第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、下記の本文中の掲載金額には消費税等は含まれておりません。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外においては、米国の政策運営や欧州の政治情勢への懸念および東アジアの地政学的リスクなどにより世界経済の不確実性が高まるなど、引き続き先行き不透明な状況で推移いたしました。

当社グループの属するスポーツ・レジャー用品等の業界においては、こうした経済情勢の中で、依然として足取りの重い状況が続いております。

このような市場環境の中、当社グループは、将来を見据えた業務改革への取り組みを行うとともに、世界各地域の市場に密着した製品開発や販促活動を推進し、グローバルでの拡販に積極的に資源の投入を行ってまいりました。その結果、当第3四半期連結累計期間におきましては、連結売上高は639億6千2百万円前年同四半期比8.4%増)、利益面におきましては、為替変動等による原価率の上昇や先行投資関連費用の増加等もありましたが、売上高増加に伴う売上総利益の増大により、営業利益は31億5千5百万円前年同四半期比8.3%増)となりました。また、経常利益は特許関係の和解金収入や為替差損の減少等により31億4千9百万円前年同四半期比44.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21億9千9百万円前年同四半期比24.1%増)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、セグメント区分の売上高はセグメント間の内部売上高及び振替高を含んでおります。

①日本

日本地域におきましては、フィッシング市場は西日本を中心に天候にも恵まれ堅調に推移しているものの、スポーツ用品市場全体としては力強さに欠ける状況が続いております。このような中、独自の機構を搭載した新製品の投入や積極的な販売促進活動に注力した結果、売上高は492億8千6百万円前年同四半期比5.8%増)、セグメント利益は32億2千万円前年同四半期比9.2%減)となりました。

②米州

米州地域におきましては、引き続きアウトドア用品市場の先行き不透明感が強く、またハリケーンの影響もあり市況は伸び悩んでいる状況にありますが、市場ニーズに合った新製品の投入とマーケティング活動を積極的に展開した結果、売上高は37億8千6百万円前年同四半期比17.4%増)、セグメント利益は2億2千4百万円前年同四半期比62.3%増)となりました。

③欧州

欧州地域におきましては、フィッシング市場全体の足取りは重く、市況の回復が伸び悩む状況の中、地域に密着した製品開発と販売体制の強化を推進した結果、売上高は68億8千6百万円前年同四半期比8.4%増)、セグメント利益は1億6千7百万円前年同四半期比476.5%増)となりました。

④アジア・オセアニア

アジア・オセアニア経済は、景気は緩やかな回復の兆しを見せるものの、個人消費は力強さに欠け、市況は低調に推移しましたが、製品ラインナップの充実等積極的な営業活動を行った結果、売上高は179億9千4百万円前年同四半期比27.5%増)、セグメント利益は11億7千6百万円前年同四半期比85.3%増)となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は11億4千1百万円であります。