文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
当第2四半期連結累計期間の状況は、ニンテンドー3DSでは、全世界で発売した『星のカービィ ロボボプラネット』が堅調に推移したほか、ハードウェアではニンテンドー2DSが販売を伸ばしました。また、スマートデバイス向けアプリ『Pokémon GO』が配信されて以降、過去に発売された『ポケットモンスター』シリーズのソフトウェアも販売を伸ばしており、特に海外ではハードウェアも牽引する動きが見られ、ハードウェアの販売台数は271万台(前年同期比19%増)、ソフトウェアの販売数量は前年同期並みの1,923万本となりました。
Wii Uでは、当社ハードウェアの総合的な需要予測などを踏まえ、当期の出荷台数は80万台としていますので、期初の想定に沿った動きとなり、ハードウェアの販売台数は56万台(前年同期比53%減)となりました。ソフトウェアでは、前期のように『Splatoon(スプラトゥーン)』や『スーパーマリオメーカー』などのヒットタイトルがなかったことにより、当期の販売本数は830万本(前年同期比33%減)となりました。
amiibo(アミーボ)は、amiiboを使って楽しめる新作ソフトが少なかったため、フィギュア型が約380万体、カード型が約170万枚の販売にとどまりました。また、ダウンロード売上は、追加コンテンツによる売上が少なかったため、前年同期と比べて減少しました。
このような状況に加え、為替相場が円高に推移した影響等により、売上高は1,368億円(前年同期比33.0%減)となり、このうち、海外売上高は973億円(前年同期比32.7%減、海外売上高比率71.1%)となりました。営業損失は59億円(前年同期は営業利益89億円)となり、株式会社ポケモンなどに係る持分法による投資利益120億円を計上した一方で、為替差損が399億円発生したため、経常損失は308億円(前年同期は経常利益164億円)となりました。しかしながら、メジャーリーグ球団シアトルマリナーズの運営会社の持分の一部を売却したことによる投資有価証券売却益627億円を特別利益として計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は382億円(前年同期比234.0%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末から193億円増加(前年同期は832億円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には2,774億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、税金等調整前四半期純利益を320億円計上したものの、為替差損、有価証券及び投資有価証券売却益、持分法による投資利益等による影響額を加減算した結果、148億円の減少(前年同期は27億円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入が取得による支出を上回ったことなどにより、578億円の増加(前年同期は895億円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、配当金の支払いがあったことなどにより、144億円の減少(前年同期は6億円の増加)となりました。
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「対処すべき課題」についての経過及び追加すべき事項は、次のとおりです。
ニンテンドー3DSでは、『ポケットモンスター』シリーズの最新作である『ポケットモンスター サン・ムーン』を11月に、昨年Wii U版で大ヒットした『スーパーマリオメーカー』のニンテンドー3DS版を12月に、それぞれ全世界で発売を予定しており、サードパーティーからも有力タイトルの発売を予定しています。
また、これまで「NX」という開発コード名で公表していました新しいコンセプトのゲーム専用機について、正式名称を「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」とすることを発表しました。家庭用据置型テレビゲーム機の娯楽体験を切り替えるというコンセプトのもと、全く新しい体験を提案する「Nintendo Switch」は、平成29年3月に国内外で発売を予定しています。
その他、1980年代に人気を博した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を手のひらサイズで再現し、30本の名作ソフトを収録した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(日本版名称)」を、11月に国内外で発売を予定しています。
スマートデバイスビジネスでは、スマートデバイスに最適化したマリオの新しいアクションゲーム『Super Mario Run(スーパーマリオラン)』のグローバル配信を12月に予定しています。『ファイアーエムブレム』や『どうぶつの森』のアプリは、『Super Mario Run』に続いて順次配信を行う予定です。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は284億98百万円です。