第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社グループは、当第1四半期連結累計期間よりIFRSを適用しております。また、前第1四半期連結累計期間及び前連結会計年度の財務数値もIFRSベースに置換えて比較・分析を行っております。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間における当社及び連結子会社を取り巻く経済環境は、海外においては、米国では景気は着実に回復が続いており、欧州でも緩やかに回復しております。一方、中国では、景気は緩やかに減速しております。また、国内においては、景気は緩やかに回復しております。

 

このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上収益は、楽器事業が堅調に推移したものの、部品・装置事業の市況悪化と為替による23億円の減収影響により、前年同期に対し49億65百万円(4.8%)減少995億18百万円となりました。

当第1四半期連結累計期間の損益については、事業利益は、部品・装置事業の悪化と為替による11億円の減益影響により、前年同期に対し16億36百万円(13.2%)減少107億92百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、22億3百万円(23.2%)減少72億90百万円となりました。

(※)事業利益とは、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除して算出した日本基準の営業利益に相当するものです。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① 楽器事業

当第1四半期連結累計期間の売上収益は、販売が概ね堅調に推移したものの、為替による17億円の減収影響があり、前年同期に対し9億81百万円(1.4%)減少675億33百万円となりました。

商品別には、アコースティックピアノは中国で成長速度の減速が見られたものの、その他の新興国で好調を持続したことに加え、欧州での販売が回復しました。デジタルピアノは北米での売上げが全体を牽引しました。またギターは中国をはじめ全ての地域で販売を伸ばしましたが、管楽器は国内の販売減などで前年を下回りました。

事業利益は、為替による7億円の減益影響を吸収し、前年同期に対し1億85百万円(1.9%)増加98億49百万円となりました。

 

② 音響機器事業

当第1四半期連結累計期間の売上収益は、為替による7億円の減収影響を含め、前年同期に対し12億64百万円(4.8%)減少248億15百万円となりました。

商品別には、オーディオ機器および業務用音響機器は欧州での販売が伸長しましたが、ICT機器は国内での販売が減少しました。

事業利益は、為替による4億円の減益影響により、前年同期に対し4億46百万円(33.7%)減少8億77百万円となりました。

 

 

③ その他の事業

当第1四半期連結累計期間の売上収益は、前年同期に対し27億20百万円(27.5%)減少71億69百万円となりました。

商品別には、FA機器および電子デバイスは市況悪化により販売が減少しました。

事業利益は、前年同期に対し13億75百万円(95.5%)減少65百万円となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末の5,159億24百万円から221億83百万円(4.3%)減少し、4,937億40百万円となりました。

負債は、前連結会計年度末の1,569億17百万円から53億65百万円(3.4%)減少し、1,515億51百万円となりました。

資本は、前連結会計年度末の3,590億7百万円から168億18百万円(4.7%)減少し、3,421億88百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結累計期間において現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、88億92百万円減少前年同期は111億32百万円減少)し、期末残高は869億22百万円となりました。

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、主として税引前四半期利益により、72億3百万円(前年同期に使用した資金は42億3百万円)となりました。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、主として有形固定資産及び無形資産等の取得による支出により、41億5百万円(前年同期に使用した資金は43億67百万円)となりました。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、自己株式の取得や配当金の支払い等により、105億5百万円(前年同期に使用した資金は27億33百万円)となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、61億9百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。