第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢の改善を背景に、緩やかな回復基調が継続したものの、中国をはじめとする新興国における経済成長の鈍化、円高の進行や株式市場の低迷、更に英国のEU離脱問題等、先行きの不透明感が高まっております。

 このような環境の中、当社グループの主力事業である精密貼合及び高機能複合材部門におきましては、ディスプレイ市場での販売価格の低下の影響を受ける状況となりました。また、環境ビジネス部門におきましては、国内の再生可能エネルギー市場における制度の変更により、低調な状況となりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、売上高5,432百万円(前年同四半期比5.7%減)、営業利益309百万円(同27.7%減)、経常利益277百万円(同37.3%減)を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は149百万円(同43.7%減)となりました。

 セグメントの業績は以下のとおりであります。

 

精密貼合及び高機能複合材部門

 国内外におけるディスプレイ市場は、高付加価値タイプのマーケットが成長、また、タッチパネル市場におきましては、中大型の静電容量方式の市場が拡大し、産業用分野や教育・医療分野、そしてアミューズメント分野等に使われる用途が広がっております。しかしながら、ディスプレイの販売価格が低下し、その影響を受ける状況となりました。このような市場の変化の中、精密貼合技術やメカトロニクス技術を活用し、新規生産設備の導入による生産の高度化を実施、更に、独自の技術を活かしたLED関連事業や車載関連ビジネス、そして新素材加工事業を推進し、新規ビジネスへの取組みを強化してまいりました。また、価格競争力の強化を図るべく、コストダウンも行いました。

 この結果、売上高3,810百万円(前年同四半期比5.0%減)、営業利益264百万円(同4.4%増)となりました。

 

環境ビジネス部門

 太陽電池の国内市場は、固定価格買取制度の見直しと買取価格の低下、また、海外生産品による価格競争の激化により、産業用市場の環境が更に厳しさを増しました。このような状況に対応すべく、OEM供給品の生産量の拡大、超軽量太陽電池モジュールの更なる拡販、自家消費型太陽光発電・蓄電池システム等の新規システムの開発・販売、メンテナンス市場の開拓等の施策を実施してまいりました。

 この結果、売上高1,622百万円(前年同四半期比7.3%減)、営業利益35百万円(同79.0%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ912百万円減少の4,754百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は、954百万円(前年同四半期は415百万円の獲得)となりました。

 これは主として、仕入債務の減少75百万円があったものの、税金等調整前四半期純利益259百万円、売上債権の減少401百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、488百万円(前年同四半期は145百万円の使用)となりました。

 これは主として、有形固定資産の取得による支出493百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、1,384百万円(前年同四半期は1,244百万円の使用)となりました。

 これは主として、短期借入金の純減少額250百万円、長期借入金の返済による支出959百万円があったことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、59,220千円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の実績

 ①生産実績

当第2四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年9月30日)

前年同四半期比(%)

精密貼合及び高機能複合材部門(千円)

3,253,204

△9.8

環境ビジネス部門(千円)

851,628

△43.6

合計(千円)

4,104,832

△19.8

(注)1.金額は製造原価によっております。なお、セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 ②受注実績

当第2四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。

セグメントの名称

受注高

(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高

(千円)

前年同四半期比(%)

精密貼合及び高機能複合材部門

4,054,852

△0.7

356,888

318.0

環境ビジネス部門

1,634,456

△4.4

61,937

190.3

合計

5,689,308

△1.8

418,826

292.4

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 ③販売実績

当第2四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年9月30日)

前年同四半期比(%)

精密貼合及び高機能複合材部門(千円)

3,810,289

△5.0

環境ビジネス部門(千円)

1,622,253

△7.3

合計(千円)

5,432,542

△5.7

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.当第2四半期連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります。

相手先

当第2四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年9月30日)

金額(千円)

割合(%)

旭硝子株式会社

1,602,018

29.5

日亜化学工業株式会社

807,251

14.9

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。