第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)におけるわが国経済は、中国経済の減速が明らかになる一方、国内では、10月の消費税引き上げの影響を見定める動きなどあって、先行き不透明な状況で推移しました。

このような状況のもと、当社グループでは、積極的な販売活動を実施するとともに、生産性の向上に努めましたが、当第3四半期連結累計期間につきましては、売上高38億7千6百万円(前年同期比3.2%減)、営業損失5千1百万円(前年同期営業損失3千3百万円)、経常損失7千3百万円(前年同期経常損失3千7百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失7千5百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失7千5百万円)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(文具事業)

文具事業につきましては、販売好調な万年筆を中心に積極的な拡販に取り組みました。その結果、中国など海外販売が減少する一方、国内販売が増加し、売上高は26億8千3百万円(前年同期比0.7%増)と、前年に比べわずかながら増加しました。利益につきましては、セグメント損失7千6百万円(前年同期セグメント損失7千2百万円)となりました。

 

(ロボット機器事業)

ロボット機器事業につきましては、特注装置を中心に国内受注は回復傾向にあるものの、海外の売上減少が影響し、売上高11億9千3百万円(前年同期比10.9%減)となりました。その結果、セグメント利益2千4百万円(前年同期セグメント利益3千8百万円)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産の状況)

資産合計は、前連結会計年度末に比べて5千3百万円減少し、51億1千9百万円となりました。このうち流動資産は、受取手形及び売掛金の増加1千2百万円、現金及び預金の減少5千2百万円、仕掛品の減少1千5百万円等により、5千7百万円減少して38億6千9百万円となりました。固定資産につきましては、前連結会計年度から3百万円増加して、12億4千9百万円となりました。

(負債の状況)

負債合計は、前連結会計年度に比べて1千3百万円増加し、28億6千万円となりました。このうち、流動負債は、前連結会計年度末より3千4百万円減少し、18億3千6百万円となりました。固定負債は、前連結会計年度末より4千7百万円増加し、10億2千4百万円となっております。

(純資産の状況)

純資産は、前連結会計年度末から6千7百万円減少して、22億5千8百万円となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当社は、その製品において『最高の品質』を追求することにより、『顧客満足度の最大化』を目的に研鑽を重ね、その継続的な努力により『SAILOR』ブランドの価値向上をはかるとの経営理念に基づき、開発型メーカーとして常に新しく開発した製品を世に送り出し、世の中に貢献していくことを目的に、積極的な研究開発活動を行っております。

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は6千4百万円となっております。なお、各セグメントの研究開発活動は以下の通りであります。

 

(文具事業)

文具事業の研究開発活動としましては、国内外で需要の拡大が継続している中高級価格帯万年筆の新製品開発を推進しております。

またSNSやイベントを通して愛好者の増加が著しい万年筆用ボトルインクにおいても、業界をリードし新調色のカラーインクを市場に提案し続けてまいります。

 

(ロボット機器事業)

ロボット機器事業の研究開発活動としましては、主力製品の射出成形機用取出ロボットについて、更なる高速化と駆動部の耐久性向上に取り組んでおります。

インターネットを利用した取出機のリモートコントロール、コントローラーの無線機能に加え、射出成形機とのIOT化に取り組みます。

また、操作用タッチパネルの耐久性向上にも取り組んでいます。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。