第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国においては、金融政策の正常化が進む中、緩やかな回復傾向を維持しておりますが、中国経済の減速傾向に改善の兆しがなく、さらに英国民投票によるEU離脱派の勝利により一時的に世界同時株安になるなど、先行き不透明な状況となりました。

わが国経済におきましても、政府の経済政策および金融緩和策による雇用環境の持ち直しの動きも見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移していましたが、英国のEU離脱派が勝利したことにより、年明けからの円高、株安傾向に拍車がかかるなど、先行き不透明な状況となりました。

当社グループが属するフラットパネルディスプレイ業界におきましては、アップルが2018年に発売予定のスマートフォンに有機ELパネルを採用する計画があるとの報道が流れるとともに、有機ELパネルの大規模な生産ラインの新設や増設の計画が発表されるなど注目が集まりました。また、中国BOEが世界最大サイズのガラス基板を採用する第10.5世代液晶パネル工場の起工式を開催、建設を開始しました。パネル市況につきましては、スマートフォン向けパネルは古い生産ラインの閉鎖による供給量の減少見通しが発生し、需要の下支えにつながったことなどにより、LTPS液晶パネルの価格が下げ止まり、アモルファスシリコン液晶パネルは値上がりが継続しました。また、テレビ向けパネルも生産調整が進んだことなどにより、供給が増加せず、1年以上継続した価格下落より一転し、一部のサイズでパネル価格が上昇しました。

そのような状況の中、当社グループにおきましては、第10世代フォトマスクの需要がなかったことにより、売上高は大幅に減少いたしましたが、第8世代以下のフォトマスクは、開発と量産の両用途で前期に引き続き堅調に推移し、第6世代フォトマスクにおきましてもLTPS液晶パネル用新工場の立ち上げに伴い、大きく需要が増加いたしました。また、高付加価値フォトマスクの需要も大きく増加いたしました。

その結果、当社グループの連結業績につきましては、売上高124億43百万円(前年同期比15.2%減)、営業利益14 億85百万円(前年同期比51.4%減)、経常利益は、為替差益4億17百万円を計上したことにより、19億8百万円(前年同期比31.7%減)となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、シャープ株式会社からの受取和解金8億円を特別利益に計上した一方で、台湾南部地震により当社の連結子会社である頂正科技股份有限公司において生じた被害について災害損失4億33百万円を特別損失に計上したことから、17億73百万円(前年同期比0.4%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて17億56百万円減少し211億55百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少した一方で、その他流動資産が増加したことによるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末に比べて24億72百万円減少し49億67百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金や未払法人税等が減少したことによるものであります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて7億16百万円増加し161億88百万円となりました。これは主に、利益剰余金が増加した一方で、為替換算調整勘定が減少したことによるものであります。

 

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億96百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

当社グループは、個別注文に応じた受注、生産及び販売を行っており、いずれの実績につきましても比較的変動いたします。

因みに、当第3四半期連結累計期間における大型総合フォトマスク事業の生産、受注及び販売実績は、次のとおりです。

 

①生産実績

セグメントの名称

生産高(千円)

前年同期比(%)

 大型総合フォトマスク事業

9,006,155

93.8

合計

9,006,155

93.8

 

   (注)1 金額は、製造原価によっております。

   2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

②受注実績

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

 大型総合フォトマスク事業

11,955,993

88.4

510,355

37.9

合計

11,955,933

88.4

510,355

37.9

 

   (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

③販売実績

セグメントの名称

販売高(千円)

前年同期比(%)

 大型総合フォトマスク事業

12,443,209

84.8

合計

12,443,209

84.8

 

   (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。