当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の影響で急速に悪化しました。個人消費は、感染拡大防止による休業要請や外出自粛の影響などから急速に落ち込んだ後、緊急事態宣言の解除により早期の社会経済の正常化に向けて動き始めているものの、今後の回復に向けては感染拡大の第2波発生が懸念されております。また、世界経済は新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、各国で休業命令や外出規制等が行われ、今後も極めて景気の厳しい状況が続くことが予想されます。
当社グループでも、新型コロナウイルス感染拡大による営業自粛に伴い、主力のピアノ販売の減少、教室のレッスン休講やイベントの中止など影響が出ました。
このような経営環境のもと、当社のマザー工場である竜洋工場の竣工40周年を記念したグランドピアノ『GL-10SE』を6月に発売いたしました。『GL-10SE』は上位機種に採用されている装備を加え、クラスを超えた伸びやかな響きと演奏性に優れたタッチを実現する、ハイスペックなピアノになっております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は 11,817百万円(前年同四半期比 33.6%減)、営業損失につきましては 584百万円(前年同四半期は営業利益 650百万円)となり、経常損失は 539百万円(前年同四半期は経常利益 640百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は 1,487百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益 349百万円)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(楽器教育事業)
楽器教育事業は、欧州でのデジタルピアノの販売は増加となりましたが、円高による為替影響や、新型コロナウイルス感染拡大に伴い国内の音楽教室や体育教室のレッスン休講やイベント中止を余儀なくされたことなどにより、売上高は 9,156百万円(前年同四半期比 34.6%減)となり、営業損失は 690百万円(前年同四半期は営業利益 358百万円)となりました。
(素材加工事業)
素材加工事業は、新型コロナウイルス感染症による供給先の生産調整により半導体関連部品や自動車内装部品の受注が減少したことなどにより、売上高は 1,909百万円(前年同四半期比 27.6%減)となり、営業利益は 160百万円(前年同四半期比 50.5%減)となりました。
(その他)
その他の事業は、医療機関向けIT機器販売の受託減少などにより、売上高は 751百万円(前年同四半期比 35.9%減)となり、営業損失は26百万円(前年同四半期比 17百万円悪化)となりました。
また、財政状態の状況は次のとおりであります。
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、現金及び預金の増加などにより 55,617百万円(前連結会計年度末比 7.5%増)となりました。
負債合計は、未払金や長期借入金の増加などにより 32,294百万円(前連結会計年度末比 24.0%増)となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純損失などにより 23,323百万円(前連結会計年度末比 9.3%減)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、114百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染拡大の影響による生産委託先の休業等により、楽器の仕入が減少したこと等により、仕入実績は前年同四半期比 42.0%減少しました。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載の通り、販売実績が減少しました。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。