第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間における当社及び連結子会社を取り巻く経済環境は、海外においては、米国では景気は着実に回復が続いており、欧州でも緩やかに回復しております。中国をはじめとする新興国では、景気は持ち直しの動きがみられます。国内においては、景気の緩やかな回復基調が続いております。

 

このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、販売が堅調に推移したことから、前年同期に対して為替による9億円の増収影響も含め28億49百万円(2.9%)増加し、1,012億49百万円となりました。

 

当第1四半期連結累計期間の損益につきましては、営業利益は、為替による18億円の減益影響があり、前年同期に比べ2億円(1.7%)減少し、115億75百万円となりました。経常利益は、前年同期に比べ2億43百万円(2.1%)減少し、112億19百万円となりました。税金等調整前四半期純利益は、前年同期に比べ2億62百万円(2.3%)減少し、109億75百万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に繰延税金資産135億円を追加計上していたことから、前年同期に比べ131億53百万円(58.5%)減少し、93億32百万円となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① 楽器事業

当第1四半期連結累計期間の売上高は、為替による6億円の増収影響もあり、前年同期に比べ9億33百万円(1.4%)増加し、655億88百万円となりました。

商品別には、アコースティックピアノ及びデジタルピアノは、中国での2桁成長が全体を牽引し、増収となりました。ポータブルキーボードは、デジタルピアノへの買い上がりもあり、売上げが伸び悩みました。管楽器は中高級価格帯商品が堅調に推移し売上げを伸ばしたほか、ギターは中国での販売が好調でした。

営業利益は、為替による14億円の減益影響があり、前年同期に比べ11億17百万円(11.9%)減少し、82億50百万円となりました。

 

② 音響機器事業

当第1四半期連結累計期間の売上高は、為替による4億円の増収影響もあり、前年同期に比べ9億54百万円(3.7%)増加し、264億94百万円となりました。

商品別には、オーディオ機器が全世界で売上げを伸ばし好調だったほか、業務用音響機器も堅調に推移しました。ICT(情報通信)機器は音声コミュニケーション機器や国内のルーターが増収となりました。

営業利益は、為替による4億円の減益影響があり、前年同期に比べ85百万円(4.2%)減少し、19億30百万円となりました。

 

 

③ その他の事業

当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ9億62百万円(11.7%)増加し、91億65百万円となりました。

商品別には、電子部品及びゴルフ用品の販売が好調だったほか、FA機器、自動車用内装部品も堅調に推移しました。 

営業利益は、前年同期に比べ10億2百万円(255.5%)増加し、13億94百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産

総資産は、前連結会計年度末から175億39百万円(3.4%)増加し、5,399億2百万円となりました。

このうち流動資産は、商品及び製品の増加等により、58億78百万円(2.2%)増加し、2,785億99百万円となりました。また固定資産は、保有有価証券の時価上昇に伴う投資有価証券の増加等により、116億60百万円(4.7%)増加し、2,613億2百万円となりました。

 

② 負債

負債は、前連結会計年度末から35億24百万円(2.3%)増加し、1,584億48百万円となりました。

このうち流動負債は、未払金及び未払費用が減少しましたが、短期借入金等の増加により、16億17百万円(2.0%)増加し、841億83百万円となりました。また固定負債は、長期繰延税金負債の増加等により、19億6百万円(2.6%)増加し、742億65百万円となりました。

 

③ 純資産

純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加、保有有価証券の時価上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加、為替換算調整勘定の変動等により、前連結会計年度末から140億15百万円(3.8%)増加し、3,814億53百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結累計期間において現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、30億86百万円減少(前年同期は32億50百万円減少)し、期末残高は975億83百万円となりました。

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、主として税金等調整前四半期純利益、たな卸資産の増加等により、18億90百万円(前年同期に得られた資金は25億59百万円)となりました。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、主として有形及び無形固定資産の取得による支出により、68億16百万円(前年同期に使用した資金は31億76百万円)となりました。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果得られた資金は、配当金の支払い等があったものの、短期借入金の増加により、13億76百万円(前年同期に得られた資金は17億5百万円)となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、62億38百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。