第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。

 なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府および日銀による財政・金融政策の継続もあり、雇用情勢の改善は見られ、景気は緩やかな回復基調で推移しているものの、6月の英国のEU離脱決定により、急激な円高や世界的な株価の下落が進行した影響が残っております。また、中国や新興国、産油国等の景気の減速により、景気の先行きは不透明な状況が続いております。

 当社グループが属する半導体・液晶業界におきましては、テレビなどの大型パネル用途では設備投資が中国に限定的となっておりますが、スマートフォンや携帯端末の普及で中小型パネルや電子部品の需要が堅調に推移しました。このような経営環境のなか、当社グループは、原価削減及び安定的供給活動を進めるとともに、顧客ニーズに対応した装置の開発と国内外問わず積極的な営業を展開してきました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は7,366百万円(前年同期比20.6%減)、営業利益1,054百万円(前年同期比38.4%増)、経常利益1,053百万円(前年同期比38.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,022百万円(前年同期比55.5%増)となりました。

 セグメント別の業績は、次のとおりであります。

①プロセス機器事業

 半導体装置部門につきましては、スマートフォンの普及により、電子部品の需要が堅調であったため、売上高は1,549百万円(前年同期比32.1%増)となりました。

 搬送装置部門につきましては、納期や価格は厳しい状況ですが、半導体装置メーカーの設備投資の増加により、売上高は2,521百万円(前年同期比6.7%増)となりました。

 洗浄装置部門につきましては、前年と比較すると国内半導体メーカーの設備投資意欲が落ち着いているため、売上高は1,428百万円(前年同期比5.5%減)となりました。

 コーター部門につきましては、中国における液晶製造装置の受注は増えましたが大型装置の検収がなかったため、売上高は798百万円(前年同期比73.7%減)となりました。

 以上の結果、プロセス機器事業の売上高は6,297百万円(前年同期比22.1%減)、営業利益1,048百万円(前年同期比24.4%増)となりました。

②金型・樹脂成形事業

 金型・樹脂成形事業につきましては、価格競争により受注状況が厳しく、海外子会社での人件費や諸経費高騰のため、利益面でも厳しい状況が続いております。

 以上の結果、金型・樹脂成形事業の売上高は1,068百万円(前期比10.9%減)、営業利益6百万円(前年同期は営業損失80百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は142億8百万円となり、前連結会計年度比30億82百万円の増加となりました。これは、受注の増加に伴う「たな卸資産」の増加が主な要因です。

 当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は96億94百万円となり、前連結会計年度比22億93百万円の増加となりました。これは、大型装置の受注及び出荷に伴う「前受金」が増加したことが主な要因であります。

 当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は45億13百万円となり、前連結会計年度比7億88百万円の増加となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等による「利益剰余金」の増加が主な要因であります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費は、プロセス機器事業の塗布技術の開発などに対し、総額255百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の実績

 当第3四半期連結累計期間の生産、受注及び販売の実績につきましては下記のとおり著しい変動がありました。この理由につきましては、(1)業績の状況に記載のとおり、積極的な営業を展開したことにより、受注が増加したことによるものであります。

 

当第3四半期連結累計期間

(自 平成28年1月1日

至 平成28年9月30日)

前年同期比(%)

生産実績     (千円)

4,587,521

 66.4

受注高      (千円)

10,451,343

124.8

受注残高     (千円)

9,372,844

210.9

販売実績     (千円)

7,366,375

 79.4