文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の分析については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度末との比較・分析を行っております。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における当社及び連結子会社を取り巻く経済環境は、海外においては、米国では景気は着実に回復が続いており、欧州でも緩やかに回復しております。中国では、景気は持ち直しの動きがみられます。国内においては、景気は緩やかに回復しております。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、楽器事業とその他の事業で販売が好調に推移したことから、前年同期に対し38億85百万円(3.8%)増加の1,051億34百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間の損益については、営業利益は前年同期に対し16億91百万円(14.6%)増加の132億66百万円、経常利益は23億16百万円(20.6%)増加の135億36百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、税金費用の増加もあり、58百万円(0.6%)増加の93億91百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 楽器事業
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ34億73百万円(5.3%)増加し、690億61百万円となりました。
商品別には、アコースティックピアノは中国と北米での販売が堅調に推移しました。デジタルピアノは日本を除く全ての地域で、ポータブルキーボードは全ての地域で売上げを伸ばしました。管楽器は北米と中国での販売が好調だったほか、ギターは北米、中国およびその他の新興国での販売が大きく伸長しました。
営業利益は、前年同期に比べ19億37百万円(23.5%)増加し、101億87百万円となりました。
② 音響機器事業
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ3億15百万円(1.2%)減少し、261億79百万円となりました。
商品別には、オーディオ機器は、全ての地域で販売の伸びを欠きましたが、業務用音響機器は、欧州を除く全ての地域で売上げが堅調に推移しました。
営業利益は、前年同期に比べ3億56百万円(18.4%)減少し、15億74百万円となりました。
③ その他の事業
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期に比べ7億27百万円(7.9%)増加し、98億93百万円となりました。
商品別には、FA機器が売上げを大きく伸ばしたほか、自動車用内装部品も販売が伸長しました。
営業利益は、前年同期に比べ1億9百万円(7.9%)増加し、15億4百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末の5,523億9百万円から203億96百万円(3.7%)減少し、5,319億13百万円となりました。
負債は、前連結会計年度末の1,639億63百万円から170億52百万円(10.4%)減少し、1,469億11百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末の3,883億45百万円から33億43百万円(0.9%)減少し、3,850億1百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間において現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、111億32百万円減少(前年同期は30億86百万円減少)し、期末残高は1,062億70百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は、主として法人税等の支払等により、56億33百万円(前年同期に得られた資金は18億90百万円)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、主として有形及び無形固定資産の取得による支出により、43億34百万円(前年同期に使用した資金は68億16百万円)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、配当金の支払い等により、13億89百万円(前年同期に得られた資金は13億76百万円)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、60億85百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。