第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

 当第2四半期連結累計期間における経営環境は、欧米などで緩やかな回復がみられるものの新型コロナウイル ス感染症の長期化やウクライナ情勢の影響により依然として先行き不透明な状況で推移いたしました

 当社グループが属する半導体業界におきましてはサーバーや5G(次世代移動通信)リモートワーク向けな どIT投資用途の半導体の需要の拡大による設備投資は堅調に推移いたしました

 このような状況のなか当社グループは、中長期的な成長に向けて、顧客ニーズに対応した装置の開発や生産活動

に注力してまいりました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は128億85百万円(前年同期比32.3%増)、営業利益12億89百万円(前年同期比72.7%増)、経常利益17億25百万円(前年同期比110.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益12億46百万円(前年同期比125.6%増)となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(プロセス機器事業)

 半導体装置部門につきましては、半導体製造装置の需要拡大により受注は増加しており、売上高は27億9百万円(前年同期比69.8%増)となりました。

 搬送装置部門につきましては、半導体装置メーカーの設備投資が堅調であり、売上高は34億79百万円(前年同期比25.5%増)となりました。

 洗浄装置部門につきましては、洗浄装置の引き渡しが進んでおりますが、売上高は12億29百万円(前年同期比4.2%減)となりました。

 コーター部門につきましては、中小型パネル向け装置が堅調であり、売上高は25億58百万円(前年同期比45.0%増)となりました。

 以上の結果、プロセス機器事業の売上高は99億77百万円(前年同期比34.5%増)、営業利益11億63百万円(前年同期比77.3%増)となりました。

(金型・樹脂成形事業)

 金型・樹脂成形事業につきましては、リモートワーク向けなどIT関連の需要は増加しているものの、海外子会社が新型コロナウイルスによる影響を受けたことなどにより、売上高は8億15百万円(前年同期比6.8%増)、営業利益27百万円(前年同期比48.7%減)となりました。

(表面処理用機器事業)

 表面処理用機器事業につきましては、車載用プリント基板メーカーの設備投資が比較的堅調であることから、売上高は20億91百万円(前年同期比33.9%増)、営業利益1億1百万円(前年同期比147.6%増)となりました。

 

②財政状態

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は273億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ52億87百万円増加しました。これは、「受取手形及び売掛金」が6億58百万円減少したものの、「棚卸資産」の増加24億30百万円、「現金及び預金」の増加24億18百万円、「電子記録債権」の増加2億63百万円及び「その他」の増加8億33百万円があったことが主な要因であります。有形固定資産は61億94百万円となり、前連結会計年度末より3億23百万円増加しました。これは、「その他」の増加1億80百万円と「建物及び構築物」の増加95百万円が主な要因であります。無形固定資産は1億99百万円となり、前連結会計年度末より52百万円増加しました。これは、「その他」が54百万円増加したことが主な要因であります。投資その他の資産は12億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ3百万円増加しました。これは、「繰延税金資産」が18百万円減少したものの、「その他」の増加26百万円と「貸倒引当金」の増加4百万円があったことが主な要因であります。

 これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ56億67百万円増加し、350億57百万円となりました。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債は141億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億90百万円の増加となりました。これは、前受金(契約負債)」が9億30百万円減少したものの、「電子記録債務」が16億65百万円増加したことが主な要因であります。固定負債は40億80百万円となり、前連結会計年度末より17億22百万円の増加となりました。これは、「長期借入金」が16億77百万円増加したことが主な要因であります。

 これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の負債総額は、前連結会計年度末に比べ24億13百万円増加し、182億28百万円となりました。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は168億28百万円となり、前連結会計年度末に比べ32億53百万円の増加となりました。これは、公募増資による「資本金」の増加7億71百万円、「資本剰余金」の増加7億71百万円、「利益剰余金」の増加10億29百万円と「為替換算調整勘定」の増加6億12百万円が主な要因であります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ24億59百万円増加し54億41百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は5億57百万円(前年同期比26.8%減)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益17億90百万円、仕入債務の増加17億77百万円を主とする資金の増加と棚卸資産の増加21億20百万円、契約負債の減少10億42百万円を主とする資金の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は3億78百万円(前年同期比41.8%減)となりました。これは、生産設備の新増設並びに更新による支出4億41百万円、無形固定資産の取得による支出80百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は20億54百万円(前年同期は81百万円の支出)となりました。これは、長期借入金30億円及び株式の発行による15億30百万円の資金の増加と短期借入金の返済による11億円、長期借入金の返済による8億55百万円及び社債の償還による支出3億円を主とする資金の減少によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間の研究開発費は、プロセス機器事業の装置開発などに対し総額2億11百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)生産、受注及び販売の実績

 当第2四半期連結累計期間の生産、受注及び販売の実績につきましては下記のとおり変動がありました。

 この理由につきましては、プロセス機器事業及び表面処理用機器事業の受注残高が増加し、生産実績の増加につながったことによります。

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日)

前年同期比(%)

生産実績     (千円)

9,472,334

131.0

受注高      (千円)

16,606,775

123.9

受注残高     (千円)

31,047,251

166.3

販売実績     (千円)

12,885,557

132.3

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。