第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間の状況は、ニンテンドー3DSでは、全世界で発売した『星のカービィ ロボボプラネット』が好調に推移したほか、米国では『ブレイブリーセカンド』を、欧州では『ファイアーエムブレムif 白夜王国/暗夜王国』をそれぞれ発売し順調な滑り出しを見せましたが、ハードウェアの販売台数は94万台(前年同期比7%減)、ソフトウェアの販売数量は847万本(前年同期比7%増)となりました。

Wii Uでは、全世界で発売した『スターフォックス ゼロ』『スターフォックス ガード』や『マリオ&ソニック AT リオオリンピック™』に加えて、前期に発売した『Splatoon(スプラトゥーン)』や『スーパーマリオメーカー』も販売を伸ばしましたが、ハードウェアの販売台数は22万台(前年同期比53%減)、ソフトウェアの販売本数は468万本(前年同期比3%増)となりました。

一方で、amiibo(アミーボ)は、amiiboを使って楽しむ新作ソフトが少なかったため、フィギュア型が約170万体、カード型が約130万枚の販売にとどまりました。

なお、ダウンロード売上は、追加コンテンツによる売上が少なかったため、前年同期と比較して減少しました。

このような状況に加え、為替レートが大きく円高に推移したことによる影響もあり、売上高は619億円(前年同期比31.3%減)となり、このうち、海外売上高は448億円(前年同期比31.1%減、海外売上比率72.3%)となりました。営業損失は51億円(前年同期は営業利益11億円)となり、為替差損が350億円発生した結果、経常損失は386億円(前年同期は経常利益142億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は245億円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益82億円)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「対処すべき課題」についての経過及び追加すべき事項は、次のとおりです。

ニンテンドー3DSについては、第一作の発売から20年を迎え、世界累計販売本数が2億本を突破した『ポケットモンスター』シリーズの最新作である『ポケットモンスター サン・ムーン』を11月に全世界で発売を予定しています。また、『マリオパーティ スターラッシュ』を今秋に発売するほか、サードパーティからも複数のタイトルの発売が予定されています。このように大型タイトルなどの発売により3DSビジネスを再び活性化させることで、女性やお子様を含む世界中のより幅広い層のお客様に遊んでいただくことを目指します。

現在開発中の新しいコンセプトのゲーム専用機である「NX(開発コード名)」については、平成29年3月に国内外で発売を予定しています。

また、米国法人Niantic, Inc.が開発、配信を行っているスマートデバイス向けアプリ『Pokémon GO』の周辺機器として、当社はアプリと連動してプレイヤーにポケモンの存在を教えてくれる「Pokémon GO Plus」を販売する予定です。その他、1980年代に人気を博した「NES(Nintendo Entertainment System)」をミニチュアとして再現し、30本の名作ソフトをインストールした製品を11月に海外で発売する予定です。

スマートデバイスビジネスでは、今年3月に配信した当社初のスマートデバイス向けアプリ『Miitomo(ミートモ)』に続き、『ファイアーエムブレム』や『どうぶつの森』などの配信を予定しています。スマートデバイス向けアプリを継続的に投入することにより、任天堂IP(知的財産)に触れていただく人口の最大化を図り、新しい需要を作り出すとともに、ゲーム専用機ビジネスとの相乗効果を高めていきます。

 

 

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は134億74百万円です。