子会社新株予約権の行使による収入

 

454

39

非支配持分との取引による収入

30

1

1

その他

 

0

0

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

4,275

47,586

 

 

 

 

現金及び現金同等物の為替変動による影響額

 

821

752

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

31,455

58,295

現金及び現金同等物の期首残高

 

69,596

38,141

現金及び現金同等物の期末残高

30

38,141

96,436

 

【連結財務諸表注記】

1.報告企業

 ノーリツ鋼機株式会社(以下「当社」という。)は、日本国に所在する株式会社であります。本連結財務諸表は、当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されております。当社グループは、グローバルに通用する高い技術を活用したものづくり(部品・材料)事業、ものづくり(音響機器関連)事業を主に行っております。当連結会計年度において、株式会社JMDC(以下「JMDC」という。)の一部株式譲渡により、医療情報に関する事業を非継続事業に分類しております。それに伴い、「ヘルスケア」セグメントを廃止いたしました。事業の詳細は、注記「4.事業セグメント」に記載しております。当社グループの2022年12月31日に終了する期間の連結財務諸表は、2023年3月23日開催の当社取締役会によって承認されております。

 

2.作成の基礎

(1) 連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

 当社グループの連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしていることから、同第93条の規定により、IFRSに準拠して作成しております。

 当社グループは、2016年3月期からIFRSを適用しております。

 

(2) 測定の基礎

 当社グループの連結財務諸表は、注記「3.重要な会計方針」にて別途記載している場合を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3) 機能通貨及び表示通貨

 当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、特に注釈のない限り、百万円未満の端数を切り捨てて表示しております。

 

(4) 重要な会計上の見積り及び判断の利用

 連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが要求されております。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した会計期間及び将来の会計期間において認識しております。

 経営者が行った重要な見積り及び判断を行った項目で連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断項目は以下のとおりであります。

 

 のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の減損(注記「3.重要な会計方針 (9) 非金融資産の減損」)

 のれんの減損の判断及び耐用年数を確定できない無形資産の減損金額を判断する際に、のれんが配分された又は耐用年数を確定できない無形資産が属する資金生成単位グループの回収可能価額の見積りが必要となります。

 回収可能価額の見積りにあたり、資金生成単位グループにより生じることが予想される将来キャッシュ・フロー及びその現在価値を算定するための割引率を見積っております。

 もし、資金生成単位グループにより生じると予想した将来キャッシュ・フローが減少した場合又は現在価値を算定するための割引率が上昇した場合には減損損失が発生する可能性があります。

 

(5) 基準及び解釈指針の早期適用

 当社グループは、「投資者とその関連会社又は共同支配企業の間での資産の売却又は拠出」(IFRS第10号「連結財務諸表」及びIAS第28号「関連会社及び共同支配企業に対する投資」の修正)を2020年3月期より早期適用しております。

 

(6) 未適用の公表済み基準書及び解釈指針

 連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が行われた新基準書及び新解釈指針のうち、重要な影響があるものはありません。

 

3.重要な会計方針

(1) 連結の基礎

① 子会社

 子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。その企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、その企業に対するパワーによりそのリターンに影響を及ぼす能力を有している場合、当社グループはその企業を支配しています。

 当社グループは投資先の議決権の過半数を有していなくても、他の議決権保有者との契約上の取決め、他の契約上の取決めから生じる権利、事実上の支配等の要因を考慮してパワーを有すると判断することがあります。

 子会社の財務諸表は、支配を獲得した日から支配を喪失する日までの間、当社グループの連結財務諸表に含まれております。

 連結子会社の決算日が連結決算日と異なる場合には、連結会計年度末日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

 子会社が適用する会計方針が当社の適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて調整を行っております。

 連結財務諸表の作成にあたり、当社グループ間の債権債務残高及び取引、並びに当社グループ内の取引によって発生した未実現損益は消去しております。

 支配を喪失しない子会社の当社グループの所有持分の変動は、資本取引として会計処理しております。

 当社グループが子会社の支配を喪失する場合、処分損益は以下の差額として算定し、純損益で認識します。

・受取対価の公正価値及び残存部分の公正価値の合計

・子会社の資産(のれんを含む)、負債及び非支配持分の支配喪失時の帳簿価額

 

② 関連会社

 関連会社とは、当社グループが当該その企業の財務及び経営方針に対して重要な影響力を有しているものの、支配又は共同支配を有していない企業をいいます。関連会社に対する投資は、持分法を用いて会計処理しており、取得時に取得原価で認識しております。当社の投資には、取得時に認識したのれんが含まれております。

 連結財務諸表には、重要な影響力を有した日から重要な影響力を喪失する日までの純損益及びその他の包括利益の当社の持分を認識し、投資額を修正しています。

 関連会社の損失に対する当社グループの持分相当額が当該会社に対する投資持分を超過するまで、当該持分相当額は純損益に計上しております。さらなる超過額は、当該投資持分の帳簿価額をゼロまで減額し、当社グループが関連会社に代わって債務(法的債務又は推定的債務)を負担する、又は支払いを行う場合を除き、損失として認識しておりません。

 

③ 共同支配企業

 共同支配企業とは、当社を含む複数の当事者により支配が共有され、重要な事業活動の意思決定に、支配を共有している当事者の全員一致の合意を必要とする企業をいいます。共同支配企業への投資は、持分法を用いて会計処理しております。

 

(2) 企業結合

 企業結合は、取得法を用いて会計処理しております。取得原価は、当社グループが移転した資産、当社グループが引き受けた被取得企業の旧所有者の負債、偶発負債及び支配獲得日における当社グループが発行した資本性金融商品の公正価値の合計として測定されます。取得原価と被取得企業の非支配持分の金額合計が、識別可能な資産及び負債の公正価値の正味の金額を超過する場合は、連結財政状態計算書においてのれんとして計上しております。また、下回る場合には、直ちに連結損益計算書において純損益として認識しております。

 企業結合が生じた期間の末日までに企業結合の当初の会計処理が完了していない場合には、暫定的な金額で会計処理を行い、取得日から1年以内の測定期間において、暫定的な金額の修正を行います。

 なお、発生した取得関連費用は、発生時に費用処理しております。

 

(3) 外貨換算

① 外貨建取引

 グループ内の各企業はそれぞれ独自の機能通貨を定めており、各企業の取引はその機能通貨により測定しております。

 外貨建取引は、取引日の直物為替レートを用いて機能通貨に換算しております。外貨建の貨幣性資産及び負債は、期末日の直物為替レートにより機能通貨に換算しております。当該換算及び決済により生じる換算差額は、純損益で認識しております。

 取得原価により測定する外貨建の非貨幣性資産及び負債は、取引日の直物為替レートにより機能通貨に換算しております。公正価値により測定する外貨建の非貨幣性資産及び負債は、当該公正価値の算定日における直物為替レートにより機能通貨に換算しております。非貨幣性資産及び負債の為替換算差額は、非貨幣性資産及び負債に係る利得又は損失をその他の包括利益に認識する場合には、当該利得又は損失の為替部分はその他の包括利益に認識し、非貨幣性資産及び負債に係る利得又は損失を純損益に認識する場合には、当該利得又は損失の為替部分は純損益で認識しております。

 

② 在外営業活動体

 表示通貨と異なる機能通貨を使用している在外営業活動体については、資産及び負債は期末日の直物為替レートにより、収益及び費用は直物為替レートの期中平均を用いて表示通貨である日本円に換算しております。

 在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、その他の資本の構成要素に含めて表示しております。

 

(4) 現金及び現金同等物

 現金及び現金同等物は、手許現金、要求払預金及び容易に換金可能であり、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から満期日までの期間が3ヶ月以内の短期投資としております。

 

(5) 棚卸資産

 棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い方の金額で測定しております。棚卸資産の取得原価は、原材料費、直接労務費、その他の直接費及び関連する製造間接費(正常生産能力に基づいている)が含まれており、個々の棚卸資産に代替性がない場合は個別法により、また個々の棚卸資産に代替性がある場合は主として加重平均法に基づいて配分されております。各棚卸資産の正味実現可能価額は、通常の事業の過程における予想売価から、完成までに要する見積原価及び販売に要する見積費用を控除して算定しております。

 

(6) 有形固定資産

 有形固定資産については、原価モデルを適用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

 取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体、除去等に係る費用、及び設置していた場所の原状回復費用等が含まれております。

 減価償却費は償却可能価額をもとに算定しております。償却可能価額は、資産の取得価額から残存価額を差し引いて算出しております。土地等の償却を行わない資産を除き、見積り耐用年数にわたって定額法で減価償却を行っております。主な見積耐用年数は以下のとおりであります。

・建物及び構築物   2年~50年

・機械装置及び運搬具 2年~16年

 なお、見積耐用年数、減価償却方法及び残存価額は連結会計年度末日ごとに見直しを行い、変更があった場合には、会計上の見積りの変更として将来に向かって調整しております。

 取得後コストは、通常の修繕及び維持のための費用はすべて発生時に費用として処理し、当該項目に関連する将来の経済的便益が当社グループに流入する可能性が高く、かつその費用を合理的に見積ることができる場合には、当該資産の帳簿価額に含めるか、又は適切な場合には個別の資産として認識しております。

 

(7) 無形資産及びのれん

① のれん

 のれんは取得原価から減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

 のれんは償却を行わず、年に一度、もしくは減損の兆候を識別した時にはその都度、減損テストを行っております。

 

② 無形資産

1.個別に取得した無形資産

 無形資産については、原価モデルを適用し、当初認識時に取得原価で測定しております。当初認識後、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

 

2.研究開発費

 研究活動の支出は、発生した年度の費用として計上しております。

 開発過程(又は内部プロジェクトの開発段階)で発生した費用は、以下のすべての条件を満たしたことを立証できる場合にのみ、資産計上することとしております。

・使用又は売却できるように無形資産を完成させることの技術上の実行可能性

・無形資産を完成させ、さらにそれを使用又は売却するという企業の意図

・無形資産を使用又は売却できる能力

・無形資産が可能性の高い将来の経済的便益を創出する方法

・無形資産を完成させて、無形資産を使用するか又は売却するために必要となる、適切な技術上、財務上及びその他の資源の利用可能性

・開発期間中に無形資産に起因する支出を信頼性をもって測定できる能力

 無形資産の当初認識額は、無形資産が上記の条件のすべてを初めて満たした日から開発完了までに発生した費用の合計額であります。無形資産が認識されない場合、開発費用は連結会計年度の費用として認識しております。

 当初認識後、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示することとしております。

 

3.企業結合で取得した無形資産

 企業結合で取得した無形資産の当初認識額は、取得日現在における公正価値で認識しております。

 当初認識後、企業結合で取得した無形資産は、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

 

4.償却

 無形資産は、見積耐用年数にわたって、定額法で償却しております。主な無形資産の見積耐用年数は以下のとおりであります。

・ソフトウェア     2年~5年

・顧客関連無形資産  12.5年~25年

・技術関連無形資産   4年~19年

 なお、見積耐用年数、減価償却方法及び残存価額は連結会計年度末日ごとに見直しを行い、変更があった場合には、会計上の見積りの変更として将来に向かって調整しております。耐用年数を確定できない無形資産及び未だ使用可能でない無形資産については、償却を行わず、年に一度もしくは減損の兆候を識別した時に、その資産又はその資産の属する資金生成単位グループで減損テストを実施しております。

 

(8) リース

 当社グループは、契約の締結時に契約がリースであるか又はリースを含んでいるかを判定しております。契約が特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する場合には、当該契約はリースであるか又はリースを含んでいると判定しております。

 契約がリースであるか又はリースを含んでいると判定した場合、リース開始日に使用権資産及びリース負債を認識しております。リース負債は未払リース料総額の現在価値で測定し、使用権資産は、リース負債の当初測定の金額に、開始日以前に支払ったリース料等、借手に発生した当初直接コスト及びリースの契約条件で要求されている原状回復義務等のコストを調整した取得原価で測定しております。

 当初認識後は、使用権資産は耐用年数とリース期間のいずれか短い年数にわたって、定額法で減価償却を行っております。

 リース料は、利息法に基づき金融費用とリース負債の返済額に配分し、金融費用は連結損益計算書において認識しております。

 ただし、リース期間が12ヶ月以内の短期リース及び原資産が少額のリースについては、使用権資産及びリース負債を認識せず、リース料をリース期間にわたって、定額法又は他の規則的な基礎のいずれかにより費用として認識しております。

 

(9) 非金融資産の減損

 棚卸資産及び繰延税金資産を除く、当社グループの非金融資産については、連結会計年度末日ごとに減損の兆候の有無を判断しております。非金融資産は、事象あるいは状況の変化により、その帳簿価額が回収できない可能性を示す兆候がある場合に、減損の有無について検討しております。減損の兆候がある場合には、その資産又はその資産が属する資金生成単位グループごとに回収可能価額の見積りを行っております。資金生成単位グループは、他の資産又は資産グループから概ね独立したキャッシュ・イン・フローを生成する最小の識別可能な資産グループとしています。のれんについては、事業セグメントと同等かそれより小さい単位で、のれんを内部管理する最小の単位に基づき資金生成単位グループを決定しております。

 持分法適用会社に対する投資の帳簿価額の一部を構成するのれんは別個に認識されないため、個別に減損テストを実施していませんが、持分法適用会社に対する投資の総額を単一の資産として、減損している客観的証拠があるかどうかにより減損の兆候を判定し、減損テストを行っております。

 回収可能価額は、「処分コストを控除した後の公正価値」又は「使用価値」のいずれか高い金額となります。使用価値の算定は、貨幣の時間的価値と当該資産又は資金生成単位グループの固有のリスクを反映した税引前割引率を使用して見積った割引後キャッシュ・フローにより測定しております。

 資産又は資金生成単位グループの回収可能価額がその帳簿価額を下回った場合には、その差額を減損損失として当期の純損益に計上しております。認識した減損損失は、まずその資金生成単位グループに配分されたのれんの帳簿価額を減額するよう配分し、次に資金生成単位グループ内ののれんを除く各資産の帳簿価額を比例的に減額するように配分しております。全社資産は独立したキャッシュ・イン・フローを生み出していないため、全社資産に減損の兆候がある場合、全社資産が帰属する資金生成単位グループの回収可能価額に基づき減損テストを実施しております。

 過去に認識した減損損失は、連結会計年度末日において、損失の減少又は消滅を示す兆候の有無を評価しております。減損損失の減少又は消滅を示す兆候があり、回収可能価額の算定に使用した見積りに変更があった場合に減損損失を戻入れております。当該減損損失の戻入れは、戻入れ時における資産又は資金生成単位グループが、仮に減損損失を認識していなかった場合の帳簿価額を超えない範囲で行います。ただし、のれんについては減損損失の戻入れは行っておりません。当該戻入れは、以前に認識した減損損失の戻入れとして純損益に認識しております。

 

(10) 金融商品

① 非デリバティブ金融資産

 売上債権及びその他の債権は発生日に、それ以外については約定日に認識しております。金融資産の認識の中止にあたっては、金融資産からのキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、又は金融資産からのキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を譲渡し、かつ、当該金融資産の所有に係るリスクと経済価値のほとんどすべてを移転している場合に認識の中止をしております。

 

 当社グループは、金融資産を当初認識時に償却原価で測定する金融資産、その他の包括利益を通じて測定する負債性金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産及び純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しております。その概要は以下のとおりであります。

 

償却原価で測定する金融資産

 負債性金融商品に対する投資のうち、契約上のキャッシュ・フローが元本及び利息の支払のみであり、その契約上のキャッシュ・フローを回収することを事業目的としているものについては、償却原価で測定しております。

 償却原価で測定する金融資産は、公正価値(直接帰属する取引費用を含む)で当初認識しております。当初認識後、当該資産の帳簿価額は償却原価は実効金利法を用いて測定しており、必要な場合には減損損失を控除しております。

 

FVTOCIの負債性金融資産

 負債性金融商品に対する投資のうち、契約上のキャッシュ・フローが元本及び利息の支払のみであり、その契約上のキャッシュ・フローを回収すること及び当該投資を売却することの両方を事業目的としているものについては、公正価値(直接帰属する取引費用を含む)で測定し、原則としてその評価差額をその他の包括利益に認識(以下「FVTOCI」という。)しております。FVTOCIの負債性金融商品に対する投資の認識を中止した場合には、連結財政状態計算書のその他の資本の構成要素に含まれる公正価値の純変動の累積額を純損益に振り替えます。

 

FVTOCIの資本性金融資産

 資本性金融商品に対する投資については、売買目的で保有するものを除きFVTOCIとすることを選択しております。FVTOCIの資本性金融資産は、公正価値(直接帰属する取引費用を含む)で当初認識しております。当初認識後は公正価値で測定し、公正価値の変動は「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」として、その他の包括利益に含めております。FVTOCIの資本性金融商品に対する投資の認識を中止した場合には、連結財政状態計算書のその他の資本の構成要素に含まれる公正価値の純変動の累積額を利益剰余金に直接振り替えており、純損益に認識しておりません。FVTOCIの資本性金融商品に対する投資から生じる受取配当金は、金融収益の一部として純損益に認識しております。

 

FVTPLの金融資産

 負債性金融商品に対する投資のうち、償却原価で測定する又はFVTOCIとするもの以外については、公正価値で測定し、評価差額を純損益に認識(以下「FVTPL」という。)しております。FVTPLの金融資産は、当初認識時に公正価値で測定し、取引費用は発生時に純損益で認識しております。

 

② 非デリバティブ金融負債

 当社グループは、非デリバティブ金融負債として主に借入金、仕入債務及びその他の債務等を有しております。借入金はその取引日に、公正価値から借入金の発行に直接帰属する取引費用を控除して当初認識しております。また、その他の非デリバティブ金融負債は公正価値(直接帰属する取引費用を含む)により当初認識しております。非デリバティブ金融負債は、当初認識後、実効金利法に基づき償却原価で測定しております。

 当社グループでは、非デリバティブ金融負債が消滅した場合、つまり、契約上の義務が免責、取消又は失効となった場合に、当該負債の認識を中止しております。

 

③ 金融資産の減損

 当社グループは、償却原価で測定する金融資産及びFVTOCIの負債性金融資産について、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12ヶ月の予想信用損失を損失評価引当金として認識しております。当初認識時点から信用リスクの著しい増加があった場合には、残存期間にわたる予想信用損失を損失評価引当金として認識しております。信用リスクが著しく増加しているか否かは、債務不履行発生のリスク変動に基づいて判断しており、債務不履行発生のリスク変動があるかどうかの判断にあたっては、以下を考慮しております。ただし、重大な金融要素を含んでいない営業債権については、当初から残存期間にわたる予想信用損失を認識しております。

 ・金融資産の外部格付

 ・内部格付の格下げ

 ・売上の減少などの借手の営業成績の悪化

 ・親会社、関連会社からの金融支援の縮小

 ・延滞(期日超過情報)

 また、予想信用損失は、契約上受け取ることのできる金額と受け取りが見込まれる金額との差額の割引現在価値に基づいて測定しております。

 

④ 金融収益及び金融費用

 金融収益は受取配当金、受取利息及び為替差益等から構成されています。金融費用は支払利息及び為替差損等から構成されております。受取利息及び支払利息は実効金利法を用いて発生時に認識し、受取配当金は当社グループの受領権が確定した日に認識しております。為替差損益は、外貨建ての借入金、又はその他の金融資産について、期末日の為替レートへの換算替えから生じた損益を計上しております。

 

⑤ デリバティブ取引

 当社グループでは、営業活動等に伴って生じる為替相場変動リスクに晒されております。これらのリスクを回避あるいは軽減するために、為替予約及び通貨オプション等のデリバティブ取引を利用しております。

 当社グループでは、すべてのデリバティブ取引を契約上の権利又は義務が発生した時点で公正価値にて資産又は負債として当初認識しております。ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引はありません。当初認識後はデリバティブ取引を公正価値で測定し、その変動は金融収益又は金融費用として認識しております。

 

(11) 引当金

 引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の法的又は推定的債務を有しており、当該債務を決済するために資源の流出の可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りが可能である場合に認識されます。

 貨幣の時間的価値の影響が重要である場合、引当金は当該負債に固有のリスクを反映させた割引率を使用した現在価値により測定しております。

 各引当金の説明は以下のとおりであります。

1.製品保証引当金

 一部の連結子会社は将来の無償修理に要する費用の支出が見込まれる金額を計上しております。

2.資産除去債務

 当社及び一部の国内連結子会社は賃借不動産の原状回復義務を負っております。当該原状回復義務を履行するための見積費用を認識しております。

3.損害賠償引当金

 将来発生が見込まれる違約金等の支払いに備えるため、合理的に見積りが可能な額を認識しております。

 

(12) 従業員給付

① 短期従業員給付

 短期従業員給付は、従業員から関連するサービスが提供された時点で費用として認識しております。当社が従業員から過去に提供された労働の結果として支払うべき現在の法的又は推定的債務を負っており、かつその金額について信頼性のある見積りが可能である場合に、支払われると見積られる金額を負債として認識しております。

 

② 退職後給付

 一部の連結子会社は確定給付型年金制度及び退職一時金制度を採用しております。

 確定給付に係る資産及び退職給付に係る負債は、確定給付型年金制度に関連する債務の現在価値から制度資産の公正価値を差し引くことにより算定しております。確定給付型年金制度に関連する債務の現在価値及び関連する当期勤務費用、並びに過去勤務費用は、予測単位積増方式を使用して制度ごとに個別に算定しております。割引率は、将来の給付支払までの見込期間を基に割引期間を設定し、割引期間に対応した連結会計年度末日時点の優良社債の市場利回りに基づいて算定した場合と等しくなる単一の割引率を見積って算定しております。

 確定給付型年金制度から生じる数理計算上の差異はその他の包括利益で認識し、発生時にその他の資本の構成要素から利益剰余金に振り替えております。また、過去勤務費用は発生時の純損益として認識しております。確定給付型年金制度が積立超過である場合には、当社グループは、確定給付に係る資産を当該確定給付型年金制度の積立評価額と資産上限額のいずれか低い方で測定します。

 また、一部の連結子会社は、確定拠出型年金制度を採用しているほか、当社及び国内連結子会社は日本国が運営する厚生年金保険制度の適用を受けております。確定拠出型年金制度及び日本国が運営する厚生年金保険制度への拠出は、従業員が関連するサービスを提供した時点で費用として認識しております。

 

(13) 株主資本

 普通株式は資本に分類しております。

 新株又は新株予約権の発行に直接起因する付随費用は、手取金額からの控除額として資本に計上しております。

 当社グループ内の会社が当社が発行した株式を買い入れる場合には、当該株式が消却又は再発行されるまで、当社の株主に帰属する資本から控除しております。

 

(14) 新株予約権

 当社及び一部の連結子会社は、有償で持分決済型の新株予約権を発行しております。発行価額は付与時の公正な評価単価により決定し、付与時に現金で受領しております。

 また、連結財政状態計算書には当社の発行した新株予約権をその他の資本の構成要素に、連結子会社の発行した新株予約権を非支配持分に含めて計上しております。

 

(15) 収益

 当社グループでは以下の5ステップアプローチに基づき、顧客への財やサービスの移転との交換により、その権利を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識しております。

 

  ステップ1:顧客との契約を識別する

  ステップ2:契約における履行義務を識別する

  ステップ3:取引価格を算定する

  ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

  ステップ5:履行義務を充足した時点で(又は充足するにつれて)収益を認識する

 

(16) 法人所得税

 法人所得税費用は当期税金及び繰延税金から構成されております。これらは、その他の包括利益で認識される項目、資本に直接認識される項目及び企業結合によって認識される項目を除き、純損益で認識しております。

 繰延税金資産及び負債は、資産及び負債の会計上の帳簿価額と税務基準額との間に生じる一時差異に対して認識しております。ただし、企業結合以外の取引で、かつ会計上の利益にも税務上の課税所得にも影響を及ぼさない取引における資産又は負債の当初認識に係る一時差異については、繰延税金資産及び負債を認識しておりません。さらに、のれんの当初認識において生じる将来加算一時差異についても繰延税金負債を認識しておりません。

 子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異について、繰延税金負債を認識しております。ただし、一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内での一時差異が解消しない可能性が高い場合には認識しておりません。子会社及び関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異に係る繰延税金資産は、一時差異からの便益を利用するのに十分な課税所得があり、予測可能な将来に一時差異が解消される可能性が高い範囲でのみ認識しております。

 繰延税金資産は、未使用の税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異のうち、タックスプランニングの機会を考慮し、将来の課税所得に対して利用できる可能性が高い場合に限り認識しております。繰延税金資産は毎連結会計期間末日において回収可能性を見直し、将来その使用対象となる課税所得が稼得される可能性が高くなくなった範囲内で繰延税金資産の帳簿価額を減額しております。

 繰延税金資産及び負債は、当期税金資産と負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合には、相殺して表示しております。

 

(17) 非継続事業

 非継続事業には、既に処分されたか又は売却目的保有に分類された企業の構成要素が含まれ、当社グループの一つの事業を構成し、その一つの事業の処分の計画がある場合に記載されます。

 

(18) 支払配当金

 親会社の株主への支払配当金は、親会社の株主総会による承認が行われた時点で当社グループの連結財務諸表に負債として認識しております。

 

(19) 1株当たり利益

 基本的1株当たり当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期損益を、その期間の自己株式を調整した普通株式の加重平均発行済株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり当期利益は、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しております。

 

4.事業セグメント

(1) 報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関である取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは販売体制を基礎とした業種別のセグメントから構成されており、「ものづくり(部品・材料)」、「ものづくり(音響機器関連)」、「その他」の業種を報告セグメントとしております。

 前連結会計年度まで、「ものづくり」、「ヘルスケア」の2つを報告セグメントとしておりましたが、「ヘルスケア」セグメントのうち医療情報に関する事業を担っていたJMDCの株式の一部を譲渡し連結の範囲から除外したことを機に、当連結会計年度より、「ヘルスケア」セグメントを廃止し、「ものづくり」セグメントの内訳であった「部品・材料」、「音響機器関連」また従来の「ヘルスケア」セグメントに属していた医療検査に関する事業はその重要性から「その他」とした、3つの報告セグメントに変更しております。

 なお、医療情報に関する事業を非継続事業に分類し、セグメント情報から控除しております。これに伴い、前連結会計年度のセグメント情報については、非継続事業を除いた継続事業のみの金額に組替えて表示しております。

 また、「音響機器関連」セグメントに属するPEAG, LLC dba JLab Audioの企業結合に係る取得対価の配分について、当連結会計年度に暫定的な会計処理を確定したため、前連結会計年度の関連する数値情報を修正再表示しております。

 各報告セグメントに属するサービスは下記のとおりであります。

ものづくり(部品・材料)

ペン先部材・コスメ部材・金属部材等のものづくりに関する事業

ものづくり(音響機器関連)

音響機器等のものづくりに関する事業

その他

医療検査に関する事業

 ・予防医療事業における研究開発・サービスの提供

 

(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

 報告セグメントの会計処理の方法は会計方針における記載と同一であります。

 セグメント間の内部売上収益は、市場価格や製造原価を勘案し、価格交渉の上決定した取引価格に基づいております。

 セグメント利益の事業EBITDAは営業利益±その他の収益・費用+減価償却費及び償却費(使用権資産の減価償却費を除く)の計算式で算出しております。

 

(3) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

連結財務諸表

計上額

 

ものづくり

その他

合計

 

部品・材料

音響機器関連

売上収益

 

 

 

 

 

 

外部顧客からの売上収益

12,282

41,107

1,090

54,481

54,481

セグメント間の内部売上収益又は振替高

0

0

0

合計

12,282

41,107

1,090

54,481

0

54,481

セグメント利益

 

 

 

 

 

 

事業EBITDA

4,185

7,076

273

11,535

795

10,739

営業利益への調整項目

 

 

 

 

 

 

その他の収益

253

その他の費用

1,109

減価償却費及び償却費

3,815

営業利益

6,068

持分法による投資損益

248

金融収益

1,027

金融費用

1,532

税引前当期利益

5,315

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

1,044

2,735

24

3,804

10

3,815

使用権資産の減価償却費

35

564

24

625

57

683

減損損失

のれん

19,490

32,983

52,473

19,706

72,179

借入金

20,741

60,997

81,738

13,880

95,619

(注)1 事業EBITDAの調整額△795百万円には、全社費用△795百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2 セグメント間の内部取引は、独立企業間の条件により行われております。外部顧客からの売上収益は、連結損益計算書で用いられる方法と同様の方法で測定されております。

3 減価償却費及び償却費は、使用権資産の減価償却費を除いた金額です。

4 のれんの調整額は、非継続事業に属するのれんの額であります。

5 借入金の調整額は、借入時の付随費用に係る帳簿価額の調整額及び報告セグメントに属さない借入金の合計額であります。(各セグメントの借入金は債務額であります。)

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

連結財務諸表

計上額

 

ものづくり

その他

合計

 

部品・材料

音響機器関連

売上収益

 

 

 

 

 

 

外部顧客からの売上収益

12,717

59,516

1,282

73,515

73,515

セグメント間の内部売上収益又は振替高

合計

12,717

59,516

1,282

73,515

73,515

セグメント利益

 

 

 

 

 

 

事業EBITDA

3,718

8,234

272

12,226

858

11,367

営業利益への調整項目

 

 

 

 

 

 

その他の収益

341

その他の費用

6,202

減価償却費及び償却費

4,245

営業利益

1,262

持分法による投資損益

2,286

金融収益

6,767

金融費用

1,798

税引前当期利益

3,944

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

1,103

3,090

40

4,235

9

4,245

使用権資産の減価償却費

37

625

27

689

36

725

減損損失

5,914

1

5,916

5,916

のれん

19,490

29,099

48,589

48,589

借入金

2,513

3,317

5,830

42,223

48,054

(注)1 事業EBITDAの調整額△858百万円には、全社費用△858百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2 減価償却費及び償却費は、使用権資産の減価償却費を除いた金額です。

3 借入金の調整額は、借入時の付随費用に係る帳簿価額の調整額及び報告セグメントに属さない借入金の合計額であります。(各セグメントの借入金は債務額であります。)

 

(4) 製品及びサービスごとの情報

 「(3)報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報」の中で同様の開示をしているため、記載を省略しております。

 

(5) 地域ごとの情報

① 外部顧客からの売上収益

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

日本

7,816

8,396

北米

21,586

31,923

ヨーロッパ

14,180

19,485

中南米

1,045

1,576

中東アフリカ

1,101

1,550

その他海外

8,751

10,584

合計

54,481

73,515

(注) 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

② 非流動資産

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

日本

138,787

99,327

海外合計

34,695

37,813

合計

173,483

137,140

(注) 持分法で会計処理されている投資、退職給付に係る資産、その他の金融資産及び繰延税金資産を含んでおりません。

 

(6) 主要な顧客ごとの情報

 単一の外部顧客との取引による売上収益が当社グループの売上収益の10%以上を占めるものはありません。

 

5.金融商品

(1) 資本管理

 当社グループの資本管理上、資本には発行済資本金、資本準備金及び親会社の所有者に帰属するすべてのその他資本剰余金を含めております。当社グループは、事業規模の拡大及び新規事業の育成を通じた収益基盤の多様化を通じて持続可能な長期的成長を実現し、企業価値の最大化を目指しております。企業価値の最大化を目指すために、借入金を含めた外部資金の導入も行っており、資本を管理する上で、有利子負債と現金性資産のバランスを中心に管理しております。なお、当連結会計年度末においては、Net Debt/事業EBITDA 3.0以下を目安としております。

 有利子負債の一部には財務制限条項が付されております。その詳細は、注記「15.借入金及び担保に供している資産等」に記載しております。

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

有利子負債

95,619

48,054

現金性資産

40,391

132,200

純有利子負債

55,227

△84,146

 

 現金性資産は、現金及び現金同等物に加え、その他の金融資産の内、現金化が比較的容易な金融商品で構成しております。

 

(2) 財務上のリスク管理方針

 当社グループは、資金運用管理規程に基づき、現金性資産を管理しております。金融資産はその流動性を確保し、主に預貯金及び高格付けの社債等、元本の安全性の高い金融商品に限定しております。

 調達に関しては、銀行等金融機関からの借入により主にプロジェクト資金を調達しております。

 経営活動を行う過程において、常に財務上のリスク(為替リスク、金利リスク、市場価格の変動リスク、信用リスク、流動性リスク)が発生します。当社グループは、当該財務上のリスクを軽減するために、リスク発生要因別に管理を行っております。リスク発生要因の根本から発生を防止し、回避できないリスクについては個別に検討を行い、低減を図るようにしております。

 

① 為替リスク管理

 当社グループの主な為替リスクは、機能通貨と異なる外貨建の資産及び負債の残高であり、主に米ドル建及びユーロ建残高となります。

 前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、機能通貨と異なる貨幣性資産及び負債の帳簿残高及び各通貨建ての主な残高は以下のとおりとなります。

 

 前連結会計年度(2021年12月31日)

 

通貨

金額(千通貨)

為替レート

円貨(百万円)

現金及び現金同等物

USD

27,737

115.02

3,190

EUR

18,827

130.51

2,457

売上債権及びその他の債権

USD

3,742

115.02

430

EUR

167

130.51

21

仕入債務及びその他の債務

USD

13,634

115.02

1,568

EUR

74

130.51

9

借入金(流動・非流動)

USD

EUR

198,800

130.51

25,945

その他負債(流動)

USD

527

115.02

60

EUR

1,226

130.51

160

その他連結処理により

相殺消去されている貸付金

USD

260,000

115.02

29,905

EUR

合計

USD

305,642

35,155

EUR

219,096

28,594

 

 当連結会計年度(2022年12月31日)

 

通貨

金額(千通貨)

為替レート

円貨(百万円)

現金及び現金同等物

USD

36,099

132.70

4,790

EUR

36,852

141.47

5,213

売上債権及びその他の債権

USD

6,421

132.70

852

EUR

4,078

141.47

577

仕入債務及びその他の債務

USD

16,897

132.70

2,242

EUR

106

141.47

15

その他負債(流動)

USD

506

132.70

67

EUR

合計

USD

59,926

7,952

EUR

41,037

5,805

 

 当社グループが保有する外貨建金融商品について、他の全ての変数が一定であると仮定した上で、日本円が各通貨に対して1円安くなった場合の当社グループの税引前当期利益に与える影響は、以下のとおりです。なお、当該分析には在外営業活動体の資産及び負債の表示通貨への換算による影響額は含みません。

(単位:百万円)

 

通貨

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

USD

277

25

EUR

△181

40

 

② 金利リスク管理

 当社グループが保有する借入金については、約定金利が設定されております。

 前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、約定金利が付されている借入金額の額面残高は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

固定金利

変動金利

固定金利

変動金利

金融負債

 

 

 

 

借入金

1,834

94,903

500

48,080

合計

1,834

94,903

500

48,080

 

 上記借入金のうち、変動金利の約定金利が付されている残高は、金利の変動リスクに晒されております。

 想定元本を一定とし、変動金利が0.01%変動した場合の当社グループの税引前当期利益に与える影響は以下のとおりであります。なお、金利以外の変動は生じないものと仮定しております。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

税引前当期利益に与える影響

税引前当期利益に与える影響

0.01%増加

0.01%低下

0.01%増加

0.01%低下

支払利息

△9

9

△4

4

 

③ 市場価格の変動リスク管理

 当社グループが保有する資本性金融商品の一部は、市場価格の変動リスクに晒されております。当社グループが保有する資本性金融商品は、政策投資目的で保有するものであり、短期売買目的で保有するものはありません。資本性金融商品は上場株式と非上場株式が含まれており、定期的に時価や発行体の財務状況等を勘案し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を見直しております。

 

FVTOCIの金融資産の主な銘柄及び公正価値等は、以下のとおりです。

(単位:百万円)

銘柄

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

ナノキャリア株式会社

201

129

株式会社JMDC

33,475

 

 株式は主に政策投資目的で保有しているため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しております。

 市場価格が10%変動した場合の当社グループの資本性金融商品の公正価値の変動額は前連結会計年度において27百万円、当連結会計年度において3,369百万円であります。なお、市場価格以外の変動は生じないものと仮定しております。

 

④ 信用リスク管理

 売上債権及びその他の債権、その他の金融資産は取引先の信用リスクに晒されております。当社グループでは、社内規程に従い、営業管理部門及び経理部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。なお、特定の取引先に対して、信用リスクが集中していることはありません。

 なお、連結財務諸表に表示されている償却原価で測定される金融資産の減損後の帳簿価額は、獲得した担保の評価額を考慮に入れない、当社グループの金融資産の信用リスクに対するエクスポージャーの最大値であります。

 また、営業債権に係る予想信用損失の金額は、単純化したアプローチに基づき、債権等を相手先の信用リスク特性に応じて区分し、その区分に応じて算定した過去の信用損失の実績率に将来の経済状況等の予測を加味した引当率を乗じて算定しております。

 いずれの金融資産においても、履行強制活動を行ってもなお返済期日を大幅に経過している場合、債務者が破産、会社更生、民事再生、特別清算といった法的手続きを申し立てる場合など、債務不履行と判断される場合には信用減損している金融資産として取り扱っております。当社グループは、ある金融資産について契約上のキャッシュ・フローの全体又は一部を回収する合理的な予想を有していない場合には、金融資産総額での帳簿価額を直接減額しております。

 

a.信用リスク・エクスポージャー

 当社グループは、売上債権及びその他の債権、その他の金融資産については支払期日の経過に応じて信用リスクの評価を行っております。

 売上債権及びその他の債権、その他の金融資産に係る信用リスク・エクスポージャーは、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

12ヶ月の予想信用損失で測定している金融資産

全期間の予想信用損失に等しい金額で測定するもの

合計

信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産

信用減損

金融資産

常に損失評価引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産

期日未経過

5,672

150

14,377

20,199

期日から90日以内

0

1,607

1,607

期日から90日超

0

750

379

1,130

合計

5,672

900

16,363

22,936

 

当連結会計年度(2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

12ヶ月の予想信用損失で測定している金融資産

全期間の予想信用損失に等しい金額で測定するもの

合計

信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産

信用減損

金融資産

常に損失評価引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産

期日未経過

198

150

11,682

12,030

期日から90日以内

0

2,070

2,070

期日から90日超

690

596

1,286

合計

198

840

14,349

15,388

 

b.損失評価引当金

 当社グループは、売上債権及びその他の債権、その他の金融資産が減損した場合、帳簿価額を直接減損せず、損失評価引当金を計上しております。

 損失評価引当金の増減は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

12ヶ月の予想信用損失で測定している金融資産

全期間の予想信用損失に等しい金額で測定するもの

合計

信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産

信用減損

金融資産

常に損失評価引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産

期首

0

562

65

628

直接償却

△28

△28

再測定額

3

2

6

連結の範囲の変動等に

よる影響

240

240

期末

3

562

280

847

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

12ヶ月の予想信用損失で測定している金融資産

全期間の予想信用損失に等しい金額で測定するもの

合計

信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産

信用減損

金融資産

常に損失評価引当金を全期間の予想信用損失に等しい金額で測定している金融資産

期首

3

562

280

847

直接償却

△171

△171

再測定額

0

79

79

連結の範囲の変動等に

よる影響

△59

△59

為替換算調整等

37

37

期末

4

562

166

733

 

⑤ 流動性リスク管理

 当社グループは、必要となる流動性については、基本的に、営業活動によるキャッシュ・フローにより確保しております。また、当社グループは、大手金融機関との間でコミットメントライン(短期借入枠)契約を締結しており、流動性リスクの軽減を図っております。なお、借入枠の未使用残高は、19,739百万円であります。

 金融負債の残存契約満期金額は以下のとおりであります。

 

 前連結会計年度(2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

非デリバティブ負債

 

 

 

 

 

 

 

仕入債務及びその他の債務

13,282

13,282

借入金

22,144

21,960

10,314

9,048

17,832

15,438

96,737

リース負債

1,187

983

895

777

773

4,285

8,902

その他

252

252

合計

36,866

22,943

11,209

9,825

18,605

19,724

119,175

 

 当連結会計年度(2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

非デリバティブ負債

 

 

 

 

 

 

 

仕入債務及びその他の債務

6,296

6,296

借入金

19,210

5,335

4,520

4,520

14,770

225

48,580

リース負債

697

599

434

360

323

798

3,213

その他

209

209

合計

26,414

5,934

4,954

4,880

15,093

1,023

58,300

 

 

(3) 金融商品の分類

 金融商品の分類ごとの内訳は以下のとおりであります。

① FVTPLの金融資産

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非流動資産

 

 

その他の金融資産

 

 

投資信託及びその他の投資事業体への出資持分

162

 

② 償却原価で測定する金融資産及び金融負債

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

流動資産

 

 

 現金及び現金同等物

38,141

96,436

 売上債権及びその他の債権

21,865

14,834

 契約資産

9

 その他の金融資産

 

 

  定期預金

338

380

  貸付金

152

3

非流動資産

 

 

 その他の金融資産

 

 

  貸付金

13

  長期売上債権

60

  差入保証金

968

284

  その他

882

831

  損失評価引当金

△567

△524

流動負債

 

 

 仕入債務及びその他の債務

13,282

6,296

 借入金

21,897

18,995

 その他の金融負債

 

 

  その他

252

209

非流動負債

 

 

 借入金

73,721

29,058

 

③ FVTOCIの金融資産

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非流動資産

 

 

 その他の金融資産

 

 

  債券

1,394

1,565

  株式

1,557

34,789

  出資持分

77

123

 

 

(4) 金融商品の公正価値

① 公正価値ヒエラルキーのレベル別分類

 当社グループでは連結財政状態計算書において公正価値で測定した資産及び負債を、以下のとおりレベル1からレベル3の階層に分類しています。

レベル1:活発な市場における同一の資産・負債の未修正の相場価格

レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外で、資産・負債に対して直接又は間接に観察可能なインプットで、以下を含みます。

・活発な市場における類似資産・負債の相場価格

・活発でない市場における同一又は類似の資産・負債の相場価格

・金融機関が提示する基準価格

・資産及び負債に関する相場価格以外の観察可能なインプット

・資産及び負債に関する相関関係その他の方法により観察可能な市場データから主に得られた、又は裏付けられたインプット

レベル3:資産・負債に関する観察不能なインプット

 

② 公正価値の算定方法

 金融商品の公正価値の算定方法は以下のとおりであります。

 

株式

・取引所で取引されている株式は、取引所の相場価格を用いて評価しており、レベル1に分類しております。

・非上場株式は、1株当たり純資産額や類似会社との比較等により公正価値を測定しております。その評価にあたっては、投資先の将来の収益性の見通し及び当該投資に関するリスクに応じた割引率等のインプット情報を考慮しており、レベル3に分類しております。観察不能なインプットのうち主なものは、投資リスクに応じた割引率ですが、その変動による公正価値への影響は限定的です。

 

債券

・社債等の債券は、償却原価にて測定されるものを除き、売買参考統計値、ブローカーによる提示相場等、利用可能な情報に基づく取引価格を使用して測定しているほか、リスクフリーレートや信用スプレッドを加味した割引率のインプットを用いて、割引キャッシュ・フロー法で測定しており、インプットの観察可能性及び重要性に応じてレベル2又はレベル3に分類しています。なお、観察不能なインプットのうち主なものは、信用リスクに応じた割引率ですが、その変動による公正価値への影響は限定的です。

 

投資信託及びその他の出資持分

・投資信託及び投資事業体への出資持分のうち、証券会社等の店頭で売買されるものは証券会社が公表する価額を用いて評価し、レベル2に分類しております。また、非上場株式や不動産を投資対象とした投資事業組合への出資は、投資に対する将来キャッシュ・フローの見込みや、直近に入手された外部の評価専門家による鑑定評価書を参照して公正価値を測定し、レベル3に分類しております。

 

デリバティブ取引

・デリバティブ取引は、主に為替、金利及び現在入手可能な類似契約の相場価格を基に将来予想されるキャッシュ・フローを現在価値に割引いて評価しており、主にレベル2に分類しております。

 

貸付金

・貸付金の公正価値は、同一の残存期間で同条件の貸付を行う場合の金利に基づき、予測将来キャッシュ・フローを現在価値に割引くことにより算定し、レベル2に分類しております。なお、回収不能見込額は予測将来キャッシュ・フローから控除しております。

 

借入金

・借入金の公正価値は、同一の残存期間で同条件の借入を行う場合の金利に基づき、予測将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引くことにより算定し、レベル2に分類しております。

 

 

③ 経常的に公正価値で測定される資産及び負債

 経常的に公正価値で測定される金融商品の公正価値ヒエラルキーは以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産:

 

 

 

 

FVTPLの金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

投資信託及びその他の投資事業体への出資持分

162

162

FVTOCIの金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

債券

1,394

1,394

株式

277

1,280

1,557

出資持分

77

77

合計

277

2,914

3,191

 

当連結会計年度(2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産:

 

 

 

 

FVTOCIの金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

債券

1,565

1,565

株式

33,694

1,094

34,789

出資持分

123

123

合計

33,694

2,784

36,478

 

 前連結会計年度及び当連結会計年度において、レベル1とレベル2の間に振替が行われた金融商品はありません。

 

 

経常的に公正価値で測定されるレベル3の資産及び負債の期首から期末までの変動は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

期首残高

3,517

2,914

取得

97

223

利得又は損失(△)

 

 

 純損益(注)

138

192

 その他の包括利益

 

 

  その他の包括利益を通じて測定する

金融資産の公正価値の純変動

126

34

売却又は償還

△964

連結除外

△580

期末残高

2,914

2,784

各期末に保有する金融資産に係る純損益の額に含めた利得又は損失(△)(注)

138

192

(注) 連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれております。

 

④ 償却原価で測定される金融商品

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

償却原価で測定する金融資産:

 

 

 

 

貸付金

165

 

3

 

損失評価引当金

 

 

差引

165

165

3

3

償却原価で測定する金融負債:

 

 

 

 

借入金

95,619

96,731

48,054

48,581

 なお、現金及び現金同等物、売上債権及びその他の債権、契約資産、6ヶ月定期預金、長期売上債権、差入保証金、その他の投資、仕入債務及びその他の債務、その他の金融負債は、公正価値が帳簿価額に近似しているため、上記に含めておりません。

 

⑤ 評価プロセス

 当社において公正価値評価を実施する資産、負債については、適切な権限者に承認された公正価値測定に係る評価方法を含む評価方針及び手続きに従い、評価者が各対象資産、負債の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。一定金額を超える対象資産については外部の評価専門家を利用し、その評価結果は評価者がレビューしております。公正価値測定の結果は外部者評価結果を含め、適切な権限者がレビュー、承認しております。

 

 

(5) 金融資産の譲渡

① FVTOCIの金融資産の譲渡

 該当事項はありません。

 

② 認識を中止していない譲渡資産と関連する負債

 当社グループは、顧客である診療機関が保有する又は将来発生が予定される医療報酬債権を取得し、その一部を流動化しております。この流動化取引の対象債権のうち、基準日現在において未だ発生していない医療報酬債権について、それらの債権が実際に発生するまで、引き続き原債権に関連する信用リスクのすべてを保持しております。当社グループは、信用リスクが買主に移転するまで、譲渡した債権の認識を中止せず、受け取った対価を負債に計上しております。

 前連結会計年度末及び当連結会計年度末における、認識の中止の要件を満たさない方法で譲渡された金融資産及び関連する負債に関する帳簿価額は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

譲渡資産の帳簿価額

2,663

関連する負債の帳簿価額

2,663

 

6.売上債権及びその他の債権

 売上債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

外部顧客に対する売上債権

16,353

14,344

未収入金

5,792

698

損失評価引当金

△280

△208

合計

21,865

14,834

 

 前連結会計年度における未収入金には、当社グループが行う医療報酬債権の流動化取引において、当社グループが引き続き信用リスクのすべてを保持しているため、認識の中止を行っていない期末における未発生医療報酬債権を含めて表示しております。その帳簿価額及び関連する負債の帳簿価額は、注記「5.金融商品 (5) 金融資産の譲渡」に記載しております。

 なお、当連結会計年度における未収入金には、医療情報に関する事業を担っていたJMDCの株式の一部を譲渡し連結の範囲から除外したため、該当はありません。

 

7.棚卸資産

 棚卸資産の内訳は以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

商品及び製品

12,371

13,979

仕掛品

975

977

原材料及び貯蔵品

1,292

1,150

合計

14,638

16,107

 

 売上原価に振り替えた棚卸資産は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ28,860百万円及び43,214百万円です。

 連結損益計算書の「売上原価」に含まれている、期中に認識した棚卸資産の評価減金額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ98百万円及び139百万円であります。

 

8.その他の資産

 その他の資産の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

その他の流動資産

 

 

前渡金

127

254

前払費用

612

438

その他

383

58

合計

1,122

750

その他の非流動資産

 

 

長期前払費用

190

44

その他

23

合計

213

44

 

9.有形固定資産

(1) 増減表

 有形固定資産の取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具

及び備品

土地

建設仮勘定

合計

取得原価

 

 

 

 

 

 

2021年1月1日

4,974

2,741

1,880

2,407

70

12,074

 取得

151

428

347

154

1,081

 企業結合による取得

42

3

106

151

 建設仮勘定からの振替

7

43

70

△120

 売却又は処分

△44

△29

△95

△169

 連結除外に伴う減少

△2

△1

△4

 換算差額

5

38

14

58

 その他の増減

155

△1

△57

26

△0

122

2021年12月31日

5,289

3,224

2,264

2,433

104

13,316

減価償却累計額及び減損損失累計額

 

 

 

 

 

 

2021年1月1日

△996

△1,041

△983

△3,020

 減価償却費

△308

△326

△400

△1,035

 売却又は処分

21

17

91

131

 連結除外に伴う減少

1

1

3

 換算差額

△3

△16

△8

△28

 その他の増減

△56

0

52

△3

2021年12月31日

1,341

1,366

1,246

3,954

帳簿価額

 

 

 

 

 

 

2021年1月1日

3,977

1,700

897

2,407

70

9,054

2021年12月31日

3,948

1,858

1,017

2,433

104

9,361

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具

及び備品

土地

建設仮勘定

合計

取得原価

 

 

 

 

 

 

2022年1月1日

5,289

3,224

2,264

2,433

104

13,316

 取得

149

495

201

290

1,136

 建設仮勘定からの振替

18

134

△3

△149

 売却又は処分

△0

△30

△74

△105

 連結除外に伴う減少

△1,285

0

△1,487

△588

△130

△3,491

 換算差額

11

26

34

73

 その他の増減

0

△0

60

0

60

2022年12月31日

4,183

3,851

995

1,844

114

10,989

減価償却累計額及び減損損失累計額

 

 

 

 

 

 

2022年1月1日

△1,341

△1,366

△1,246

△3,954

 減価償却費

△274

△375

△236

△886

 売却又は処分

21

63

85

 連結除外に伴う減少

191

△10

940

1,122

 換算差額

△8

△12

△19

△39

 その他の増減

△1

△0

0

△1

2022年12月31日

1,434

1,742

497

3,675

帳簿価額

 

 

 

 

 

 

2022年1月1日

3,948

1,858

1,017

2,433

104

9,361

2022年12月31日

2,748

2,108

497

1,844

114

7,314

 

 建設中の有形固定資産に関する支出額は、建設仮勘定として記載しています。

 有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「非継続事業からの当期利益」に含めています。

 

(2) コミットメント

 当連結会計年度における、有形固定資産の取得に関するコミットメントは、83百万円であります。なお、前連結会計年度においては、有形固定資産の取得に関するコミットメントはありません。

 

10.のれん及び無形資産

(1) 増減表

 のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

のれん

無形資産

商標

顧客との
関係

技術資産

その他

合計

取得原価

 

 

 

 

 

 

2021年1月1日

54,638

35,586

24,093

6,306

5,188

71,175

個別取得

1,232

1,232

企業結合による取得

19,061

3,810

15,293

769

63

19,937

売却又は処分

△33

△33

換算差額

671

198

795

40

3

1,038

2021年12月31日

74,371

39,595

40,182

7,116

6,454

93,349

償却累計額及び減損損失累計額

 

 

 

 

 

 

2021年1月1日

△2,192

△2,071

△2,049

△2,420

△6,541

償却

△2,234

△683

△806

△3,724

売却又は処分

0

0

換算差額

△13

△3

△1

△19

2021年12月31日

2,192

4,319

2,736

3,227

10,284

帳簿価額

 

 

 

 

 

 

2021年1月1日

52,446

35,586

22,022

4,257

2,767

64,633

2021年12月31日

72,179

39,595

35,863

4,379

3,226

83,065

(注) 重要な無形資産

 当連結会計年度における重要な無形資産は、企業結合において取得した商標、顧客との関係、技術資産です。これらは、主にものづくり(部品・材料)セグメントに含めて開示しているテイボー株式会社、及びものづくり(音響機器関連)セグメントに含めて開示しているAlphaTheta株式会社、PEAG, LLC dba JLab Audioに係るものです。商標の帳簿価額は39,595百万円で耐用年数が確定できない無形資産に分類しております。顧客との関係、技術資産の帳簿価額はそれぞれ35,863百万円、4,379百万円であり、顧客との関係のうち耐用年数が確定できない無形資産に分類している47百万円を除き、それぞれの償却期間は12.5年~25年、4年~19年であり、それぞれの残存償却期間は、7.67年~24.33年、2.08年~12.00年であります。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

のれん

無形資産

商標

顧客との
関係

技術資産

その他

合計

取得原価

 

 

 

 

 

 

2022年1月1日

74,371

39,595

40,182

7,116

6,454

93,349

個別取得

755

755

売却又は処分

△21,898

△237

△2,413

△4,536

△7,186

換算差額

2,087

616

2,473

124

8

3,221

2022年12月31日

54,560

39,974

40,243

7,240

2,681

90,140

償却累計額及び減損損失累計額

 

 

 

 

 

 

2022年1月1日

△2,192

△4,319

△2,736

△3,227

△10,284

償却

△2,469

△676

△382

△3,527

減損損失

△5,914

△1

△1

売却又は処分

2,192

128

1,945

2,074

換算差額

△57

△73

△18

△7

△98

2022年12月31日

5,971

6,733

3,431

1,673

11,837

帳簿価額

 

 

 

 

 

 

2022年1月1日

72,179

39,595

35,863

4,379

3,226

83,065

2022年12月31日

48,589

39,974

33,509

3,809

1,008

78,302

(注) 重要な無形資産

 当連結会計年度における重要な無形資産は、企業結合において取得した商標、顧客との関係、技術資産です。これらは、主にものづくり(部品・材料)セグメントに含めて開示しているテイボー株式会社、及びものづくり(音響機器関連)セグメントに含めて開示しているAlphaTheta株式会社、PEAG, LLC dba JLab Audioに係るものです。商標の帳簿価額は39,974百万円で耐用年数が確定できない無形資産に分類しております。顧客との関係、技術資産の帳簿価額はそれぞれ33,509百万円、3,809百万円であり、それぞれの償却期間は12.5年~25年、4年~19年であり、それぞれの残存償却期間は、6.67年~23.33年、1.25年~11.00年であります。

 

 無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」、「販売費及び一般管理費」及び「非継続事業からの当期利益」に含めています。

 

(2) 研究開発費

 当連結会計年度において売上原価に計上した研究開発費は703百万円、前連結会計年度及び当連結会計年度において販売費及び一般管理費に計上した研究開発費は、それぞれ4,460百万円及び4,622百万円であり、無形資産に計上した金額はありません。

 

(3) 耐用年数を確定できない無形資産

 上記の無形資産のうち耐用年数を確定できない無形資産の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当連結会計年度末においてそれぞれ40,454百万円、40,319百万円であり、主として商標であります。

 商標は、ほとんど費用をかけずに更新が可能であります。当社グループは、当該商標を継続して更新する意図を有しており、事業が継続する限りにおいて基本的に永続するものであり、将来の経済的便益の流入する期間の見積りが困難であるため、耐用年数を確定できないものに分類しております。

 

(4) のれん及び耐用年数を確定できない無形資産を含む資金生成単位グループの減損テスト

 資金生成単位グループに配分されたのれん及び耐用年数を確定できない無形資産は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

資金生成単位グループ

事業セグメント

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

のれん

耐用年数を

確定できない

無形資産

のれん

耐用年数を

確定できない

無形資産

テイボーグループ(注1)

ものづくり

(部品・材料)

19,490

7,879

19,490

7,879

AlphaThetaグループ(注2)

ものづくり

(音響機器関連)

19,400

27,535

19,400

27,788

PEAG, LLC dba JLab Audio

グループ(注3)

13,582

4,009

9,698

4,625

JMDCグループ(注4)

ヘルスケア

15,434

621

ドクターネットグループ(注4)

2,417

73

ユニケソフトウェアリサーチ

グループ(注4)

1,853

314

合計

72,179

40,433

48,589

40,292

(注)1 当該資金生成単位グループは、テイボー株式会社及び株式会社soliton corporation等から構成されております。

2 当該資金生成単位グループは、AlphaTheta株式会社及びAlphaTheta EMEA Limited等から構成されております。

3 当該資金生成単位グループは、PEAG, LLC dba JLab Audio及びAO WAVE TECH CO., LTD.から構成されております。

4 当該資金生成単位グループは、当連結会計年度にJMDCの株式を一部譲渡し連結の範囲から除外した結果、消滅いたしました。

 

 当社グループは、のれん又は耐用年数を確定できない無形資産が配分された資金生成単位グループについて、少なくとも年1回の減損テストを行っており、さらに減損の兆候がある場合にはその都度、減損テストを行っております。のれん又は耐用年数を確定できない無形資産が配分された資金生成単位グループの回収可能価額の算定方法は、使用価値に基づき算定しております。

 使用価値は、経営者によって承認された5年を限度とした事業計画を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を割り引くことにより算定しております。当該期間を超過した期間のキャッシュ・フローは一定の成長率により見込んでおります。

 使用価値の算定にあたっての主要な仮定は、次のとおりであります。

 

(a)事業計画における売上成長率及びEBITDAマージン率

(b)事業計画を超過する期間の成長率

(c)割引率(加重平均資本コスト)

 

(a)事業計画における売上成長率及びEBITDAマージン率

 売上成長率については、過去の実績に加え、外部機関により公表されている客観的な指標も勘案して見積っております。

 EBITDAマージン率については、過去の実績に加え、業界における直近のコスト状況(調達や物流等)も勘案して見積っております。

 

(b)事業計画を超過する期間の成長率

 資金生成単位グループが属する市場もしくは国の長期平均成長率及びインフレ率を勘案して決定しております。

 前連結会計年度は、テイボーグループ、AlphaThetaグループ、JMDCグループ、ドクターネットグループ及びユニケソフトウェアリサーチグループは1.0%、PEAG, LLC dba JLab Audioグループは2.3%であります。当連結会計年度は、テイボーグループ、AlphaThetaグループは1.0%、PEAG, LLC dba JLab Audioグループは2.0%であります。

 

(c)割引率(加重平均資本コスト)

 資金生成単位グループの類似企業の資本コスト等を参照して算定しております。

 

 なお当連結会計年度における減損テストの結果、主に米国の政策金利上昇等の影響を受け割引率が上昇した結果、PEAG, LLC dba JLab Audioグループから5,914百万円の減損損失を認識しています。

 

 資金生成単位グループごとの税引前の割引率は次のとおりであります。

(単位:%)

 

資金生成単位グループ

事業セグメント

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

テイボーグループ

ものづくり

(部品・材料)

6.0

5.8

AlphaThetaグループ

ものづくり

(音響機器関連)

9.4

9.3

PEAG, LLC dba JLab Audio

グループ

12.4

14.2

JMDCグループ(注)

ヘルスケア

9.6

ドクターネットグループ(注)

9.9

ユニケソフトウェアリサーチ

グループ(注)

11.5

(注)当該資金生成単位グループは、当連結会計年度にJMDCの株式を一部譲渡し連結の範囲から除外した結果、消滅いたしました。

 

 資金生成単位グループの使用価値を算定して実施した減損テストにおいて主要な感応度を示す仮定は割引率です。もし割引率が上記の表に記載された率よりも上昇するならば、資金生成単位グループにおける減損の可能性が上昇します。

 割引率の変動に対する減損計上までの余裕度が低く、かつその影響額が大きい資金生成単位グループについて、減損計上までの余裕度がゼロとなる割引率の変化と、更に割引率が1%上昇した場合に発生する減損損失の見込額は以下のとおりです。

 なお、当該分析において割引率以外の条件は一定と仮定しております。

 

資金生成単位グループ

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

減損計上までの余裕度がゼロとなる割引率の変化

更に割引率が1%上昇した場合の減損損失の見込額

減損計上までの余裕度がゼロとなる割引率の変化

更に割引率が1%上昇した場合の減損損失の見込額

AlphaThetaグループ

1.4%

9,159百万円

2.5%

7,886百万円

PEAG, LLC dba JLab Audioグループ

(注)

1.4%

5,105百万円

6,447百万円

(注)PEAG, LLC dba JLab Audioグループは当連結会計年度において減損損失を認識しているため余裕度は記載しておりません。

 

11.非金融資産の減損

 以下の減損損失を計上しております。

 減損損失は連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

ものづくりセグメント

 

 

 

音響機器関連

PEAG, LLC dba JLab Audio

 

 

 

のれん

5,914

音響機器関連計

 

5,914

ものづくりセグメント計

 

5,914

その他セグメント

株式会社プリメディカ

 

 

 

ソフトウェア

1

その他セグメント計

 

1

合計

5,916

 

 当連結会計年度において、ものづくり(音響機器関連)セグメントに属するPEAG, LLC dba JLab Audio及びその他セグメントに属する株式会社プリメディカの非金融資産について、入手できる情報を基に回収可能価額を見積ったところ、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、減損損失を認識いたしました。

 

12.関連会社及び共同支配企業

(1) 関連会社

① 重要な関連会社

 当社グループにとって重要性のある関連会社は以下のとおりであります。

 

名称

主要な事業の内容

所在地

持分割合

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

キッズウェル・バイオ株式会社

バイオ医薬品

日本

30.13%

29.56%

 

キッズウェル・バイオ株式会社の要約財務諸表及び当該関連会社に対する持分の帳簿価額との調整表は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

流動資産

3,722

3,948

非流動資産

178

224

資産合計

3,900

4,173

流動負債

916

780

非流動負債

718

1,704

負債合計

1,634

2,485

資本合計

2,265

1,688

資本合計のうち当社グループの持分

682

498

のれん相当額及び連結調整

3,853

1,752

投資の帳簿価額

4,536

2,251

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

売上収益

1,658

1,912

当期利益(△は損失)

△714

△635

その他の包括利益

257

当期包括利益合計

△456

△635

当社グループが受け取った配当金

 

 当社は、当連結会計年度において、一部の持分法で会計処理されている投資において、市場価格の下落により減損の客観的な証拠が存在すると判断したため、減損損失を2,064百万円認識しております。当該減損損失は、連結損益計算書において「持分法による投資損益」に含めて表示しております。

 

② 個々には重要性のない関連会社

 個々には重要性のない関連会社に対する当社グループの関与の帳簿価額は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

帳簿価額

378

 

③ 関連会社の持分情報

 当社グループの関連会社について、持分情報は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

継続事業からの純損益

△248

△2,286

非継続事業からの税引後の純損益

その他の包括利益

77

△0

包括利益合計

△171

△2,286

 

(2) 共同支配企業

 該当事項はありません。

 

13.法人所得税

(1) 繰延税金資産及び繰延税金負債

 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳及び変動(同一の租税管轄区域内での残高相殺前)は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

2021年

1月1日

純損益を

通じて認識

その他の

包括利益に

おいて認識

企業結合による影響

2021年

12月31日

繰延税金資産

 

 

 

 

 

未払人件費

243

16

12

272

棚卸資産

664

41

51

757

税務上の繰越欠損金

11,532

△1,347

10,185

出資金

104

104

有価証券

435

△88

347

契約負債

250

△106

583

727

未払事業税

114

36

150

為替差額

745

745

その他

1,182

673

137

1,994

合計

14,528

59

△88

784

15,283

繰延税金負債

 

 

 

 

 

無形資産

△20,521

636

△19,884

有形固定資産

△153

4

△149

有価証券

△358

△6

△365

海外子会社の剰余金

△110

28

△82

その他

△165

△109

4

24

△244

合計

△21,310

559

△1

24

△20,727

繰延税金資産及び負債の純額

△6,782

619

△90

809

△5,444

 

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

2022年

1月1日

純損益を

通じて認識

その他の

包括利益に

おいて認識

その他

2022年

12月31日

繰延税金資産

 

 

 

 

 

未払人件費

272

70

△114

229

棚卸資産

757

△32

△0

723

税務上の繰越欠損金

10,185

△1,825

△62

8,297

出資金

104

△104

無形資産

1,472

1,472

有価証券

347

△267

79

契約負債

727

△727

未払事業税

150

1,360

1,510

為替差額

745

△745

その他

1,994

△146

△169

1,677

合計

15,283

△678

△267

△346

13,990

繰延税金負債

 

 

 

 

 

無形資産

△19,884

1,924

△5

△17,965

有形固定資産

△149

△4

△153

有価証券

△365

△14,174

5,742

△46

△8,844

海外子会社の剰余金

△82

△28

△111

その他

△244

△350

△4

△43

△643

合計

△20,727

△12,633

5,737

△95

△27,718

繰延税金資産及び負債の純額

△5,444

△13,311

5,469

△442

△13,727

 

 連結財政状態計算書上の繰延税金資産及び繰延税金負債は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

繰延税金資産

3,262

1,574

繰延税金負債

△8,706

△15,302

純額

△5,444

△13,727

 

 

 繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

税務上の繰越欠損金

1,410

2,869

将来減算一時差異

338

1,527

合計

1,748

4,396

 

 繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の金額と繰越期限は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

1年目

2年目

3年目

649

4年目

18

5年目以降

742

2,869

合計

1,410

2,869

 

 当社グループは、税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産を前連結会計年度及び当連結会計年度においてそれぞれ10,185百万円及び8,297百万円計上しております。

 当社グループは、認識した繰延税金資産については、未使用の税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異のうち、タックスプランニングの機会を考慮し、将来の課税所得に対して利用できる可能性の高い場合に限り認識しております。

 主にAlphaTheta株式会社とノーリツ鋼機株式会社を頂点とした連結納税グループに属するテイボー株式会社においては、事業計画等により将来の発生が予測される課税所得の額及びその発生時期を見積っており、主要な仮定として過去の実績に加え、外部機関により公表されている客観的な指標も勘案して売上成長率を算出しております。また、EBITDAマージン率については、過去の実績に加え、業界における直近のコスト状況(調達や物流等)も勘案して見積っております。

 予測された将来の課税所得が発生しなかった場合には、計上された繰延税金資産が回収されず、法人所得税費用が増加する可能性があります。

 

 

(2) 純損益を通じて認識した法人所得税

 純損益を通じて認識した法人所得税の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

当期法人所得税

3,563

36,363

繰延法人所得税

 

 

一時差異の発生及び解消

789

14,875

税務上の繰越欠損金

△1,347

△1,825

繰延法人所得税計

△557

13,049

法人所得税合計

3,005

49,413

継続事業

887

△209

非継続事業

2,118

49,622

 

(3) 適用税率の調整

 適用税率と平均実際負担税率との差異について、原因となった主要な項目の内訳は以下のとおりであります。

(単位:%)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

国内の適用税率

30.6

30.6

損金不算入の費用

△1.7

4.6

益金不算入の収益

△0.9

△2.5

未認識の繰延税金資産の変動

△9.1

△20.5

税率による影響

△1.6

6.0

子会社売却による影響

△24.3

その他

△0.5

0.7

実際負担税率

16.7

△5.3

 

14.仕入債務及びその他の債務

 仕入債務及びその他の債務の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

仕入債務

6,023

4,529

未払金

7,258

1,766

合計

13,282

6,296

 前連結会計年度における未払金には、当社グループが行う医療報酬債権の流動化取引において、認識の中止の要件を満たさないものについて受け取った対価を含めて表示しております。その帳簿価額及び関連する資産の帳簿価額は、注記「5.金融商品 (5) 金融資産の譲渡」に記載しております。

 なお、当連結会計年度における未払金には、医療情報に関する事業を担っていたJMDCの株式の一部を譲渡し連結の範囲から除外したため、該当はありません。

 

15.借入金及び担保に供している資産等

(1) 金融負債の内訳

 借入金及びリース負債の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

12,464

14,543

1.4

1年以内に返済予定の長期借入金

9,433

4,451

0.6

長期借入金

(1年以内に返済予定のものを除く)

73,721

29,058

0.7

2024年1月~

2029年3月

リース負債(流動)

1,212

665

2.0

リース負債(非流動)

7,618

2,359

2.0

2024年1月~

2029年1月

合計

104,450

51,079

(注)1 平均利率は、額面金額に対する加重平均利率を記載しております。

2 当連結会計年度における金融負債の主な減少要因はリファイナンスによる借入の返済とJMDCグループを連結の範囲から除外したことによる影響であります。

 

 財務制限条項が付されている借入金は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

短期借入金

8,051

13,317

1年以内に返済予定の長期借入金

9,436

4,500

長期借入金

(1年以内に返済予定のものを除く)

71,465

28,250

合計

88,953

46,067

 

 主な財務制限条項は契約主体の連結決算においての純資産及び段階利益の一定水準の維持であります。

 

(2) 担保に供している資産及び担保が付されている債務

 担保に供している資産及び担保が付されている債務は以下のとおりであります。

 担保権は、財務制限条項に抵触した場合、又は借入契約に不履行がある場合に行使される可能性があります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

担保に供している資産

 

 

現金及び現金同等物

240

売上債権及びその他の債権

2,226

棚卸資産

3,877

有形固定資産

1,234

その他の非流動資産

35

合計

7,613

担保が付されている債務

 

 

借入金(流動)

2,396

借入金(非流動)

24,744

合計

27,140

 

 上記のほか、連結処理により相殺消去されている以下の資産を担保に供しております。なお、金額は当社グループの取得原価で表示しております。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

売上債権及びその他の債権

4,628

その他の金融資産(流動・非流動)

10,613

子会社株式等

37,435

 

16.リース

 当社グループは、借手として、主にオフィスビル、倉庫等を賃借しております。

 なお、エスカレーション条項及びリース契約によって課された制限(追加借入及び追加リースに関する制限等)はありません。

 

 リースに係る損益の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

使用権資産の減価償却費

 

 

建物及び構築物

440

492

機械装置及び運搬具

1

1

工具、器具及び備品

241

232

合計

683

725

リース負債に係る金利費用

50

59

短期リース費用

28

16

少額資産リース費用

18

23

 

 使用権資産の帳簿価額の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

使用権資産

 

 

建物及び構築物

8,218

2,434

機械装置及び運搬具

11

0

工具、器具及び備品

433

453

合計

8,663

2,889

 

 前連結会計年度及び当連結会計年度における使用権資産の増減額は、それぞれ△315百万円及び△5,773百万円であります。

 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるリースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額は、それぞれ1,411百万円及び907百万円であります。

 リース負債の満期分析については、注記「5.金融商品 (2)財務上のリスク管理方針 ⑤ 流動性リスク管理」に記載しております。

 なお、当連結会計年度においてJMDCの株式を一部譲渡したことによりJMDCグループを連結の範囲から除外しております。そのため、主に建物及び構築物5,928百万円、機械装置及び運搬具10百万円がそれぞれ減少しております。

 

17.引当金

 引当金の内訳及び増減は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

製品保証引当金

資産除去債務

損害賠償引当金

合計

2021年1月1日

47

242

40

331

 期中増加額

154

29

184

 企業結合による増加

57

57

 期中減少額(目的使用)

△93

△9

△103

 期中減少額(戻入)

△61

△15

△77

 連結除外による減少

△1

△1

2021年12月31日

47

302

40

390

流動

47

40

87

非流動

302

302

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

製品保証引当金

資産除去債務

損害賠償引当金

合計

2022年1月1日

47

302

40

390

 期中増加額

181

1

183

 期中減少額(目的使用)

△134

△134

 連結除外による減少

△1

△242

△244

 換算差額

4

4

2022年12月31日

97

61

40

199

流動

97

40

138

非流動

61

61

 

製品保証引当金

 IAS第37号に基づき、販売済製品の無償修理費用の支出に備えるため、販売済製品について過去の実績を基礎に将来の製品保証費見込額を計上しております。これらは、通常、1年以内に支出されます。

 

資産除去債務

 賃借不動産に係る原状回復義務を履行するための見積費用です。この費用は退去時に支出することが見込まれておりますが、将来の事業計画の見直し等により変動する可能性があります。

 

損害賠償引当金

 将来発生が見込まれる違約金等の支払いに備えるため、合理的に見積りが可能な額を計上しております。支払時期は未定です。

 

18.その他の負債

 その他の負債の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

その他の流動負債

 

 

未払費用

3,442

4,587

その他

1,455

684

合計

4,897

5,271

その他の非流動負債

 

 

長期未払費用

303

203

その他

13

10

合計

317

213

 

19.従業員給付

(1) 退職給付

 当社の一部の連結子会社は、確定給付型の制度として企業年金制度及び退職一時金制度を設けております。また、当社及び国内連結子会社は、確定拠出型の制度として厚生年金保険に加入しております。また、一部の子会社は確定拠出型の年金制度を採用しております。

 確定給付型年金制度における給付額は、加入者ごとに付与される職位及び勤務年数を基礎としたポイントの獲得額を基礎として算定されます。確定給付年金制度に係る年金資産は外部の金融機関に運用を委託しております。加入者は一定以上の加入期間がある場合に限り、年金による受給を選択することができます。

 確定給付型の退職給付制度には、投資リスク、数理計算上のリスクが内在しております。制度設計上の退職給付債務に見合った運用収益を得られない場合、掛金の追加拠出が求められる可能性があります。

 厚生年金保険は、厚生年金保険法に基づき、主として日本の民間企業の労働者が加入する公的年金制度であります。

 

① 確定給付制度

 確定給付債務及び制度資産と連結財政状態計算書に計上された確定給付負債及び資産の純額との関係は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

確定給付債務の現在価値

1,189

816

制度資産の公正価値

881

835

確定給付負債及び資産の純額

307

△19

連結財政状態計算書上の金額

 

 

退職給付に係る資産

324

303

退職給付に係る負債

632

283

確定給付負債及び資産の純額

307

△19

 

 確定給付債務の現在価値の増減は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

確定給付制度債務の現在価値の期首残高

1,122

1,189

当期勤務費用

91

70

利息費用

5

3

再測定による増減

 

 

財務上の仮定の変更により生じた数理計算上の差異

△45

△69

過去勤務費用

6

△0

制度からの支払

△65

△45

企業結合及び処分の影響額

70

△332

その他

4

確定給付制度債務の現在価値の期末残高

1,189

816

 

 制度資産の公正価値の増減は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

制度資産の公正価値の期首残高

825

881

利息収益

4

5

再測定による増減

 

 

制度資産に係る収益

(制度資産に係る利息収益を除く)

40

△56

制度への拠出(事業主によるもの)

31

30

制度からの支払

△43

△26

その他

24

制度資産の公正価値の期末残高

881

835

 

 制度資産の公正価値の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

 

活発な市場での市場価格があるもの

活発な市場での市場価格がないもの

活発な市場での市場価格があるもの

活発な市場での市場価格がないもの

国内債券

264

246

国内株式

275

121

外国債券

39

36

外国株式

108

77

一般勘定

98

104

その他

94

248

合計

384

497

199

635

 制度資産は合同運用によるファンドを通じて投資しております。

 

 確定給付債務の現在価値の算定に用いた重要な数理計算上の仮定は以下のとおりであります。

(単位:%)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

割引率

0.343~0.680

0.346~0.500

 

 重要な数理計算上の仮定についての感応度分析(確定給付債務への影響)は以下のとおりであります。

 この分析は、報告期間の末日時点において、他のすべての変数が一定であると仮定した上で、それぞれの割引率が0.5%増加又は0.5%減少した場合に確定給付制度債務に与える影響を示しております。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

増加

減少

増加

減少

割引率が0.5%変化した場合に想定される影響

△48

39

△32

35

 

 金融機関に制度資産の運用を委託し、退職給付制度による支払いを将来にわたり確実に実施するため、許容されるリスクのもとで安定的な収益を確保することを目的としてポートフォリオを決定しております。このポートフォリオは必要に応じて見直しを行うこととしております。制度資産の金額が退職給付債務の一定割合を下回った場合は、金融機関と協議の上、一定期間(通常5年)にわたって不足額の追加拠出を行います。

 

将来キャッシュ・フローに与える影響

 翌連結会計年度における確定給付制度への拠出予定額は、29百万円を見込んでおります。

 

 確定給付債務の満期分析は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

加重平均デュレーション(年)

11.8~12.0

12.0

 

② 確定拠出制度

 確定拠出制度関連費用は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

厚生年金保険料の事業主負担分

545

578

その他

159

179

合計

704

758

 

(2) 従業員給付費用の総額

 従業員給付費用の総額は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

給料手当

6,410

7,517

法定福利費

865

997

退職給付費用

172

178

その他

152

230

合計

7,601

8,924

(注) 従業員給付費用は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含めています。

 

20.資本及びその他の資本項目

(1) 授権株式総数及び発行済株式総数

 授権株式総数及び発行済株式総数は以下のとおりであります。

 なお、当社の発行する株式は、無額面普通株式であり、発行済株式は全額払込済となっております。

 

授権株式数

(無額面普通株式)

(千株)

発行済株式数

(無額面普通株式)

(千株)

2021年1月1日

64,000

36,190

2021年12月31日

64,000

36,190

2022年12月31日

64,000

36,190

 

(2) 資本金及び資本剰余金

 会社法では、株式の発行に対しての払込又は給付に係る額の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれる資本準備金に組み入れることが規定されております。資本準備金は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 当社は、2021年3月26日付の取締役会決議により、譲渡制限付株式報酬として自己株式を処分しており、金銭報酬債権54百万円に対する資本調整取引を含めております。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 当社は、2022年4月4日付の取締役会決議により、譲渡制限付株式報酬として自己株式を処分しており、金銭報酬債権54百万円に対する資本調整取引を含めております。

 

(3) 利益剰余金

 会社法では、剰余金の配当により減少する剰余金の額の10分の1を、資本準備金及び利益剰余金に含まれる利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで、資本準備金又は利益準備金として積み立てることが規定されております。積み立てられた利益準備金は欠損填補に充当できます。また、株主総会の決議により、利益準備金を取り崩すことができます。

 会社法では、剰余金の配当支払額と自己株式取得額に伴い交付する金銭等の総額について、分配可能額を超えてはならないとされており、この金額は日本で一般に認められた会計原則に準拠して作成された会計帳簿上の剰余金の額に基づき算定されます。IFRSに則した連結財務諸表への修正額は、会社法上の分配可能額の算定に影響はありません。

 当連結会計年度末現在における会社法上の分配可能額は128,189百万円であります。なお、会社法上の分配可能額は、配当の効力発生日までに生じた自己株式の取得等により変動する可能性があります。

 

(4)自己株式

 自己株式数及び残高の増減は以下のとおりであります。

 

株式数

(千株)

金額

(百万円)

2021年1月1日

577

1,211

 取得

0

0

 処分

△20

△42

2021年12月31日

556

1,169

 取得

0

0

 処分

△23

△49

2022年12月31日

533

1,119

 

(5) その他の資本の構成要素

① その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

 公正価値の変動をその他の包括利益を通じて測定すると指定した金融商品の公正価値による評価額と取得価額の評価差額であります。

 

② 在外営業活動体の換算差額

 外貨建で作成された在外営業活動体の財務諸表を連結する際に発生した換算差額であります。

 

③ 新株予約権

 当社の発行した新株予約権の期末残高であります。

 

21.配当金

 配当金の支払額は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2021年3月26日

定時株主総会決議

普通株式

356

10.00

2020年12月31日

2021年3月29日

2021年7月9日

取締役会決議

普通株式

498

14.00

2021年6月30日

2021年9月3日

 

(2) 基準日が当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2022年3月24日

定時株主総会決議

普通株式

6,556

184.00

2021年12月31日

2022年3月25日

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2022年3月24日

定時株主総会決議

普通株式

6,556

184.00

2021年12月31日

2022年3月25日

2022年7月15日

取締役会決議

普通株式

748

21.00

2022年6月30日

2022年9月2日

 

(2) 基準日が当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年3月23日

定時株主総会決議

普通株式

4,671

131.00

2022年12月31日

2023年3月24日

 

22.新株予約権

(1) 新株予約権の内容

 当社及び一部の子会社は新株予約権を発行しております。その内容は以下のとおりであります。

 

 

NKメディコ株式会社

第一回新株予約権

株式会社日本医療データセンター

第六回新株予約権

付与対象者

同社取締役1名

同社従業員

同社取締役3名

同社使用人及び

同社子会社の役員及び使用人

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 90,000株

普通株式 2,095,200株

付与日

2016年7月15日

2018年6月25日

権利確定条件

同社の業績が一定の水準を満たすこと

対象勤務期間において継続して勤務等していること

権利行使期間

2016年7月15日~2023年7月14日

2020年6月16日~2028年6月14日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)6,7

(注)4,5

 

 

株式会社JMDC

第七回新株予約権

株式会社JMDC

第八回新株予約権

付与対象者

同社取締役1名

同社使用人及び
同社子会社の役員及び使用人

同社取締役4名

同社使用人及び

同社子会社の役員及び使用人

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 491,600株

普通株式 2,310,400株

付与日

2019年2月5日

2019年3月18日

権利確定条件

対象勤務期間において継続して勤務等していること

同社業績が一定の水準を満たすこと

権利行使期間

2021年1月22日~2029年1月20日

2022年5月1日~2029年2月28日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)5

(注)5

 

 

 

 

株式会社JMDC

第九回新株予約権

ノーリツ鋼機株式会社

第三回新株予約権

付与対象者

同社使用人及び
同社子会社の役員及び使用人

同社代表取締役社長1名

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 58,400株

普通株式 542,800株

付与日

2019年3月5日

2019年4月5日

権利確定条件

対象勤務期間において継続して勤務等していること

同社業績が一定の水準を満たすこと

権利行使期間

2021年3月2日~2029年2月28日

2023年7月1日~2029年3月31日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)5

 

 

株式会社JMDC

第十回新株予約権

株式会社JMDC

第十一回新株予約権

付与対象者

同社使用人2名

同社使用人11名及び

同社子会社の役員1名

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 317,600株

普通株式 82,400株

付与日

2019年9月3日

2019年10月2日

権利確定条件

同社業績が一定の水準を満たすこと

対象勤務期間において継続して勤務等していること

権利行使期間

2023年5月1日~2029年7月31日

2021年11月1日~2029年8月31日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)5

(注)5

 

 

株式会社JMDC

第十二回新株予約権

NKメディコ株式会社

第二回新株予約権

付与対象者

同社使用人1名

同社取締役4名及び

同社使用人2名

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 7,600株

普通株式 46,300株

付与日

2019年10月2日

2020年9月28日

権利確定条件

同社業績が一定の水準を満たすこと

同社業績が一定の水準を満たすこと

権利行使期間

2023年5月1日~2029年7月31日

2022年9月28日~2027年9月27日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)5

(注)6,7

 

 

 

 

NKメディコ株式会社

第三回新株予約権

株式会社Dragonfly

第一回新株予約権

付与対象者

同社使用人20名

マネジメント及び社外協力者並びに

同社関係会社の役員及び使用人

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 18,000株

普通株式 330,750株

付与日

2020年9月28日

2020年10月30日

権利確定条件

同社業績が一定の水準を満たすこと

同社連結業績が一定の水準を満たす

こと

権利行使期間

2022年9月28日~2027年9月27日

2023年2月15日~2033年2月14日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)6,7

(注)8

 

 

株式会社JMDC

第十三回新株予約権

AO WAVE TECH CO., LTD.

Incentive Stock Option

付与対象者

同社取締役1名及び

同社使用人34名

同社取締役2名及び

同社使用人4名

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 655,600株

普通株式 199,998株

付与日

2020年5月8日

2021年6月1日

権利確定条件

同社業績が一定の水準を満たすこと

対象勤務期間において継続して勤務等していること

権利行使期間

2023年5月1日~2029年7月31日

2022年6月1日~2025年12月31日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)5

 

 

 

AO WAVE TECH CO., LTD.

Non-qualified Stock Option

株式会社JMDC

第十四回新株予約権

付与対象者

同社取締役2名及び

同社使用人4名

同社取締役20名及び

同社使用人18名

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 800,000株

普通株式 630,000株

付与日

2021年6月1日

2021年5月7日

権利確定条件

同社業績が一定の水準を満たすこと

権利行使期間

2022年6月1日~2025年12月31日

2024年5月1日~2030年7月31日

決済方法

持分決済型

持分決済型

 

 

 

 

株式会社プリメディカ

第四回新株予約権

株式会社プリメディカ

第五回新株予約権

付与対象者

同社取締役1名

同社使用人13名

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 6,400株

普通株式 6,500株

付与日

2021年8月2日

2021年8月2日

権利確定条件

同社業績が一定の水準を満たすこと

同社業績が一定の水準を満たすこと

権利行使期間

2023年8月2日~2028年8月1日

2023年8月2日~2028年8月1日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)7

(注)7

 

 

株式会社プリメディカ

第六回新株予約権

株式会社プリメディカ

第七回新株予約権

付与対象者

同社取締役5名及び

同社使用人2名

同社使用人37名

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 43,000株

普通株式 34,200株

付与日

2022年10月3日

2022年10月3日

権利確定条件

同社業績が一定の水準を満たすこと

同社業績が一定の水準を満たすこと

権利行使期間

2024年7月1日~2032年10月2日

2024年10月3日~2032年8月12日

決済方法

持分決済型

持分決済型

備考

(注)7

(注)7

 

(注)1 付与日、権利行使期間その他の条件がほとんど同種とみなされる株式報酬取引については、合算して開示しております。

2 新株予約権の数は株式数に換算して記載しております。

3 株式会社JMDCの第六回、七回、九回を除いて、いずれの新株予約権も付与時の公正価値による有償発行であり、その全額を現金で受け入れております。

4 株式会社日本医療データセンターは、2018年7月1日に、商号を株式会社JMDCに変更しております。

5 株式会社JMDCの発行している新株予約権につきましては、同社が実施した2018年6月18日付株式分割(1株につき1,000株の割合)及び2019年10月9日付株式分割(1株につき2株の割合)並びに2020年10月1日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。

6 NKメディコ株式会社は、2021年4月1日に、商号を株式会社プリメディカに変更しております。

7 株式会社プリメディカの発行している新株予約権につきましては、同社が実施した2022年2月8日付株式分割(1株につき100株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。

8 株式会社Dragonflyは、2021年6月1日に、旧AlphaTheta株式会社と合併し、商号をAlphaTheta株式会社に変更しております。

 

(2) 新株予約権の数の変動状況

 当連結会計年度において存在した新株予約権を対象とし、新株予約権の数については、株式数に換算して記載しております。

 

 

NKメディコ株式会社

第一回新株予約権

株式会社日本医療データセンター

第六回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

90,000

23,400

1,619,200

836,800

 付与(株)

 権利行使(株)

66,600

782,400

 満期消滅(株)

 失効(株)

 連結範囲の変動(株)

836,800

期末未行使残高(株)

23,400

23,400

836,800

期末行使可能残高(株)

23,400

23,400

836,800

権利行使日の加重平均株価(円)

223,869

6,262

権利行使価格(円)

545

545

351

351

 

 

 

 

株式会社JMDC

第七回新株予約権

株式会社JMDC

第八回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

491,600

176,000

2,310,400

2,231,200

 付与(株)

 権利行使(株)

315,600

 満期消滅(株)

 失効(株)

79,200

 連結範囲の変動(株)

176,000

 

2,231,200

期末未行使残高(株)

176,000

2,231,200

期末行使可能残高(株)

176,000

権利行使日の加重平均株価(円)

6,262

権利行使価格(円)

374

374

374

374

 

 

 

株式会社JMDC

第九回新株予約権

ノーリツ鋼機株式会社

第三回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

58,400

27,200

542,800

542,800

 付与(株)

 権利行使(株)

31,200

 満期消滅(株)

 失効(株)

 連結範囲の変動(株)

27,200

期末未行使残高(株)

27,200

542,800

542,800

期末行使可能残高(株)

27,200

542,800

権利行使日の加重平均株価(円)

6,262

権利行使価格(円)

374

374

2,417

2,417

 

 

 

株式会社JMDC

第十回新株予約権

株式会社JMDC

第十一回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

317,600

317,600

82,400

64,000

 付与(株)

 権利行使(株)

18,400

 満期消滅(株)

 失効(株)

 連結範囲の変動(株)

317,600

64,000

期末未行使残高(株)

317,600

64,000

期末行使可能残高(株)

64,000

権利行使日の加重平均株価(円)

6,262

権利行使価格(円)

1,125

1,125

1,125

1,125

 

 

 

株式会社JMDC

第十二回新株予約権

NKメディコ株式会社

第二回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

7,600

7,600

46,300

46,300

 付与(株)

 権利行使(株)

 満期消滅(株)

 失効(株)

46,300

 連結範囲の変動(株)

7,600

期末未行使残高(株)

7,600

46,300

期末行使可能残高(株)

権利行使日の加重平均株価(円)

権利行使価格(円)

1,125

1,125

2,200

2,200

 

 

 

NKメディコ株式会社

第三回新株予約権

株式会社Dragonfly

第一回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

18,000

18,000

330,750

330,750

 付与(株)

 権利行使(株)

 満期消滅(株)

 失効(株)

18,000

期末未行使残高(株)

18,000

330,750

330,750

期末行使可能残高(株)

330,750

権利行使日の加重平均株価(円)

権利行使価格(円)

2,200

2,200

13,759

13,759

 

 

 

株式会社JMDC

第十三回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

655,600

651,600

 付与(株)

 権利行使(株)

 満期消滅(株)

 失効(株)

4,000

 連結範囲の変動(株)

651,600

期末未行使残高(株)

651,600

期末行使可能残高(株)

権利行使日の加重平均株価(円)

権利行使価格(円)

2,775

2,775

 

 

 

AO WAVE TECH CO., LTD.

Incentive Stock Option

AO WAVE TECH CO., LTD.

Non-qualified Stock Option

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

166,665

666,667

 付与(株)

199,998

33,333

800,000

133,333

 権利行使(株)

 満期消滅(株)

 失効(株)

33,333

133,333

期末未行使残高(株)

166,665

199,998

666,667

800,000

期末行使可能残高(株)

権利行使日の加重平均株価(USD)

権利行使価格(USD)

9.00

9.00

9.00

9.00

 

 

 

 

株式会社JMDC

第十四回新株予約権

株式会社プリメディカ

第四回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

630,000

6,400

 付与(株)

630,000

6,400

 権利行使(株)

 満期消滅(株)

 失効(株)

6,400

 連結範囲の変動(株)

630,000

期末未行使残高(株)

630,000

6,400

期末行使可能残高(株)

権利行使日の加重平均株価(円)

権利行使価格(円)

5,160

5,160

2,400

2,400

 

 

 

株式会社プリメディカ

第五回新株予約権

株式会社プリメディカ

第六回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

6,500

 付与(株)

6,500

43,000

 権利行使(株)

 満期消滅(株)

 失効(株)

6,500

期末未行使残高(株)

6,500

43,000

期末行使可能残高(株)

権利行使日の加重平均株価(円)

権利行使価格(円)

2,400

2,400

2,150

 

 

 

 

株式会社プリメディカ

第七回新株予約権

前連結会計年度

当連結会計年度

期首未行使残高(株)

 付与(株)

34,200

 権利行使(株)

 満期消滅(株)

 失効(株)

期末未行使残高(株)

34,200

期末行使可能残高(株)

権利行使日の加重平均株価(円)

権利行使価格(円)

2,150

 

(注)1 株式会社JMDCの発行している新株予約権につきましては、同社が実施した2018年6月18日付株式分割(1株につき1,000株の割合)及び2019年10月9日付株式分割(1株につき2株の割合)並びに2020年10月1日付株式分割(1株につき2株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。

2 株式会社プリメディカの発行している新株予約権につきましては、同社が実施した2022年2月8日付株式分割(1株につき100株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。

 

(3) 新株予約権の公正な評価単価及び仮定

 当連結会計年度に付与した新株予約権の公正な評価単価及び評価技法並びに基礎数値は以下のとおりであります。

 なお、公正な評価単価の算定に当たっては、外部専門家の評価結果によっております。

 

株式会社プリメディカ

第六回新株予約権

株式会社プリメディカ

第七回新株予約権

付与日における公正な評価単価(円)

2,150

2,150

使用した評価技法

モンテカルロ・シミュレーション

モンテカルロ・シミュレーション

付与日の株価(円/株)

2,150

2,150

行使価格(円/株)

2,150

2,150

株価変動性(%)

46.77

46.77

予想残存期間(年)

10

10

予想配当(%)

0.00

0.00

無リスク利子率(%)

0.18

0.18

 

(注)1 付与時の株価は、直近の取引価格によっております。

2 株価変動性は権利行使可能日までの期間に応じた直近の期間の実績をもとに算定しております。

3 予想残存期間は、新株予約権の権利が行使されると予想される日までの期間としております。

4 予想配当は、各社の直近事業年度の配当実績によっております。

5 無リスク利子率は、予想残存期間に対応する年数の国債の流通利回りを使用しております。

 

(4) 株式に基づく報酬費用

 連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれている、継続事業からのストック・オプションに係る費用計上額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ32百万円及び81百万円であります。

 

23.譲渡制限付株式報酬

 当社は、当社の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)(以下「対象取締役」という。)に対する当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的に、対象取締役を対象とする報酬制度として、譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。

 譲渡制限付株式報酬制度による当社の普通株式の発行又は処分にあたっては、当社と対象取締役との間で譲渡制限付株式割当契約を締結するものとし、その内容としては、①対象取締役は、一定期間、譲渡制限付株式割当契約により割当てを受けた当社の普通株式について、第三者への譲渡、担保権の設定その他一切の処分を禁止すること、②一定の事由が生じた場合には当社が当該普通株式を無償で取得することなどが含まれることを条件とします。

 

前連結会計年度及び当連結会計年度に付与した譲渡制限付株式の内容は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

付与対象者

当社取締役2名

(監査等委員である取締役

及び社外取締役を除く。)

当社取締役2名

(監査等委員である取締役

及び社外取締役を除く。)

付与日

2021年4月23日

2022年4月28日

付与した株式の数

20,384株

23,625株

付与日の公正価値(注)1

2,698円

2,328円

譲渡制限期間

(注)2

(注)3

(注)1.公正価値の測定方法は、取締役会決議日の前営業日の東京証券取引所市場第一部における当社株式の終値を基礎として算定しております。

2.譲渡制限期間は、2021年4月23日から当社の取締役の地位を退任した直後の時点までとなります。

3.譲渡制限期間は、2022年4月28日から当社の取締役の地位を退任した直後の時点までとなります。

 

 譲渡制限付株式報酬制度は、持分決済型の株式報酬として会計処理しており、前連結会計年度及び当連結会計年度において計上した費用は、それぞれ41百万円及び54百万円であります。

 

24.売上収益

(1) 収益の分解

① 顧客との契約及びその他の源泉から認識した収益

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

顧客との契約から認識した収益

54,481

73,515

その他の源泉から認識した収益

合計

54,481

73,515

 

② 分解した収益とセグメント収益の関連

(単位:百万円)

報告セグメント

主要な区分

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

ものづくりセグメント

 

 

 

 部品・材料

テイボーグループ

12,282

12,717

 

小計

12,282

12,717

 音響機器関連

AlphaThetaグループ

26,511

36,362

 

PEAG, LLC dba JLab Audioグループ

14,596

23,154

 

小計

41,107

59,516

ものづくりセグメント計

53,390

72,233

その他セグメント計

1,090

1,282

合計

54,481

73,515

一時点で移転する財又はサービス

53,968

72,658

一定の期間にわたり移転する財又はサービス

512

856

顧客との契約から認識した収益

54,481

73,515

その他の源泉から認識した収益

 

 重要な金融要素が含まれる契約、対価が変動する可能性のある契約に重要性はありません。

 

(部品・材料)

 ものづくり事業のうち、部品・材料に関する事業においては、毛細管現象を利用したペン先部材、コスメ部材及び金属射出成形による部品等を製造販売しております。

 ペン先部材・コスメ部材の製品は、繊維芯、焼結芯、PBTブラシなど幅広い製品群がありますが、これらの製品は、顧客に資産の物理的占有を移転した時点が契約の履行義務の充足時期であり、顧客への製品の到着時、検収時や貿易上の諸条件等に基づき収益を認識しております。

 また金属射出成型による部品等の製品は、従来のプラスチック射出成形法と金属粉末冶金法を融合することによって生まれた複合技法により、機械加工が困難な微細・精密部品や複雑形状・三次元形状の部品等を販売しております。これらの製品は、顧客に資産の物理的占有を移転した時点が契約の履行義務の充足時期であり、顧客への製品の到着時、検収時に収益を認識しております。

 

 

(音響機器関連)

 ものづくり事業のうち音響機器関連に関する事業においては、DJ/CLUB機器、業務用音響機器、音楽制作機器、パーソナルオーディオデバイス等の設計及び販売、また機器に関連するサービス事業を行っております。

 DJ/CLUB機器、パーソナルオーディオデバイス等のハードウェアの販売においては、顧客に物品を引渡した時点が契約の履行義務の充足時期であり、顧客へ当該物品の引渡時点、貿易上の諸条件等に基づき収益を認識しております。

 機器に関連するサービス事業は、主として定額制の楽曲提供サービス等の役務収益でありますが、当該役務収益については、役務提供月を基準として収益を認識しております。

 

(その他)

 主として医療機関から受託した検査についての結果を報告するサービスであるため、検査結果を顧客に引渡した時点で支配が顧客に移転し、履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。

 

(2) 契約残高

 顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債の内訳は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

2021年1月1日

2021年12月31日

顧客との契約から生じた債権

6,599

16,353

契約資産

26

9

契約負債

1,895

3,377

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

2022年1月1日

2022年12月31日

顧客との契約から生じた債権

16,353

14,344

契約資産

9

契約負債

3,377

208

 

 前連結会計年度において、企業結合により契約負債が1,703百万円増加し、当連結会計年度において、子会社の売却により顧客との契約から生じた債権が3,494百万円、契約負債が3,165百万円減少しております。

 また、前連結会計年度及び当連結会計年度に認識された収益について、期首現在の契約負債残高に含まれていた金額は、それぞれ341百万円及び29百万円であります。

 前連結会計年度及び当連結会計年度において、過去の期間に充足した履行義務から認識した収益の額に重要性はありません。

 

(3) 残存履行義務に配分した取引価格

 残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

1年以内

2,034

208

1年超

1,342

合計

3,377

208

 

(4) 顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産

 前連結会計年度及び当連結会計年度において、顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産の額に重要性はありません。

 

25.販売費及び一般管理費

 販売費及び一般管理費の内訳は以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

従業員給付費用

4,534

5,728

広告宣伝費

1,532

2,650

荷造運送費

996

1,338

租税公課

182

210

通信費

177

259

販売手数料

312

1,038

消耗品費

142

207

支払手数料

1,294

1,512

旅費交通費

55

192

研究開発費

4,460

4,622

減価償却費及び償却費

3,300

3,684

その他

849

960

合計

17,839

22,406

 

26.その他の収益及び費用

 その他の収益及び費用の内訳は以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

その他の収益

 

 

補助金収入

10

5

固定資産売却益

2

0

為替差益

211

269

貸倒引当金戻入額

38

その他

28

28

合計

253

341

その他の費用

 

 

固定資産除売却損

18

14

減損損失

5,916

控除対象外消費税等

27

176

貸倒引当金繰入額

3

株式取得費用

1,021

その他

37

95

合計

1,109

6,202

 

27.金融収益及び金融費用

 金融収益及び金融費用の内訳は以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

金融収益

 

 

受取利息

 

 

償却原価で測定する金融資産

78

221

受取配当金

 

 

FVTPLの金融資産

21

FVTOCIの金融資産

1

90

小計

23

90

投資有価証券評価益

 

 

FVTOCIの金融資産

2

その他の金融収益

0

為替差益

925

6,452

合計

1,027

6,767

金融費用

 

 

支払利息

 

 

償却原価で測定する金融負債

1,335

1,382

リース負債

50

59

小計

1,385

1,442

支払手数料

130

339

投資有価証券評価損

 

 

FVTOCIの金融資産

2

その他の金融費用

13

16

合計

1,532

1,798

 

 FVTOCIの金融資産からの受取配当金として認識された金額は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

期末現在で保有している投資に係る

受取配当金

1

90

 

28.1株当たり利益

(1) 基本的1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

 ① 親会社の普通株主に帰属する利益

 

 

 親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)

5,115

101,548

 親会社の普通株主に帰属しない当期利益(百万円)

 基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)

5,115

101,548

  継続事業

4,426

4,145

  非継続事業

689

97,403

 ② 期中平均普通株式数

 

 

 期中平均普通株式数(株)

35,629,019

35,651,769

 ③ 基本的1株当たり当期利益

 

 

 基本的1株当たり当期利益(円)

143.58

2,848.36

  継続事業

124.23

116.27

  非継続事業

19.35

2,732.09

 

(2) 希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

 ① 希薄化後の普通株主に帰属する利益

 

 

 基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)

5,115

101,548

 当期利益調整額(百万円)

△102

△102

 希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)

5,012

101,446

  継続事業

4,420

4,045

  非継続事業

592

97,400

 ② 希薄化後の期中平均普通株式数

 

 

 期中平均普通株式数(株)

35,629,019

35,651,769

 新株予約権による普通株式増加数(株)

12,143

 希薄化後の期中平均普通株式数(株)

35,641,162

35,651,769

 ③ 希薄化後1株当たり当期利益

 

 

 希薄化後1株当たり当期利益(円)

140.64

2,845.48

  継続事業

124.02

113.49

  非継続事業

16.62

2,731.99

 希薄化効果を有しないため、希薄化後1株当たり当期利益の
 算定に含めなかった潜在株式の概要

子会社が発行する新株予約権の一部については、希薄化効果を有していないため、希薄化後1株当たり当期利益の算定に含めておりません。

当社及び子会社が発行する新株予約権の一部については、希薄化効果を有していないため、希薄化後1株当たり当期利益の算定に含めておりません。

 

29.その他の包括利益

 その他の包括利益の各項目別の当期発生額及び純損益への組替調整額、並びに税効果の影響は以下のとおりであります。

 

 前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

当期発生額

組替調整額

税効果調整前

税効果

税効果調整後

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

 

 その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

214

214

△95

119

 確定給付制度の再測定

43

43

4

48

 持分法適用会社に対する持分相当額

87

87

△9

77

  純損益に振り替えられることのない

項目合計

345

345

△100

245

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

 

 在外営業活動体の換算差額

1,034

1,034

1,034

  純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

1,034

1,034

1,034

合計

1,380

1,380

△100

1,280

 

 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

当期発生額

組替調整額

税効果調整前

税効果

税効果調整後

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

 

 その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

△17,743

△17,743

5,474

△12,268

 確定給付制度の再測定

13

13

△4

8

  純損益に振り替えられることのない

項目合計

△17,729

△17,729

5,469

△12,259

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

 

 在外営業活動体の換算差額

△840

△840

△840

 持分法適用会社に対する持分相当額

△0

△0

△0

  純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

△840

△840

△840

合計

△18,570

△18,570

5,469

△13,100

 

30.キャッシュ・フロー情報

(1) 現金及び現金同等物

 現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

現金及び預金

38,021

94,959

取得日から満期日までの期間が3ヶ月以内の短期投資

119

1,477

現金及び現金同等物

38,141

96,436

 

(2) 重要な非資金取引

 重要な非資金取引は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

リースにより取得した資産

850

952

 

(3) 非支配持分との取引による収入

 重要なものはありません。

 

 

(4) 子会社の取得による収支

 株式の取得により新たに子会社になった会社に関する支配獲得時の資産及び負債並びに支払対価と取得による収支の関係は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

取得資産

37,647

引受負債

△11,940

取得した子会社の純資産

25,706

のれん

13,842

非支配持分

△0

支払対価

△39,580

取得資産のうち、現金及び現金同等物

657

子会社の取得による支出

△38,923

 

(5) 子会社の支配喪失による収支

 子会社でなくなった会社に関する支配喪失時の資産及び負債並びに受取対価と支配喪失による収支の関係は以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

支配喪失時の資産

60

82,112

支配喪失時の負債

△48

△43,348

支配喪失した子会社の純資産

11

38,763

受取対価

22

111,864

支配喪失時の資産のうち、

現金及び現金同等物

△12

△15,663

子会社の支配喪失による収入

9

96,200

 

 

(6) 財務活動から生じた負債の変動

 財務活動から生じた負債の増減は以下のとおりであります。

 

 前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

借入金(流動)

借入金(非流動)

リース負債

合計

2021年1月1日

23,681

57,354

9,088

90,123

キャッシュ・フロー

 

 

 

 

 借入

27,651

31,492

59,143

 返済

△35,222

△17,407

△1,313

△53,943

非資金活動

 

 

 

 

 新規リース

1,064

1,064

 リース契約の解約

△991

△991

 科目振替

5,511

△5,511

 融資手数料調整額

18

△ 273

△254

 企業結合

7,070

955

8,026

 連結の範囲変動に
よる影響

△30

△30

 為替変動

256

996

46

1,300

 その他

11

11

2021年12月31日

21,897

73,721

8,830

104,450

 

 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

借入金(流動)

借入金(非流動)

リース負債

合計

2022年1月1日

21,897

73,721

8,830

104,450

キャッシュ・フロー

 

 

 

 

 借入

14,900

35,000

49,900

 返済

△13,914

△75,044

△807

△89,767

非資金活動

 

 

 

 

 新規リース

944

944

 リース契約の解約

△5

△5

 科目振替

△6,457

6,457

 融資手数料調整額

538

37

576

 連結の範囲変動に
よる影響

△649

△11,113

△6,021

△17,784

 為替変動

2,680

45

2,725

 その他

0

39

39

2022年12月31日

18,995

29,058

3,025

51,079

 

31.関連当事者についての開示

(1) 経営幹部に対する報酬

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

短期報酬

197

226

譲渡制限付株式報酬

41

54

合計

238

281

 

(2) 関連当事者間取引及び債権債務の残高

 当社グループは以下の関連当事者と取引を行っております。

 

 前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

種類

名称又は氏名

取引の内容

取引金額

未決済残高

役員及びその近親者が議決権の過半数を所有する会社等

OMM法律事務所

弁護士報酬

5

(注)取引条件
取引の価格については契約ごとに、提示された金額を検討し、交渉の上決定しております。

 

 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

種類

名称又は氏名

取引の内容

取引金額

未決済残高

役員及びその近親者が議決権の過半数を所有する会社等

OMM法律事務所

弁護士報酬

120

(注)取引条件
取引の価格については契約ごとに、提示された金額を検討し、交渉の上決定しております。

 

32.主要な子会社

 当社グループにおける主要な子会社は以下のとおりであります。

子会社名

所在地

持分割合

報告セグメント

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

テイボー株式会社

静岡県浜松市

中区

100.00%

100.00%

ものづくり

(部品・材料)

AlphaTheta株式会社

神奈川県横浜市

西区

99.90%

99.90%

ものづくり

(音響機器関連)

AlphaTheta EMEA Limited

イギリス

ロンドン市

99.90%

99.90%

ものづくり

(音響機器関連)

AlphaTheta Music Americas, Inc.

アメリカ

カリフォルニア州

99.90%

99.90%

ものづくり

(音響機器関連)

AlphaTheta (Shanghai) CO., Ltd.

中国上海市

99.90%

99.90%

ものづくり

(音響機器関連)

PEAG, LLC dba JLab Audio

アメリカ

カリフォルニア州

100.00%

100.00%

ものづくり

(音響機器関連)

JLab Japan株式会社

東京都港区

100.00%

100.00%

ものづくり

(音響機器関連)

株式会社プリメディカ(注1)

東京都港区

95.08%

95.08%

その他

株式会社ドクターネット(注2)

東京都港区

48.73%

ヘルスケア

株式会社JMDC(注2)

東京都港区

48.73%

ヘルスケア

株式会社ユニケソフトウェアリサーチ

(注2)

東京都港区

48.73%

ヘルスケア

(注)1 NKメディコ株式会社は、2021年4月1日付で株式会社プリメディカに社名変更しております。

2 当連結会計年度に株式会社JMDCの株式を一部譲渡し連結の範囲から除外いたしました。

 

(非支配持分)

 当連結グループにとって重要性のある非支配持分を有する子会社は株式会社ドクターネット、株式会社JMDC及び株式会社ユニケソフトウェアリサーチであり、要約財務情報は、次のとおりであります。

 前連結会計年度末時点において3社の議決権の過半数を所有しておりません。しかしながら、当社は、議決権の分散状況等を勘案した結果、当社が、同社を実質的に支配していると判断し、連結しています。また、当連結会計年度において株式会社JMDCの株式の一部を譲渡したことにより、3社を連結の範囲から除外しております。なお、次の開示額は連結会社間の消去前の金額であります。

 

株式会社ドクターネット

要約財務情報

(a)要約財政状態計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

流動資産

2,435

非流動資産

3,853

流動負債

664

非流動負債

569

資本合計

5,055

非支配持分の累積額

2,591

 

 

(b)要約損益計算書及び要約包括利益計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

売上収益

4,420

当期利益

825

その他の包括利益

3

当期包括利益

829

非支配持分に配分された純損益

423

 

(c)要約キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

1,109

投資活動によるキャッシュ・フロー

△196

財務活動によるキャッシュ・フロー

△415

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

497

 

株式会社JMDC

要約財務情報

(a)要約財政状態計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

流動資産

16,879

非流動資産

28,882

流動負債

2,921

非流動負債

13,668

資本合計

29,171

非支配持分の累積額

14,956

 

(b)要約損益計算書及び要約包括利益計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

売上収益

7,910

当期利益

1,062

その他の包括利益

2

当期包括利益

1,065

非支配持分に配分された純損益

544

 

 

(c)要約キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

1,564

投資活動によるキャッシュ・フロー

△12,254

財務活動によるキャッシュ・フロー

△2,366

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△13,055

 

株式会社ユニケソフトウェアリサーチ

要約財務情報

(a)要約財政状態計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

流動資産

1,662

非流動資産

1,602

流動負債

292

非流動負債

282

資本合計

2,689

非支配持分の累積額

1,378

 

(b)要約損益計算書及び要約包括利益計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

売上収益

1,969

当期利益

45

その他の包括利益

△1

当期包括利益

43

非支配持分に配分された純損益

23

 

(c)要約キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

117

投資活動によるキャッシュ・フロー

△298

財務活動によるキャッシュ・フロー

△31

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△212

 

 

 連結子会社の支配喪失に伴う損益

 前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 重要な売却損益はありません。

 

 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 ヘルスケアセグメントに含まれておりましたJMDCの売却による売却益及び残存持分の評価益は、非継続事業からの当期利益に計上しており、その金額は以下のとおりです。非継続事業については、注記「35.非継続事業」に記載しております。

非継続事業からの当期利益

 

 

子会社株式売却益

100,726

百万円

投資有価証券評価益

46,108

百万円

 

33.偶発債務

 前連結会計年度(2021年12月31日)

 AlphaTheta EMEA Limitedがベルギー税務当局から関税の修正申告の求めを受けている事案に関し、債務が存在する可能性が高いと認識している未払費用は369百万円であります。また、企業結合日以前の輸入に対する当該偶発債務の公正価値196百万円を当連結会計年度末において、引き続き連結財政状態計算書のその他の流動負債に認識しております。

 現在、前連結会計年度から引き続き輸入区分の協議中であり、概ね1年以内に結論がでる見込みであります。

 

 当連結会計年度(2022年12月31日)

 前連結会計年度にて協議中であった輸入区分は現在も協議中ですが、当連結会計年度において当局より通知書を受け取ったことから、全額未払費用に振り替えました。

 そのため当連結会計年度においてその他の偶発債務の該当事項はありません。

 

34.企業結合

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

取得による企業結合

(PEAG, LLC dba JLab Audioの持分取得)

(1) 企業結合の概要

① 被取得企業の名称及び事業の内容

被取得企業の名称 PEAG, LLC dba JLab Audio

事業の内容    パーソナルオーディオデバイス及びテクノロジー製品の設計及び販売

 

② 企業結合を行った理由

 本件は、2020年9月4日に更新した中期経営計画に掲げた、基盤事業の収益力を高め、成長分野へ適切な投資を行っていくという方針の一環として実施したものです。

 当社は、M&Aを軸にした経営の多角化展開を経て、現在の中期経営計画に伴う事業ポートフォリオの再編により、ものづくりをコア事業としております。2020年4月には、DJ/CLUB機器、業務用音響機器、音楽制作機器の商品開発・設計及び販売、並びにそれらのサービスに関する事業を行うAlphaTheta株式会社(以下「ATC」という。)をグループに迎え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響下にあっても、リスクに強く、成長し続ける企業グループとなるべくチャレンジをしてまいりました。

 ATCのグループ入りをきっかけに周辺事業の強化を模索していたなか、この度、新たにPEAG, LLC dba JLab Audio(以下「JLab」という。)をグループに迎える機会を得ることとなりました。JLabは、米国における100USD以下のTrue Wirelessイヤホン市場において、既にNo.1のポジションでありながら、その独自性と商品ラインナップにより、高い成長を継続しておりますが、当社グループに加わることにより、アジアパシフィック地域やヨーロッパ等への展開を推進し、更なる成長を共に目指します。

 当社としましては、事業機会の創出と収益力の強化により、中長期的な企業価値向上に資すると判断し、JLabの持分を取得いたしました。

 

③ 企業結合日

 2021年5月6日

 

④ 企業結合の法的形式

 現金による持分の取得

 

⑤ 取得した議決権比率

 議決権比率 100.00%

 

⑥ 取得企業を決定するに至った根拠

 当社が現金を対価として持分を取得したことによるものです。

 

(2) 被取得企業の取得原価及びその内訳

(単位:百万円)

 

金額

現金

33,862

取得対価の合計

33,862

 取得に直接要した費用は1,021百万円であり、前連結会計年度の「その他の費用」に含めております。

 

(3) 企業結合日に受け入れた資産及び負債の公正価値、並びにのれん

(単位:百万円)

 

金額

資産

 

流動資産

9,256

現金及び現金同等物

1

売上債権及びその他の債権

2,982

棚卸資産

5,698

上記以外の流動資産

574

非流動資産

20,087

商標

3,810

顧客との関係

15,293

上記以外の無形資産

773

上記以外の非流動資産

209

資産合計

29,344

負債

 

流動負債

1,530

仕入債務及びその他の債務

1,210

上記以外の流動負債

320

非流動負債

6,861

借入金

6,851

上記以外の非流動負債

10

負債合計

8,392

のれん

12,910

 

 取得した資産及び引き受けた負債については、当連結会計年度の第2四半期連結会計期間末において取得対価の配分が完了しております。

 これにより、取得対価の前連結会計年度末の暫定的な会計処理を確定し、主に無形資産が5,195百万円減少し、のれんが5,218百万円増加しております。

 また、のれんは、主に期待される将来の超過収益力の合理的な見積りのうち、個別の資産として認識されなかったものであります。なお、税務上損金算入可能と見込まれるのれんの総額は32,224百万円であります。

 

(4) 取得した債権の公正価値、契約上の未収金額及び回収不能見込額

 取得した債権の公正価値2,982百万円について、契約金額の総額は3,352百万円であり、回収不能見込額は369百万円であります。

 

(5) 被取得企業の売上高及び純利益

 連結損益計算書に認識されている取得日以降の被取得企業の売上収益は14,596百万円、当期利益は945百万円であります。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

重要な企業結合はありません。

 

35.非継続事業

 2022年2月にJMDCの一部株式を譲渡したことにより、当社はものづくりを中心とした経営資源の集中を一段と進め、当社のグループ事業の状況を適切に反映するため、マネジメント・アプローチの視点により報告セグメントを変更し、その結果、以下の事業について非継続事業に分類いたしました。

会社名

 

主な事業内容

 

報告セグメント

株式会社JMDC

 

医療データベースの開発・提供、医療ビッグデータの分析

 

ヘルスケア

株式会社ドクターネット

 

遠隔画像診断による放射線科業務支援サービスの研究開発・販売

 

ヘルスケア

エヌエスパートナーズ株式会社

 

医療機関に対する経営コンサルテーション

 

ヘルスケア

株式会社ユニケソフトウェアリサーチ

 

保険薬局向けレセプト処理システム等及び医薬品データベースの開発・販売

 

ヘルスケア

 

 また、ものづくりセグメントに属していた写真処理機器事業に関する清算中の子会社及び当社支店に係る損益を非継続事業として分類しております。なお、清算中の子会社につきましては当連結会計年度末に清算が完了したため連結の範囲から除外いたしました。

 

(1) 報告セグメント

 ものづくりセグメント、ヘルスケアセグメント

 

(2) 非継続事業の業績

 非継続事業の業績は以下のとおりであります。

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

ものづくり

ヘルスケア

合計

非継続事業の損益

 

 

 

売上収益

20,845

20,845

売上原価、販売費及び一般管理費

△0

△16,381

△16,381

その他の収益

7

54

62

その他の費用

△94

△94

営業利益

7

4,423

4,430

金融収益

43

43

金融費用

△187

△187

税引前当期利益

7

4,278

4,286

法人所得税費用

△2,118

△2,118

非継続事業からの当期利益

7

2,160

2,168

非継続事業からの当期利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

7

682

689

非支配持分

1,478

1,478

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

ものづくり

ヘルスケア

合計

非継続事業の損益

 

 

 

売上収益

3,287

3,287

売上原価、販売費及び一般管理費

△0

△2,890

△2,890

その他の収益(注)

3

146,843

146,846

その他の費用

△20

△36

△57

営業利益(△は損失)

△17

147,202

147,185

金融収益

0

0

0

金融費用

△9

△9

税引前当期利益(△は損失)

△17

147,192

147,175

法人所得税費用

△1

△49,621

△49,622

非継続事業からの当期利益(△は損失)

△18

97,571

97,552

非継続事業からの当期利益(△は損失)の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

△18

97,422

97,403

非支配持分

148

148

(注)ヘルスケアセグメントに含まれておりましたJMDCの売却による売却益及び残存持分の評価益は、その他の収益に計上しており、その金額は以下のとおりです。

その他の収益

 

 

子会社株式売却益

100,726

百万円

投資有価証券評価益

46,108

百万円

 

(3) 非継続事業からのキャッシュ・フロー

 非継続事業からのキャッシュ・フローは以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

3,508

1,618

投資活動によるキャッシュ・フロー

△6,232

95,953

財務活動によるキャッシュ・フロー

△2,113

△202

 

36.後発事象

 該当事項はありません。

 

(2)【その他】

当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

売上収益

(百万円)

14,224

31,536

49,662

73,515

税引前四半期(当期)利益

(百万円)

2,050

4,746

7,970

3,944

親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益

(百万円)

100,163

101,121

102,928

101,548

基本的1株当たり四半期(当期)利益

(円)

2,810.89

2,836.84

2,887.22

2,848.36

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

基本的1株当たり四半期利益

(円)

2,810.89

26.88

50.68

△38.70

(注)1 親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益には、非継続事業からの四半期(当期)利益を含んでおります。

2 第2四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第1四半期の関連する数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。