第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間における当社グループをとり巻く環境は、英国のEU離脱や米国新政権の政策運営への懸念など景気の先行きの不透明な部分があるものの、米国を中心とした先進国経済の回復、および中国経済の持ち直しの兆しなど、総じて緩やかに回復基調で推移しました。

 当社グループが属する半導体・液晶業界におきましては、スマートフォンやタブレット端末、車載関連向けなどの電子部品の需要の拡大により、半導体メーカーの設備投資は活発に推移いたしました。また、液晶業界では中国を中心としたテレビ向けの設備投資が堅調でありました。このような経営環境のなか、当社は株式会社ファシリティ及びその子会社2社並びに株式会社クォークテクノロジーを新たに連結子会社として、顧客ニーズに対応した装置の開発と積極的な営業を展開してまいりました。

 また、損益につきましては、株式会社クォークテクノロジーなどの貸倒引当金戻入額165百万円を営業外収益に計上いたしました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は6,784百万円(前年同期比42.6%増)、営業利益777百万円(前年同期比17.0%増)、経常利益974百万円(前年同期比49.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益812百万円(前年同期比39.8%増)となりました。

 セグメント別の業績は、次のとおりであります。

①プロセス機器事業

 半導体装置部門につきましては、スマートフォンやデータサーバー用の電子部品の需要が好調であったため、売上高は2,451百万円(前年同期比300.8%増)となりました。

 搬送装置部門につきましては、納期や価格は引き続き厳しい状況ですが、半導体の需要が増加していることにより、売上高は2,009百万円(前年同期比13.7%増)となりました。

 洗浄装置部門につきましては、前年と比較すると国内での洗浄装置販売が低調であったため、売上高は487百万円(前年同期比52.4%減)となりました。

 コーター部門につきましては、中国における液晶装置の受注は増えましたが、装置の検収がなかったため、売上高は425百万円(前年同期比35.6%減)となりました。

 以上の結果、プロセス機器事業の売上高は5,374百万円(前年同期比32.3%増)、営業利益723百万円(前年同期比7.3%増)となりました。

②金型・樹脂成形事業

 金型・樹脂成形事業につきましては、価格競争の激化と海外子会社での人件費高騰により、厳しい状況は続いておりますが、スマートフォンなど電子部品の需要の増加による生産性向上により利益を計上することができました。

 以上の結果、金型・樹脂成形事業の売上高は855百万円(前年同期比23.4%増)、営業利益58百万円(前期は営業損失9百万円)となりました。

③表面処理用機器事業

 表面処理用機器事業につきましては、当第2四半期連結会計期間よりファシリティの株式を取得し、報告セグメントを追加しました。これにより、このセグメントの売上高は554百万円、営業損失4百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は195億90百万円となり、前連結会計年度比56億72百万円の増加となりました。これは、受注の増加に伴う「たな卸資産」の増加が主な要因であります。

 当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は142億7百万円となり、前連結会計年度比52億8百万円の増加となりました。これは、大型装置の出荷に伴う「前受金」の増加が主な要因であります。

 当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は53億83百万円となり、前連結会計年度比4億64百万円の増加となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による「利益剰余金」の増加が主な要因であります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は15億47百万円となり、前連結会計年度に比べ2億71百万円の増加となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果、獲得した資金は8億9百万円(前年同期は10億92百万円の収入)となりました。これは主に、大型装置の出荷に伴う「前受金」の増加等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果、使用した資金は4億49百万円(前年同期は1億89百万円の支出)となりました。これは主に「連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出」等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果、使用した資金は76百万円(前年同期は3億29百万円の支出)となりました。これは主に「自己株式取得による支出」等によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費は、プロセス機器事業の半導体装置などに対し総額144百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)従業員数

 当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に比べ従業員数に著しい増加があります。

平成29年6月30日現在

 

セグメントの名称

従業員数(人)

プロセス機器事業

455

(39)

金型・樹脂成形事業

177

(24)

表面処理用機器

164

( 2)

全社(共通)

144

(10)

合計

940

(75)

 (注)1.従業員数は、就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、派遣社員を含む。)は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない部門に所属しているものであります。

3.従業員数は前連結会計年度末に比べ285名増加しております。主な理由は平成29年4月に表面処理用機器事業セグメントの株式会社ファシリティ及びその子会社2社とプロセス機器事業セグメントの株式会社クォークテクノロジーの株式会社を新たに連結子会社としたことによるものであります。

 

(7)主要な設備

 当第2四半期連結会計期間において株式会社ファシリティと株式会社クォークテクノロジーの株式を取得したことに伴い、主要な設備について、以下の変動がありました。

平成29年6月30日現在

 

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額

従業員数

(人)

建物及び構築物

(千円)

機械装置及び運搬具

(千円)

土地

(千円)

(面積㎡)

その他

(千円)

合計

(千円)

富萊得科技(東莞)有限公司

本社工場

(中華人民共和国東莞市)

表面処理用機器事業

建物等

209,610

15,588

(-)

12,188

237,386

138

 (注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であります。

なお、金額には消費税等を含めておりません。

 

(8)生産、受注及び販売の実績

 当第2四半期連結累計期間の生産、受注及び販売の実績につきましては下記のとおり著しい変動がありました。この理由につきましては、積極的な営業を展開したことにより、受注が増加したことに加え、連結子会社4社が増加したことによるものであります。

 

当第2四半期連結累計期間

(自 平成29年1月1日

至 平成29年6月30日)

前年同期比(%)

生産実績     (千円)

4,643,695

155.0

受注高      (千円)

9,602,714

141.8

受注残高     (千円)

13,205,497

159.1

販売実績     (千円)

6,784,523

142.6