第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に加え、世界的な半導体不足の影響等により、世界経済全体が依然として厳しい状況にありますが、持ち直しの動きが続いております。海外においては、米国では景気は着実に持ち直しが続き、欧州でも、景気は依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが見られました。中国では、景気は緩やかに回復しております。また、国内においては、景気は持ち直しの動きが続いております。国内外において、景気の持ち直しが続くことが期待される一方で、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体部品等の供給動向などにより、依然として世界的に景気の先行きが不透明な状況が続いております。

 

このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上収益は、新型コロナウイルス感染拡大による影響からの回復が進み、前年同期に対し336億94百万円(20.4%)増加の1,984億98百万円となりました。
 当第2四半期連結累計期間の損益については、事業利益は、売上収益の増加により、前年同期に対し104億74百万円(80.4%)増加の235億4百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期に対し143億50百万円(202.6%)増加の214億34百万円となりました。

(注)事業利益とは、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除して算出した日本基準の営業利益に相当するも

   のです。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① 楽器事業

当第2四半期連結累計期間の売上収益は、前年同期に対し266億15百万円(24.8%)増加の1,338億45百万円となりました。

商品別には、音源LSIなどの半導体調達難および物流の混乱などによる商品供給不足が継続したものの、市況の回復に伴い、全ての商品で増収となりました。地域別でも全ての地域で増収となりました。

事業利益は、前年同期に対し75億41百万円(64.2%)増加の192億81百万円となりました。

 

② 音響機器事業

当第2四半期連結累計期間の売上収益は、前年同期に対し22億4百万円(4.9%)増加の474億6百万円となりました。

商品別には、半導体調達難の影響を最も受けたオーディオ機器は、減収となりました。業務用音響機器は、需要の回復傾向により増収となりました。ICT機器は、国内の会議システム需要が継続し前年同期並みの実績となりました。

事業利益は、26百万円(1.7%)増加の16億5百万円となりました。
 

③ その他の事業

当第2四半期連結累計期間の売上収益は、前年同期に対し、48億74百万円(39.4%)増加の172億45百万円となりました。
 商品別には、電子デバイス、自動車用内装部品、FA機器は、いずれも市況の回復により増収となりました。
 事業利益は、前年同期に対し29億6百万円増加の26億18百万円(前年同期は2億88百万円の損失)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末の5,576億16百万円から40億84百万円(0.7%)増加し、5,617億1百万円となりました。
 流動資産は、前期末から445億98百万円(14.8%)増加し、3,457億2百万円となり、非流動資産は、405億14百万円(15.8%)減少し、2,159億99百万円となりました。当第2四半期連結会計期間において、投資有価証券の売却を行ったことにより、流動資産では現金及び現金同等物が増加し、非流動資産では金融資産が減少しました。また、上記の他、流動資産では、営業債権及びその他の債権は売上収益の変動や債権の計上・回収の季節変動等の影響で減少し、棚卸資産は半導体部品不足等に起因する一部製品の生産遅れにより原材料が増加しました。

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前期末の1,606億67百万円から6億8百万円(0.4%)増加し、1,612億75百万円となりました。
 流動負債は、前期末から111億48百万円(11.1%)増加し、1,120億1百万円となり、非流動負債は、105億39百万円(17.6%)減少し、492億74百万円となりました。投資有価証券の売却により、流動負債では未払法人所得税が増加し、非流動負債では繰延税金負債が減少しました。
 当第2四半期連結会計期間末の資本合計は、前期末の3,969億49百万円から34億75百万円(0.9%)増加し、4,004億25百万円となりました。自己株式の取得による減少があったものの、四半期利益の計上により全体では増加しました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間において現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、488億35百万円増加(前年同期は119億97百万円増加)し、期末残高は1,781億81百万円となりました。

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、主として税引前四半期利益により、280億21百万円(前年同期に得られた資金は207億24百万円)となりました。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果得られた資金は、有形固定資産の売却による収入や投資有価証券の売却による収入等により、492億73百万円(前年同期に使用した資金は1億39百万円)となりました。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、自己株式の取得や配当金の支払い等により、296億52百万円(前年同期に使用した資金は88億55百万円)となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、115億47百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。