第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国においては、金融政策の正常化が進む中、緩やかな回復傾向を維持しておりますが、中国経済の減速傾向に改善の兆しがなく、中国リスクへの警戒感や新興国経済の減速など、先行き不透明な状況となりました。

わが国経済におきましても、政府の経済政策および金融緩和策による雇用環境の持ち直しの動きも見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移していますが、海外景気の下振れリスクにより先行き不透明な状況となりました。

当社グループが属するフラットパネルディスプレイ業界におきましては、アップルが2018年に発売予定のスマートフォンに有機ELパネルを採用する計画があるとの報道が流れるとともに、有機ELパネルの大規模な生産ラインの新設や増設の計画が発表されるなど注目が集まりました。また、中国BOEが世界最大サイズのガラス基板を採用する第10.5世代液晶パネル工場の起工式を開催、建設を開始しました。パネル市況につきましては、テレビ向けパネルはテレビ販売が減速しているなか、高水準のパネル供給が続き、多くのサイズでパネル価格が大幅に下落しました。また、スマートフォン向けパネルも大手スマホメーカーのハイエンド機種や中国スマホメーカーのローエンド機種の需要が鈍化し、パネル価格が下落しました。

そのような状況の中、当社グループにおきましては、第10世代フォトマスクの需要がなかったことにより、売上高は大幅に減少いたしましたが、第8世代以下のフォトマスクは、開発と量産の両用途で前期に引き続き堅調に推移し、第6世代フォトマスクにおきましてもLTPS液晶パネル用新工場の立ち上げに伴い、大きく需要が増加いたしました。また、高付加価値フォトマスクの需要も大きく増加いたしました。

その結果、当社グループの連結業績につきましては、売上高79億68百万円(前年同期比23.8%減)、営業利益8億35百万円(前年同期比67.1%減)、経常利益9億53百万円(前年同期比59.4%減)となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、シャープ社からの受取和解金8億円を特別利益に計上したことから、14億41百万円(前年同期比4.2%減)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて16億63百万円減少し212億48百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少した一方で、その他流動資産が増加したことによるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末に比べて25億27百万円減少し49億12百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金や未払法人税等が減少したことによるものであります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて8億64百万円増加し163億36百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて21億67百万円減少し、59億21百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果増加した資金は、3億65百万円(前年同期は7億59百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益17億21百万円、減価償却費6億62百万円、売上債権の減少額7億59百万円、仕入債務の減少額7億96百万円、法人税等の支払額8億38百万円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果減少した資金は、14億2百万円(前年同期は13億48百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出14億2百万円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果減少した資金は、10億63百万円(前年同期は4億83百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出5億21百万円、配当金の支払額2億円、自己株式の取得による支出2億60百万円によるものであります。

 

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億75百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

当社グループは、個別注文に応じた受注、生産及び販売を行っており、いずれの実績につきましても比較的変動いたします。

因みに、当第2四半期連結累計期間における大型総合フォトマスク事業の生産、受注及び販売実績は、次のとおりです。

 

①生産実績

セグメントの名称

生産高(千円)

前年同期比(%)

 大型総合フォトマスク事業

5,886,624

90.8

合計

5,886,624

90.8

 

   (注)1 金額は、製造原価によっております。

   2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

②受注実績

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

 大型総合フォトマスク事業

8,107,351

95.2

1,136,063

204.8

合計

8,107,351

95.2

1,136,063

204.8

 

   (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

③販売実績

セグメントの名称

販売高(千円)

前年同期比(%)

 大型総合フォトマスク事業

7,968,859

76.2

合計

7,968,859

76.2

 

   (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。