当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更があった事項は、次の通りです。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
◆ 事業環境の劇的変化(パンデミック等)
新型コロナウイルスがパンデミック化し、ニューノーマルに向けての取り組みが重要性を増しております。このため、「事業環境の劇的変化(パンデミック等)」を「事業環境の変化」から分離し、独立したリスク項目として設定することとしました。対策として、社会・顧客の志向の変化を迅速に取り込み商品企画から販売に至る機能において機動的に対応して参ります。また、取引先を含むサプライチェーン全体の状況に一層留意することで、不測の事態に備えて参ります。
◆ サステナビリティ
気候変動や人権等に関するリスクは「調達」・「人材・労務」・「環境」の既存リスク項目において対策を進めておりますが、サステナビリティへの意識を更に高め、個別対応とともに包括的なリスクと捉えてグループ全体で横断的な取り組みを進めて参ります。


文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におきましては、昨年末からの新型コロナウイルスの感染拡大により、世界経済全体が依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きが見られました。海外においては、米国及び欧州では、景気は厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが見られました。また、中国では、景気は持ち直しております。国内においては、景気は厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが見られます。国内外において、経済活動の再開が段階的に進められる中で、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、依然として世界的に景気の先行きが不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上収益は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響により、為替のマイナス影響27億円を含め、前年同期に対し437億21百万円(21.0%)減少の1,648億3百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間の損益については、事業利益は、為替のマイナス影響14億円を含め前年同期に対し、131億13百万円(50.2%)減少の130億29百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、事業利益の減少に加え、主に第1四半期連結会計期間に計上した新型コロナウイルスの感染拡大に伴う操業停止損24億円などを含め、140億35百万円(66.5%)減少の70億84百万円となりました。
(注)事業利益とは、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除して算出した日本基準の営業利益に相当するも
のです。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 楽器事業
当第2四半期連結累計期間の売上収益は、為替のマイナス影響21億円を含め前年同期に対し、314億20百万円(22.7%)減少の1,072億30百万円となりました。
商品別には、電子楽器は、ステイホーム需要により市況は堅調なものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うインドネシア等での工場稼働制限により、商品供給が十分に行えず減収となりました。アコースティックピアノと管楽器は、市況は回復基調にあるものの減収となりました。ギターは、国内、欧州、北米、中国での販売が好調に推移し増収となりました。
事業利益は、為替のマイナス影響12億円を含め前年同期に対し、105億47百万円(47.3%)減少の117億40百万円となりました。
② 音響機器事業
当第2四半期連結累計期間の売上収益は、為替のマイナス影響6億円を含め前年同期に対し、93億30百万円(17.1%)減少の452億1百万円となりました。
商品別には、オーディオ機器は、国内でイヤホンの販売が伸長し増収となりましたが全体では減収となりました。業務用音響機器は、ライブ市場や設備市場の縮小により減収となりました。ICT機器は国内の会議システム需要増が継続し増収となりました。
事業利益は、為替のマイナス影響3億円を含め前年同期に対し、20億91百万円(57.0%)減少の15億78百万円となりました。
③ その他の事業
当第2四半期連結累計期間の売上収益は、前年同期に対し、29億69百万円(19.4%)減少の123億71百万円となりました。
商品別には、電子デバイスは減収となりましたが、FA機器は増収となりました。
事業利益は、前年同期に対し、4億74百万円減少の2億88百万円の損失となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末の4,740億34百万円から52億82百万円(1.1%)増加し、4,793億16百万円となりました。
流動資産は、前期末から17億49百万円(0.6%)減少し、2,684億39百万円となり、非流動資産は、70億32百万円(3.4%)増加し、2,108億76百万円となりました。流動資産では、現金及び現金同等物が増加したものの、営業債権及びその他の債権やその他の金融資産が減少しました。営業債権は売上収益の減少や債権の季節変動等の影響で減少し、その他の金融資産は定期預金が減少しました。非流動資産では、保有有価証券の時価回復により金融資産が増加しました。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前期末の1,475億84百万円から61億73百万円(4.2%)減少し、1,414億10百万円となりました。
流動負債は、前期末から22億57百万円(2.3%)減少し、968億91百万円となり、非流動負債は、39億16百万円(8.1%)減少し、445億18百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の資本合計は、前期末の3,264億50百万円から114億55百万円(3.5%)増加し、3,379億6百万円となりました。四半期利益により利益剰余金が増加したことに加え、保有有価証券の時価回復によりその他の資本の構成要素が増加しました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間において現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、119億97百万円増加(前年同期は78億77百万円増加)し、期末残高は1,046億69百万円となりました。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、主として税引前四半期利益により、207億24百万円(前年同期に得られた資金は189億64百万円)となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、定期預金の減少があったものの、有形固定資産及び無形資産等の取得による支出により、1億39百万円(前年同期に使用した資金は54億19百万円)となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、主として配当金の支払いにより、88億55百万円(前年同期に使用した資金は33億99百万円)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、118億55百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において未定としておりました2021年3月期通期の設備の新設、除却等の計画につきましては、当第2四半期連結会計期間末において、次のとおりであります。
(注)1 上記計画に伴う所要資金14,800百万円は、自己資金で賄う予定であります。
2 上記以外に経常的な設備の更新のための売廃却を除き、重要な売廃却はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。