○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況 …………………………………………………………2
(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況 …………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(会計上の見積りの変更) ……………………………………………………………………………8
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………9
1.経営成績等の概況
(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直すなど、緩やかな回復基調が継続しました。一方で、長期化する地政学リスクなどを背景とした原材料価格の高止まりに加え、米国の通商政策や関税措置、日米欧の金融市場の変動などにより、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。
当社グループを取り巻く事業環境は、フラットパネルディスプレー業界におきましては、サッカーワールドカップに向けたテレビの買い替え需要が一服し、液晶パネル価格は概ね横ばいで推移いたしました。モニター、ノートパソコン、タブレット等のIT製品向けでは、OSのサポート終了やAI搭載パソコンの普及を背景に、また車載パネル向けでは、採用箇所の増加や大型化を背景に、高精細化・高機能化に対応した液晶パネルの開発が継続して行われました。さらに、スマートウォッチ等のウェアラブル向け有機ELパネルの開発も継続して行われました。加えて、第8世代有機ELパネル工場については、2026年6月に中国の工場で量産開始が発表され、その他の工場についても、量産立ち上げに向けた工程が進展しております。
一方で、スマートフォン市場は足元では弱含みで推移しており、スマートフォン向け有機ELパネルについても出荷数量が減少するなど、パネル開発が慎重となる動きもみられました。
このような状況の中、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高につきましては、212億29百万円(前年同期比3.6%減)となりました。利益につきましては、営業利益33億87百万円(前年同期比6.8%増)、経常利益37億69百万円(前年同期比28.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益25億96百万円(前年同期比24.0%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりです。なお、売上高はセグメント間取引の相殺消去後の数値を記載しております。
(大型フォトマスク事業)
大型フォトマスク事業においては、中国市場ではスマートフォン向け有機ELパネル用の需要が減少し、日本市場においても前第3四半期連結累計期間に好調であったVRデバイス向け液晶パネル用の需要が低調に推移しました。
| 2025年9月期 第3四半期連結累計期間 | 2026年9月期 第3四半期連結累計期間 | 増減率 |
売上高 | 21,850百万円 | 20,532百万円 | △6.0% |
営業利益 | 3,454百万円 | 3,558百万円 | +3.0% |
(ソリューション事業)
ソリューション事業においては、RFID分野では「電子ペーパータグ」、ヘルスケア分野では「デジタルコルポスコープQ-CO」の売上が増加しました。
| 2025年9月期 第3四半期連結累計期間 | 2026年9月期 第3四半期連結累計期間 | 増減率 |
売上高 | 56百万円 | 78百万円 | +38.7% |
営業利益 | △209百万円 | △224百万円 | ― |
(スクリーンマスク・メタルマスク事業)
2025年5月に連結子会社化したアサヒテック株式会社の数値となります。当事業における主要製品は、スクリーンマスクおよびメタルマスクです。スクリーンマスクは、車載ガラスや電子部品の印刷工程に、メタルマスクは、半導体パッケージなどの製造におけるはんだペーストの印刷工程などに使用される、高精度な製造用原版です。なお、連結累計期間が異なるため、増減率の記載は省略しています。
| 2025年9月期 第3四半期連結累計期間 | 2026年9月期 第3四半期連結累計期間 | 増減率 |
売上高 | 125百万円 | 619百万円 | ― |
営業利益 | 7百万円 | 53百万円 | ― |
(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて28億85百万円増加し454億4百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が減少した一方で、現金及び預金や有形固定資産、投資その他の資産のその他に含まれる投資有価証券が増加したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて59百万円減少し78億68百万円となりました。これは主に、固定負債のその他に含まれる繰延税金負債が増加した一方で、電子記録債務が減少したことによるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて29億45百万円増加し375億36百万円となりました。これは主に、利益剰余金やその他有価証券評価差額金が増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想については、2025年11月10日に公表いたしました「2025年9月期決算短信」から変更はありません。なお、通期の個別業績予想については、変更を行っております。本日公表いたしました「2026年9月期通期個別業績予想に関するお知らせ」をご参照ください。
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
| | | | | | | | | | | (単位:千円) |
| | | | | | | | | | 前連結会計年度 (2025年9月30日) | 当第3四半期連結会計期間 (2026年6月30日) |
資産の部 | | |
| 流動資産 | | |
| | 現金及び預金 | 9,684,641 | 10,747,590 |
| | 受取手形及び売掛金 | 8,638,526 | 6,680,272 |
| | 電子記録債権 | 100,570 | 8,797 |
| | 商品及び製品 | 237,953 | 355,029 |
| | 仕掛品 | 272,629 | 199,567 |
| | 原材料及び貯蔵品 | 3,811,245 | 4,507,630 |
| | その他 | 1,807,569 | 1,277,715 |
| | 貸倒引当金 | △2,062 | △1,416 |
| | 流動資産合計 | 24,551,072 | 23,775,187 |
| 固定資産 | | |
| | 有形固定資産 | | |
| | | 建物及び構築物(純額) | 3,300,688 | 3,085,908 |
| | | 機械装置及び運搬具(純額) | 9,221,408 | 8,852,567 |
| | | 土地 | 1,905,402 | 1,905,402 |
| | | 建設仮勘定 | 861,872 | 3,432,627 |
| | | その他(純額) | 383,633 | 412,594 |
| | | 有形固定資産合計 | 15,673,005 | 17,689,100 |
| | 無形固定資産 | | |
| | | のれん | 194,390 | 179,176 |
| | | ソフトウエア | 136,270 | 103,796 |
| | | その他 | 101,490 | 99,339 |
| | | 無形固定資産合計 | 432,150 | 382,313 |
| | 投資その他の資産 | | |
| | | その他 | 1,864,849 | 3,570,181 |
| | | 貸倒引当金 | △1,800 | △11,800 |
| | | 投資その他の資産合計 | 1,863,049 | 3,558,381 |
| | 固定資産合計 | 17,968,206 | 21,629,795 |
| 資産合計 | 42,519,278 | 45,404,982 |
| | | | | | | | | | | (単位:千円) |
| | | | | | | | | | 前連結会計年度 (2025年9月30日) | 当第3四半期連結会計期間 (2026年6月30日) |
負債の部 | | |
| 流動負債 | | |
| | 支払手形及び買掛金 | 2,816,578 | 2,363,974 |
| | 電子記録債務 | 1,735,992 | 1,186,482 |
| | 未払法人税等 | 522,874 | 587,977 |
| | 役員賞与引当金 | 51,366 | 51,732 |
| | その他 | 2,071,037 | 2,453,955 |
| | 流動負債合計 | 7,197,849 | 6,644,121 |
| 固定負債 | | |
| | 役員株式給付引当金 | 179,080 | 176,598 |
| | その他 | 551,423 | 1,047,907 |
| | 固定負債合計 | 730,503 | 1,224,505 |
| 負債合計 | 7,928,352 | 7,868,627 |
純資産の部 | | |
| 株主資本 | | |
| | 資本金 | 4,109,722 | 4,109,722 |
| | 資本剰余金 | 4,277,483 | 4,277,483 |
| | 利益剰余金 | 23,524,064 | 24,751,732 |
| | 自己株式 | △1,185,999 | △1,157,345 |
| | 株主資本合計 | 30,725,270 | 31,981,593 |
| その他の包括利益累計額 | | |
| | その他有価証券評価差額金 | 755,065 | 1,916,286 |
| | 為替換算調整勘定 | 3,107,959 | 3,586,669 |
| | 繰延ヘッジ損益 | 2,630 | 51,805 |
| | その他の包括利益累計額合計 | 3,865,655 | 5,554,762 |
| 純資産合計 | 34,590,925 | 37,536,355 |
負債純資産合計 | 42,519,278 | 45,404,982 |
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
| | | | | | | | | | | (単位:千円) |
| | | | | | | | | | 前第3四半期連結累計期間 (自 2024年10月1日 至 2025年6月30日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2025年10月1日 至 2026年6月30日) |
売上高 | 22,032,122 | 21,229,827 |
売上原価 | 16,558,453 | 15,404,188 |
売上総利益 | 5,473,668 | 5,825,639 |
販売費及び一般管理費 | 2,301,615 | 2,437,914 |
営業利益 | 3,172,052 | 3,387,724 |
営業外収益 | | |
| 受取利息 | 21,882 | 36,654 |
| 受取配当金 | 26,735 | 26,270 |
| 不動産賃貸料 | 25,697 | 25,441 |
| 為替差益 | ― | 302,947 |
| その他 | 63,969 | 17,793 |
| 営業外収益合計 | 138,284 | 409,106 |
営業外費用 | | |
| 支払利息 | 5,734 | 2,454 |
| 不動産賃貸原価 | 7,079 | 7,221 |
| 為替差損 | 252,156 | ― |
| 支払手数料 | 116,051 | 7,254 |
| 貸倒引当金繰入額 | ― | 10,000 |
| その他 | 5 | 31 |
| 営業外費用合計 | 381,026 | 26,962 |
経常利益 | 2,929,310 | 3,769,868 |
特別損失 | | |
| 固定資産除却損 | 568 | 7,555 |
| 関係会社株式評価損 | ― | 28,000 |
| 特別損失合計 | 568 | 35,555 |
税金等調整前四半期純利益 | 2,928,741 | 3,734,312 |
法人税、住民税及び事業税 | 754,303 | 1,178,769 |
法人税等調整額 | 79,751 | △41,104 |
法人税等合計 | 834,054 | 1,137,664 |
四半期純利益 | 2,094,686 | 2,596,647 |
親会社株主に帰属する四半期純利益 | 2,094,686 | 2,596,647 |
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
| | | | | | | | | | | (単位:千円) |
| | | | | | | | | | 前第3四半期連結累計期間 (自 2024年10月1日 至 2025年6月30日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2025年10月1日 至 2026年6月30日) |
四半期純利益 | 2,094,686 | 2,596,647 |
その他の包括利益 | | |
| その他有価証券評価差額金 | 89,011 | 1,161,221 |
| 為替換算調整勘定 | 809,467 | 478,710 |
| 繰延ヘッジ損益 | △21,670 | 49,174 |
| その他の包括利益合計 | 876,808 | 1,689,106 |
四半期包括利益 | 2,971,494 | 4,285,754 |
(内訳) | | |
| 親会社株主に係る四半期包括利益 | 2,971,494 | 4,285,754 |
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計上の見積りの変更)
(耐用年数の変更)
当社グループが保有する大型フォトマスク事業に係る機械装置について、従来は耐用年数を5年として減価償却を行ってまいりました。しかしながら、装置性能の向上に加え、フラットパネルディスプレー市場における高精細化・高機能化が一定の水準に達していることを背景に、今後の技術革新の速度は緩やかになると当期において判断いたしました。これを踏まえ、当該機械装置の稼働状況を検討した結果、従来の耐用年数と経済的使用可能予測期間の乖離が生じることから、第1四半期連結会計期間の期首より耐用年数を10年に見直し、将来にわたり変更しております。
この変更により、従来の方法と比べて、当第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ1,443,128千円増加しております。
(セグメント情報等の注記)
前第3四半期連結累計期間(自 2024年10月1日 至 2025年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
| | | | | | (単位:千円) |
| 報告セグメント | 調整額 (注)1 | 四半期連結損益計算書計上額 (注)2 |
大型フォト マスク事業 | ソリューション事業 | スクリーンマスク・メタルマスク事業 | 計 |
売上高 | | | | | | |
外部顧客への売上高 | 21,850,590 | 56,371 | 125,160 | 22,032,122 | ― | 22,032,122 |
セグメント間の内部 売上高又は振替高 | ― | 1,811 | ― | 1,811 | △1,811 | ― |
計 | 21,850,590 | 58,182 | 125,160 | 22,033,934 | △1,811 | 22,032,122 |
セグメント利益 又は損失(△) | 3,454,867 | △209,375 | 7,263 | 3,252,755 | △80,702 | 3,172,052 |
(注)1 セグメント利益又は損失の調整額は、子会社株式の取得関連費用であります。
2 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
当第3四半期連結累計期間(自 2025年10月1日 至 2026年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
| | | | | | (単位:千円) |
| 報告セグメント | 調整額 | 四半期連結損益計算書計上額 (注) |
大型フォト マスク事業 | ソリューション事業 | スクリーンマスク・メタルマスク事業 | 計 |
売上高 | | | | | | |
外部顧客への売上高 | 20,532,290 | 78,198 | 619,337 | 21,229,827 | ― | 21,229,827 |
セグメント間の内部 売上高又は振替高 | ― | 814 | ― | 814 | △814 | ― |
計 | 20,532,290 | 79,013 | 619,337 | 21,230,642 | △814 | 21,229,827 |
セグメント利益 又は損失(△) | 3,558,796 | △224,805 | 53,733 | 3,387,724 | ― | 3,387,724 |
(注)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2 報告セグメントの変更等に関する事項
(耐用年数の変更)
(会計上の見積りの変更)に記載のとおり、当社グループが保有する大型フォトマスク事業に係る機械装置について、従来、耐用年数を5年として減価償却を行ってきましたが、第1四半期連結会計期間の期首より耐用年数を10年に見直し、将来にわたり変更しております。
この変更により、従来の方法と比べて、大型フォトマスク事業の当第3四半期連結累計期間のセグメント利益は1,443,128千円増加しております。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2024年10月1日 至 2025年6月30日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2025年10月1日 至 2026年6月30日) |
減価償却費 | 2,380,293千円 | 1,254,506千円 |
のれんの償却額 | 4,470千円 | 15,213千円 |