第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済対策や金融政策を背景に、緩やかな回復基調が続いているものの、中国をはじめとする新興国の成長鈍化による下振れリスクや、円安の進行による原材料価格の上昇等、先行きは不透明な状況となっております。

 このような状況の中、当社グループの主力事業である精密貼合及び高機能複合材部門におきましては、ディスプレイ材料の流通在庫の調整が続いており、低調に推移いたしました。また、環境ビジネス部門におきましては、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の運用見直しの影響を受け、厳しい市場環境となりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、売上高5,761百万円(前年同四半期比41.3%減)、営業利益427百万円(同56.7%減)、経常利益442百万円(同55.0%減)を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は265百万円(同54.6%減)となりました。

 セグメントの業績は以下のとおりであります。

 

精密貼合及び高機能複合材部門

 国内外におけるディスプレイ市場は、4Kテレビや裸眼3D等の高付加価値タイプのディスプレイ市場が成長し、また、タッチパネル市場におきましては、中大型の静電容量方式の市場が拡大し、産業用分野や教育分野、そしてアミューズメント分野等に使われる用途が広がっております。しかしながら、当社取扱いのディスプレイ材料の流通在庫の調整が続いており、当第2四半期において出荷量が低調となりました。このような市場の変化の中、精密貼合技術やダイレクトボンディング技術を活用し、新規生産設備の導入による生産の高度化を実施、更に、独自の技術を活かしたLED関連事業を推進し、新規ビジネスへの取組みを強化してまいりました。

 この結果、売上高4,011百万円(前年同四半期比39.9%減)、営業利益253百万円(同62.3%減)となりました。

 

環境ビジネス部門

 太陽電池の国内市場は、平成26年秋、電力各社より再生可能エネルギー発電設備の系統連系接続申込みに対して、回答保留する旨が発表され、また、固定価格買取制度の運用見直しと買取価格の低下により、産業用市場の環境が急激に厳しさを増しました。このような状況に対応すべく、OEM供給品の生産量の拡大、超軽量太陽電池モジュールの更なる拡販、追尾型太陽光発電システム等の新規システムの開発・販売等の施策を実施してまいりました。

 この結果、売上高1,749百万円(前年同四半期比44.4%減)、営業利益166百万円(同48.2%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ972百万円減少の5,849百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、415百万円(前年同四半期は1,590百万円の獲得)となりました。

 これは主として、たな卸資産の増加1,081百万円があったものの、税金等調整前四半期純利益442百万円、売上債権の減少911百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、145百万円(前年同四半期は324百万円の使用)となりました。

 これは主として、有形固定資産の取得による支出135百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、1,244百万円(前年同四半期は3,130百万円の獲得)となりました。

 これは主として、長期借入金の返済による支出1,166百万円があったことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、45,627千円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の実績

 ①生産実績

当第2四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

至 平成27年9月30日)

前年同四半期比(%)

精密貼合及び高機能複合材部門(千円)

3,608,063

△39.4

環境ビジネス部門(千円)

1,508,843

△8.4

合計(千円)

5,116,907

△32.7

(注)1.金額は製造原価によっております。なお、セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 ②受注実績

当第2四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。

セグメントの名称

受注高

(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高

(千円)

前年同四半期比(%)

精密貼合及び高機能複合材部門

4,081,476

△39.7

85,388

△67.4

環境ビジネス部門

1,710,363

△48.1

21,334

△90.1

合計

5,791,839

△42.5

106,722

△77.7

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 ③販売実績

当第2四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

至 平成27年9月30日)

前年同四半期比(%)

精密貼合及び高機能複合材部門(千円)

4,011,948

△39.9

環境ビジネス部門(千円)

1,749,397

△44.4

合計(千円)

5,761,345

△41.3

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.当第2四半期連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります。

相手先

当第2四半期連結累計期間

(自 平成27年4月1日

至 平成27年9月30日)

金額(千円)

割合(%)

旭硝子株式会社

1,693,611

29.4

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。