第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載

した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当社は、平成28年6月30日開催の取締役会において、連結子会社であるテラ株式会社を譲受会社として、株式会社クラーロの事業である医療関連画像処理システムの研究開発及び製造販売からサービスまでの全事業を譲り受ける旨の事業譲渡契約を締結することを決議し、同日事業譲渡契約を締結いたしました。

 なお、正式な事業譲受日については、今後、事業譲渡契約に基づき事業譲受完了までに3~4ヶ月程度時間を要する予定であります。

 その主な内容は、次のとおりであります。

(1)譲受け事業の内容

医療関連機器の開発・製造・販売を主とするクラーロの全事業

 

(2)譲受け資産、負債の項目及び金額

        (平成28年6月30日現在)

資  産

負  債

項  目

帳簿価額

項  目

帳簿価額

流動資産

48百万円

流動負債

7百万円

固定資産

23百万円

固定負債

合  計

72百万円

合  計

7百万円

 

(3)譲受価額及び決済方法

   譲受価額:269百万円

 譲受金額は、クラーロの資産全体を評価した結果、当社及びテラの債権額(主にクラーロに対するスポンサー表明をした平成26年9月から今日にいたるまでのテラが融資したクラーロの運転資金及びインスペックがクラーロの製品を製造し納入した製品代金の計251百万円)と一般債務17百万円の合計269百万円でクラーロと合意いたしました。

 決済方法:当社及びテラの債権額(主に貸付)251百万円を相殺し、差引額17百万円については現金による決済とします。

 

(4)会計処理の概要

 当該事業譲受は企業会計基準上、取得として処理を行う予定であり、この処理に伴うのれんの金額は現在精査中であります。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間(平成28年5月1日~平成28年7月31日)におけるわが国経済は、企業業績や雇用環

境が改善し、緩やかな回復基調が続いておりましたが、6月の英国EU離脱問題から端を発した欧州不安の影響を

受け、景気減速懸念が強まっております。一方、海外においては、米国では消費や設備投資の増加により景気は拡

大基調が続いておりますが、欧州では英国経済を中心に先行き不透明な状況が続いております。また、中国をはじ

めとする新興国では依然として先行き不透明な状況が続いております。

 このような経営環境の中、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は311百万円(前年同期比

3.0%増)、営業損失は55百万円(前年同期は営業損失83百万円)、経常損失は62百万円(前年同期は経常損失93

百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は56百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失110百

万円)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

①半導体パッケージ基板・精密基板検査装置関連事業(当社)

 当第1四半期連結累計期間におきましては、当事業の主力製品でありますAVI(自動最終外観検査装置)及びAOI(プリント基板のパターン検査装置)の引合いや受注は引き続き堅調に推移しており、当第1四半期連結会計期間末における受注残高は651百万円となっております。しかしながら、現受注案件につきましては第2四半期以降に納入が多いことから、当第1四半期連結累計期間の売上高は低い水準にとどまりました。

 この結果、当事業の売上高は178百万円となり、セグメント損失は34百万円となりました。

 

②精密基板製造装置関連事業(First EIE SA)

 当第1四半期連結累計期間におきましては、当事業の主力製品でありますフォトプロッター(基板のフィルム原版を印刷する装置)が売上を牽引しておりますが、第2四半期に納入時期が延びた案件もあることから、当第1四半期連結累計期間の売上高は当初計画を下回りました。

 この結果、当事業の売上高は124百万円となり、セグメント損失は21百万円となりました。

 

③デジタルパソロジー関連機器事業(テラ株式会社)

 当第1四半期連結累計期間におきましては、WSI(Whole Slide Imaging、旧名:バーチャルスライドシス

テム)の販路拡充に努めており、受注活動に注力しましたが、売上高は低い水準にとどまりました。

 この結果、当事業の売上高は8百万円となり、セグメント損失は2百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末における資産の部は、前連結会計年度末に比べ47百万円増加し、2,163百万円とな

りました。これは主に、現金及び預金208百万円の増加、受取手形及び売掛金127百万円の減少、仕掛品67百万円の

増加によるものであります。

 負債の部では、前連結会計年度末に比べ155百万円増加し、1,481百万円となりました。これは主に、短期借入金

140百万円の増加、長期借入金94百万円の減少によるものであります。

 純資産の部では、前連結会計年度末に比べ107百万円減少し、681百万円となりました。これは主に、利益剰余

金56百万円の減少によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題は

ありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、27百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。