第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により急速に悪化しましたが、緊急事態宣言の解除を受け経済活動再開の動きが広がりました。個人消費は、特別定額給付金の支給などの経済政策により緩やかな回復傾向にはあるものの、コロナショック前の水準には戻っておらず、今後の感染状況によっては厳しい景気動向となることも予想されます。また世界経済は、新型コロナウイルス感染症の第2波とみられる感染拡大が始まっており、景気回復の遅れも予想され先行き不透明感が強まっております。

当社グループでも、新型コロナウイルス感染拡大による外出制限や営業自粛により、国内外ともにピアノ販売等の減少や音楽教室のレッスン休講などの影響が出ましたが、各国の規制緩和が進むなか、事業の回復に努めております。

このような経営環境のもと、巣ごもり需要により販売が好調に推移しておりますデジタルピアノの新モデル『CA59』『CA49』の発売や、新型コロナウイルスの影響によりコンサートが中止・延期となるなか「音楽を通じて前向きに明るく過ごしていただく一助になれば」という想いから、新しい形のオンライン配信コンサートを実施いたしました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は 28,081百万円(前年同四半期比 22.9%減)、営業利益は 135百万円(前年同四半期比 93.1%減)、経常利益は 290百万円(前年同四半期比 84.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は 881百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益 1,433百万円)となりました。

 

セグメント別の業績は、次のとおりであります。

 

(楽器教育事業)

楽器教育事業は、ピアノについては各国政府からの外出規制や楽器店の休業命令により販売は減少しましたが、ハイブリッドピアノやデジタルピアノについては、新製品の発売や、巣ごもり需要を背景に販売が好調に推移しました。また、国内の音楽教室及び体育教室は回復基調にあるものの第1四半期での休講措置が大きく影響しました。これらの結果、売上高は 22,677百万円(前年同四半期比 22.0%減)となり、営業損失は 211百万円(前年同四半期は営業利益 1,367百万円)となりました。

(素材加工事業)

素材加工事業は、新型コロナウイルス感染症による供給先の生産調整に起因して、半導体関連部品や自動車内装部品の受注が減少したことなどにより、売上高は 3,919百万円(前年同四半期比 24.2%減)となり、営業利益は 423百万円(前年同四半期比 31.9%減)となりました。

(その他)

その他の事業は、医療機関向けIT機器販売の受託減少などにより、売上高は 1,485百万円(前年同四半期比 31.8%減)となり、営業損失は 47百万円(前年同四半期は営業利益 28百万円)となりました。

 

また、財政状態の状況は次のとおりであります。

 

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、現金及び預金の増加などにより 55,302百万円(前連結会計年度末比 6.8%増)となりました。

負債合計は、借入金の増加などにより 31,166百万円(前連結会計年度末比 19.7%増)となりました。

純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純損失などにより 24,136百万円(前連結会計年度末比 6.1%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、13,112百万円(前年同四半期比 35.5%増)となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は 1,115百万円(前年同四半期は 358百万円の獲得)となりました。これは主に仕入債務の減少 1,112百万円などによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は 305百万円(前年同四半期は 675百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出 468百万円などによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は 5,070百万円(前年同四半期は 989百万円の使用)となりました。これは主に 長期借入金による収入 5,500百万円などによるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、236百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。