文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、緩やかな景気回復基調を維持しつつも、海外経済や金融市場の動向など変動要因も多く、先行き不透明な状態で推移しました。
医療機器業界では、地域医療・在宅医療の役割拡大など、医療のあり方が大きく変容しつつある現状において、医療施設および業界関連各社は変化への柔軟な対応を求められております。
このような経営環境の中で、当社は、主力製品である採血管準備装置の最新モデルとして、より円滑な採血業務をサポートするための豊富な機能を備えた「BC・ROBO-8001RFID」を期初に販売開始いたしました。また、検体検査装置分野においても、血液ガス分析装置の最新モデル「GASTAT-700Model」の販売拡大に引き続き注力してまいりました。
しかしながら、国内外ともに装置本体の販売案件が前年同期比において減少した影響により、当第2四半期累計期間における売上高は3,414,155千円(前年同期比9.3%減少)となりました。なお、総売上高に対する海外売上高の占める割合は9.4%となりました。
利益面に関しては、対前年同期比における売上高の減少に伴い、売上総利益は1,601,669千円(前年同期比8.6%減少)となりました。販売費及び一般管理費は、前期には新型の採血管準備装置・血液ガス分析装置開発のための開発費投入があったことや、当期における研究開発費の費用発生が当初の想定より遅れた影響等により、前年同期比で減少し1,190,005千円(前年同期比16.0%減少)となり、営業利益は前年同期比で増加となる411,664千円(前年同期比22.8%増加)、経常利益は409,246千円(前年同期比22.2%増加)、四半期純利益につきましては、前期には決算修正に係る特別損失があったことや、過年度決算修正に伴う税金還付が当第2四半期累計期間にあったことから、前年同期比で増加し388,163千円(前年同期は四半期純損失233,446千円)となりました。
なお、当社は医療機器及びこれら装置で使用する消耗品の製造、販売を主たる事業とする単一セグメントでありますが、事業の傾向を示すため品目別に記載いたします。
<品目別の販売状況>
・採血管準備装置
当第2四半期累計期間における採血管準備装置の売上高は1,034,233千円(前年同期比30.0%減少)となりました。国内外ともに、上期における主力モデルの更新案件が前年同期比において少なかったことから、国内市場での売上高は906,033千円(前年同期比31.4%減少)、海外市場での売上高は128,200千円(前年同期比17.8%減少)となりました。
・検体検査装置
当第2四半期累計期間における検体検査装置の売上高は224,451千円(前年同期比7.6%減少)となりました。血液ガス分析装置の最新機種「GASTAT-700Model」の販売に注力した結果、海外市場における売上高は42,220千円(前年同期比63.2%増加)となりましたが、国内市場においては、同製品の販売展開の範囲が未だ限定的であったことから、182,230千円(前年同期比16.0%減少)となりました。
・消耗品等
当第2四半期累計期間における消耗品等の売上高は2,155,470千円(前年同期比5.4%増加)となりました。国内市場においては、装置の累計販売台数の増加に伴って売り上げを伸ばし、2,005,543千円(前年同期比7.7%増加)となった一方、海外市場における売上高は、大口の試薬受注の時期が後ろ倒しになった影響により、149,927千円(前年同期比17.9%減少)となりました。
(2)財政状態
当第2四半期会計期間末の総資産の残高は13,877,207千円となり、前事業年度末比238,521千円減少しました。これは主に、前事業年度末に比べて売上債権の額が771,852千円減少、仕掛品が109,424千円減少となった一方、現金及び預金が584,573千円増加、商品及び製品が36,473千円増加したこと等によるものであります。
当第2四半期会計期間末の負債の残高は1,690,462千円となり、前事業年度末比256,466千円減少しました。これは主に、未払法人税等が258,616千円減少、未払金が153,132千円減少した一方、前受収益が75,027千円増加、買掛金が38,738千円増加したことによるものであります。
当第2四半期会計期間末の純資産の残高は12,186,744千円となり、前事業年度末比17,944千円増加しました。これは四半期純利益が388,163千円であった一方、剰余金の配当370,218千円があったことによるものであります。なお、自己資本比率は87.8%となり、前事業年度末比1.6ポイント増加しました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、6,685,110千円(前事業年度末比534,432千円増加)となりました。なお、当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
当第2四半期累計期間において、営業活動により得られた資金は1,005,401千円(前年同期比875,810千円増加)となりました。これは主に、税引前四半期純利益が428,253千円、売上債権の減少額が771,852千円になった一方、法人税等の支払額289,791千円があったことによるものであります。
当第2四半期累計期間において、投資活動により支出した資金は101,712千円(前年同期比9,384千円増加)となりました。これは主に、差入保証金の差入による支出36,562千円があったほか、定期預金の預入による支出50,140千円があったことによるものであります。
当第2四半期累計期間において、財務活動により支出した資金は369,256千円(前年同期比1,492千円減少)となりました。これは主に、配当金の支払額369,256千円があったことによるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発費は168,455千円となりました。また、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。