文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における当社及び連結子会社を取り巻く経済環境は、海外においては、米国では景気の回復が着実に続いており、欧州でも緩やかに回復しております。中国をはじめとする新興国では、景気は持ち直しの動きがみられます。国内においては、景気の緩やかな回復基調が続いております。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に対し106億47百万円(5.3%)増加の2,098億円となりました。なお、為替による80億円の増収影響がありました。
当第2四半期連結累計期間の損益につきましては、営業利益は、前年同期に比べ7億18百万円(2.9%)減少し、239億27百万円となりました。なお、為替による13億円の減益影響がありました。経常利益は、前年同期に比べ2億39百万円(1.0%)増加し、247億27百万円となりました。税金等調整前四半期純利益は、前年同期に構造改革費用49億円を計上していたことから、前年同期に比べ49億86百万円(25.9%)増加し、242億69百万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に繰延税金資産136億円を追加計上していたことから、前年同期に比べ75億76百万円(27.8%)減少し、196億37百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 楽器事業
当第2四半期連結累計期間の売上高は、為替による52億円の増収影響もあり、前年同期に比べ57億14百万円(4.4%)増加し、1,341億73百万円となりました。
商品別には、アコースティックピアノ及びデジタルピアノは、中国での2桁成長が全体を牽引し、増収となりました。ポータブルキーボードは、デジタルピアノへの買い上がりもあり、伸び悩みました。管楽器は日本及び中国での販売が好調だったほか、ギターも中国をはじめとするアジア地域で売上げを伸ばしました。
営業利益は、為替による11億円の減益影響のほか、一時的な経費の発生等により、前年同期に比べ21億57百万円(11.5%)減少し、166億39百万円となりました。
② 音響機器事業
当第2四半期連結累計期間の売上高は、為替による27億円の増収影響もあり、前年同期に比べ45億57百万円(8.6%)増加し、575億63百万円となりました。
商品別には、オーディオ機器が全体的に堅調に推移したほか、業務用音響機器は中国をはじめとする新興国での販売が好調でした。ICT(情報通信)機器は、音声コミュニケーション機器やネットワーク機器が売上げを伸ばしました。
営業利益は、為替による2億円の減益影響があったものの、前年同期に比べ3億42百万円(7.1%)増加し、51億79百万円となりました。
③ その他の事業
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ3億74百万円(2.1%)増加し、180億63百万円となりました。
商品別には、FA機器が売上げを大きく伸ばしたほか、電子部品及びゴルフ用品も好調に推移しました。
営業利益は、前年同期に比べ10億96百万円(108.2%)増加し、21億9百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産
総資産は、前連結会計年度末から735億44百万円(14.1%)増加し、5,959億6百万円となりました。
このうち流動資産は、受取手形及び売掛金や現金及び預金の増加等により、357億71百万円(13.1%)増加し、3,084億92百万円となりました。また固定資産は、保有有価証券の時価上昇に伴う投資有価証券の増加等により、377億72百万円(15.1%)増加し、2,874億14百万円となりました。
② 負債
負債は、前連結会計年度末から307億83百万円(19.9%)増加し、1,857億8百万円となりました。
このうち流動負債は、短期借入金の増加等により、227億77百万円(27.6%)増加し、1,053億42百万円となりました。また固定負債は、長期繰延税金負債の増加等により、80億5百万円(11.1%)増加し、803億65百万円となりました。
③ 純資産
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加や、保有有価証券の時価上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末から427億60百万円(11.6%)増加し、4,101億98百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間において現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、98億33百万円増加(前年同期は63億66百万円増加)し、期末残高は1,105億3百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、主として税金等調整前四半期純利益、売上債権の増加により、95億84百万円(前年同期に得られた資金は53億47百万円)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、主として有形及び無形固定資産の取得による支出により、116億57百万円(前年同期に使用した資金は63億8百万円)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果得られた資金は、主として短期借入金の増加により、104億16百万円(前年同期に得られた資金は125億63百万円)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、121億60百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。