第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、下記の本文中の掲載金額には消費税等は含まれておりません。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済対策等により、雇用や所得環境は緩やかな回復基調が見られたものの、個人消費や民間投資は力強さを欠いた状況にあり、景気の先行きは予断を許さない状況が続いております。
 一方、海外におきましては、中国をはじめとする新興国経済の減速懸念や英国のEU離脱問題、米国新政権への移行など、世界経済の不確実性の高まりを受け、引き続き先行き不透明な状況となっております。

当社グループの属するスポーツ・レジャー用品等の業界においては、このような状況の中、景気の先行き不安から個人消費の伸び悩み等の影響を受け、依然として足取りの重い状況が続いております。

このような市場環境の中、当社グループは、引き続き新製品開発や販売促進活動などに注力し、市場の活性化と売上の拡大を目指しておりますが、円高や市場低迷の影響を受けて、当第3四半期連結累計期間におきましては、連結売上高は589億9千5百万円前年同四半期比0.7%減)に止まりました。利益面におきましては、営業利益は29億1千2百万円前年同四半期比8.8%減)、また、円高に伴う為替差損等が発生したことにより、経常利益は21億7千7百万円前年同四半期比25.6%減)となりました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は不動産の売却による特別利益の計上等により、17億7千1百万円前年同四半期比1.3%増)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、セグメント区分の売上高はセグメント間の内部売上高及び振替高を含んでおります。

①日本

国内経済は、円高による企業業績への影響や個人消費の回復の遅れ等もあり、引き続き先行き不透明な状況にあります。このような中、独自の機構を搭載した新製品の投入や拡販活動を積極的に取り組みましたが、売上高は465億9千万円前年同四半期比1.6%減)、セグメント利益は35億4千6百万円前年同四半期比4.9%減)となりました。

②米州

米州経済は、輸出や設備投資が低調な傾向にあるものの、個人消費を中心として回復傾向にありますが、スポーツ・アウトドア市場は力強さに欠ける状況が続いております。このような中、市場ニーズに合った新製品の投入とマーケティング活動を積極的に展開した結果、売上高は32億2千5百万円前年同四半期比10.9%増)、セグメント利益は1億3千8百万円前年同四半期比46.4%増)となりました。

③欧州

欧州経済は、景気回復が遅れている状況下、英国のEU離脱問題やユーロ安による輸出の減少等の影響により、先行きの見通しは不透明感が高まっており、市況は不安定な状況にあります。このような市場環境の中で、地域に密着した製品開発と販売体制の強化に注力しましたが、円高の進行により、売上高は63億5千1百万円前年同四半期比6.5%減)、セグメント利益は2千8百万円前年同四半期比43.5%減)となりました。

④アジア・オセアニア

アジア・オセアニア経済は、成長率は低下、個人消費も減速しており、また一部の地域では天候不順等の影響もあり、依然として市況は不安定な状況が続いております。このような状況の中、製品ラインナップの充実等積極的な営業活動を行いましたが、売上高は141億1千4百万円前年同四半期比5.7%減)、セグメント利益は6億3千5百万円前年同四半期比20.1%減)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は10億5千4百万円であります。