第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間(以下、当第1四半期という。)における我が国経済は、世界経済は米中の貿易摩擦に伴う中国経済の減速懸念や英国のEU離脱問題などをめぐり不透明感が続いておりますが、国内においては、先行きに弱さが残るものの景気は緩やかな回復基調で推移しました。

 このような状況下、当社グループは業績拡大のため、またグローバルに信頼される企業集団としてその地位を着実に築いていくため、中期経営計画である「ASEANプロジェクトⅡ期」(令和5年3月期を最終年度とする4ヵ年計画)の初年度として、「収益の拡大」「生産能力及び採算性の向上」「サプライチェーンの基盤強化」をテーマに“手のひらロマンで世界を刻む”をコーポレートスローガンに掲げ、計画の達成に向けて取り組んでまいりました。
 その結果、当第1四半期の連結売上高は1,845,179千円(前年同四半期は1,844,109千円)となりました。時計関連の売上高は微減でしたが、メガネフレームは受注の大幅な減少により売上高が減少しました。一方、その他は主に既存製品の売上高が大幅に増加しました。

 損益につきましては、売上総利益は、メガネフレームの販売子会社である㈱村井の売上高が減少しましたが、時計関連を主とした製造子会社であるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.の生産増加及び人件費などのコスト低減、同じくNISSEY CAMBODIA METAL CO.,LTD.における製造消耗品などのコスト低減及び生産性の向上、そのほかに未実現利益の調整などにより389,895千円(前年同四半期は303,526千円)となりました。営業利益は、売上総利益の増加により9,583千円(前年同四半期は営業損失81,250千円)となり黒字転換しました。経常損失は、為替相場の円高による在外子会社の外貨建て債権の為替評価損の計上などにより93,664千円(前年同四半期は27,945千円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、社宅用マンション及び投資有価証券の売却による特別利益の計上などにより78,842千円(前年同四半期は49,917千円)となりました。

セグメントの経営成績は次のとおりであります。

当社グループのセグメントごとの連結業績                          (単位:千円)

セグメント

前第1四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日
  至 平成30年6月30日)

当第1四半期連結累計期間
 (自 平成31年4月1日
   至 令和1年6月30日)

増減

増減率(%)

 売上高

 

 

 

 

  ① 時計関連

1,407,655

1,400,287

△7,367

△0.5

  ② メガネフレーム

304,630

246,807

△57,823

△19.0

  ③ その他

131,823

198,085

+66,261

+50.3

1,844,109

1,845,179

+1,070

+0.1

 セグメント利益又は
 損失(△)

 

 

 

 

  ① 時計関連

△69,922

△48,239

+21,683

  ② メガネフレーム

△12,303

△35,082

△22,779

  ③ その他

3,507

34,560

+31,053

+885.3

△78,718

△48,761

+29,957

 

 

① 時計関連

時計関連の売上高は1,400,287千円となり、前年同四半期比で7,367千円(0.5%)減少しました。このうち、時計バンドの売上高は、海外の取引先は、取引先の在庫調整の長期化による受注減少などにより約28%の減少となりました。一方、国内の取引先は、新規ブランド製品の受注や回復傾向にある高付加価値製品の受注増加により約24%の増加となりました。なお、時計外装部品の売上高は、国内の取引先からの受注が減少しており約8%の減少となりました。
 これにより、セグメント損失は48,239千円(前年同四半期は69,922千円)となりました。

 

② メガネフレーム

メガネフレームの売上高は246,807千円となり、前年同四半期比で57,823千円(19.0%)減少しました。㈱村井は、国内眼鏡市場の低迷は長期化しており、中小チェーン店などからの受注減少及び大型チェーン店の在庫調整による受注減少などにより、売上高は予想以上に減少しました。
 これにより、セグメント損失は35,082千円(前年同四半期は12,303千円)となりました。

③ その他 

その他の売上高は198,085千円となり、前年同四半期比で66,261千円(50.3%)増加しました。釣具用部品は、高級品向けを中心に好調を維持し、50,490千円(45.7%)の増加となりました。また、健康器具などそのほかの製品も15,770千円(74.2%)増加しました。なお、5月より新規受注製品として医療機器部品の納品を開始しました。
 これにより、セグメント利益は34,560千円(前年同四半期は3,507千円)となりました。

 

(2) 財政状態の状況

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は6,493,263千円となり、前連結会計年度末と比べ248,899千円減少しました。このうち、流動資産は3,567,398千円となり、133,440千円減少しました。これは主に現金及び預金及び仕掛品の減少などによるものです。固定資産は2,911,033千円となり、110,776千円減少しました。これは主に、有形及び無形固定資産の減価償却による減少、投資有価証券の売却による減少などによるものです。繰延資産は14,831千円となり、4,682千円減少しました。これは主にNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.及びNISSEY CAMBODIA METAL CO.,LTD.の設立に伴う開業費の償却などによるものです。

負債合計は4,164,428千円となり、173,930千円減少しました。流動負債は2,883,801千円となり、55,287千円減少しました。これは主に支払手形及び買掛金の増加、短期借入金及び未払法人税等の減少などによるものです。固定負債は1,280,627千円となり、118,643千円減少しました。これは主に長期借入金の減少などによるものです。

純資産は2,328,835千円となり、74,968千円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少などによるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費については、特記すべきものはありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、その他の販売高が著しく増加(50.3%)しております。これは、釣具用部品及び健康器具の増加などによるものであります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。