当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、持ち直しの動きが広がりつつありますが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大、原料の価格高騰や半導体供給の不足等により、先行きに不透明感が増しました。米国では雇用が回復し個人消費も持ち直しました。欧州では景気の動きは弱いものの、持ち直しの動きがみられました。アジアでは中国で経済の回復が持続しましたが、インド及びアセアン地域では新型コロナウイルス感染症の感染再拡大により、回復のペースが鈍化しました。
日本経済は、企業の設備投資、生産及び輸出とも持ち直しましたが、個人消費が弱含むなど本格的な回復までには時間がかかる見通しです。
当社グループ関連の事業環境につきましては、半導体業界や電子部品業界の需要の拡大が続き、自動車関連分野の需要も回復したため、全体として好調に推移しました。
このような状況のもと、当社グループは新型コロナウイルス感染症対策をとるとともに、国内外において主力製品及び新規事業製品の拡販に注力した営業活動を継続的に展開し、生産・供給体制の拡充を図ってまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は43,719百万円(前年同四半期比22.1%増)、営業利益は4,582百万円(前年同四半期比69.4%増)、経常利益は4,704百万円(前年同四半期比60.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,489百万円(前年同四半期比62.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
当事業では、自動車業界の需要回復により、自動車関連入力デバイスを中心に出荷が好調に推移し、全体として売上げは前年を大幅に上回りました。
入力デバイスは、主力の自動車向けキースイッチの出荷が回復し、薄型ノートパソコン用タッチパッドの出荷も好調に推移したことから、全体として売上げは大幅に増加しました。
ディスプレイ関連デバイスは、液晶接続用コネクターの出荷が好調に推移して、全体として売上げを伸ばしました。
コンポーネント関連製品は、電子部品検査用コネクターの出荷が順調に推移して、売上げは大幅に増加しました。
この結果、当事業の売上高は11,261百万円(前年同四半期比42.1%増)、セグメント利益(営業利益)は691百万円(前年同四半期は32百万円の損失)となりました。
当事業では、半導体関連容器やキャリアテープ関連製品の順調な出荷が続き、全体として売上げは前年を上回りました。
半導体関連容器は、半導体業界の旺盛な需要を背景に300mmウエハー用出荷容器などの出荷が好調に推移し、売上げを大幅に伸ばしました。
OA機器用部品は、主力のレーザープリンター用ローラの出荷が回復し、売上げは堅調に推移しました。
キャリアテープ関連製品は、自動車用及びスマートフォン用の電子部品需要が好調を維持し、売上げを大幅に伸ばしました。
シリコーンゴム成形品は、主力のメディカル関連製品の出荷が伸び悩み、全体として売上げは横ばいでした。
この結果、当事業の売上高は19,525百万円(前年同四半期比17.1%増)、セグメント利益(営業利益)は3,381百万円(前年同四半期比32.4%増)となりました。
当事業では、塩ビ関連製品の市場環境が非常に厳しい中、価格改定や生産効率化に努め、新規事業製品の拡販を推し進め、食品包装資材、自動車関連の素材系製品の需要回復を受けて、全体として売上げは前年を上回りました。
ラッピングフィルム等包装資材関連製品は、スーパー向けが堅調だった反面、外食産業向けの需要回復が遅れましたが、全体として売上げは増加しました。
塩ビパイプ関連製品は、国内需要の低迷により売上げは低調でした。
機能性コンパウンドは、ロボットケーブル用途及び自動車用途の需要が回復したことに加え、新規顧客への拡販が進み、売上げが大幅に伸びました。
外装材関連製品は、既存取引先の需要が伸び悩み、売上げは減少しました。
導電性ポリマーは、ディスプレイ用途及び自動車用電子部品用途の受注が増え、売上げが大幅に伸びました。
この結果、当事業の売上高は9,683百万円(前年同四半期比14.7%増)、セグメント利益(営業利益)は363百万円(前年同四半期比306.0%増)となりました。
工事関連では、首都圏を中心に商業施設の新築・改装物件、公共施設の内装物件の受注が回復し、全体として、売上げは前年を上回りました。
この結果、その他の売上高は3,248百万円(前年同四半期比18.2%増)、セグメント利益(営業利益)は145百万円(前年同四半期比55.4%増)となりました。
財政状態の状況は次のとおりであります。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、受取手形、売掛金及び契約資産が2,499百万円、のれんが1,838百万円、商品及び製品が1,166百万円、機械装置及び運搬具(純額)が1,005百万円、原材料及び貯蔵品が771百万円、土地が623百万円、建物及び構築物(純額)が417百万円それぞれ増加し、投資有価証券が858百万円、現金及び預金が582百万円それぞれ減少したことなどにより、115,749百万円(前連結会計年度末比7,536百万円増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債は、支払手形及び買掛金が1,517百万円、賞与引当金が328百万円それぞれ増加したことなどにより、24,205百万円(前連結会計年度末比2,670百万円増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して、タイバーツを除く海外連結子会社の記帳通貨において円安となった結果、為替換算調整勘定が2,181百万円増加したほか、利益剰余金が2,595百万円増加したことなどにより、91,543百万円(前連結会計年度末比4,866百万円増)となりました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の79.8%から78.8%となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、45,274百万円(前連結会計年度末比674百万円の減少)となりました。
また、フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計)は1,055百万円の減少(前年同四半期は4,521百万円の増加)となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動による資金は、3,809百万円の増加(前年同四半期比2,148百万円の収入減)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益4,731百万円、減価償却費1,526百万円などの計上と仕入債務の増加635百万円などの増加要因のほか、法人税等の支払い1,255百万円、棚卸資産の増加1,238百万円、売上債権の増加804百万円などの減少要因によるものであります。
投資活動による資金は、主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出3,552百万円、有形固定資産の取得による支出1,203百万円により、4,865百万円の減少(前年同四半期比3,429百万円の支出増)となりました。
財務活動による資金は、主に配当金の支払い888百万円により、928百万円の減少(前年同四半期比46百万円の支出増)となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は1,699百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。