第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続きましたが、中国をはじめとしたアジア新興国や資源国等の景気の減速などが懸念され、先行き不透明な状況で推移しました。
  当社グループ関連の建設・住宅業界においては、住宅ローン金利の低下や住宅取得支援策などにより、緩やかな持ち直しの動きが見られました。
  このような環境の下、室内外装品関連事業においては、顧客満足度の高い製品の開発および新製品の市場浸透を促進するとともに、コスト低減活動や生産性の向上を継続し、収益改善に取り組んでまいりました。
  また、駐車場装置関連事業においては、主力製品である『パズルタワー』に重点を置いた営業を図り、コスト競争力の強化を推進し、収益改善に努め、減速機関連事業においては、保有技術を活かした製品開発に取組み、特殊製品による成長分野への積極的な提案営業を行い、受注獲得に努めてまいりました。
  以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は29,199百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は2,264百万円(前年同期比29.7%増)、経常利益は2,248百万円(前年同期比26.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,390百万円(前年同期比48.9%増)となりました。
  セグメントの業績は次のとおりであります。

 

[室内外装品関連事業]

顧客満足度の向上と市場の拡大を目指し、新たな機能として、生地巻き取り部などを隠して直接光を遮る「シールド」を標準装備したロールスクリーン『ラルクシールド』や、スラット(羽根)の角度調整時に製品が上下に移動しない「STS(静止チルト機構)」を標準装備し、光漏れを抑え、遮蔽性を向上させたカスタマイズブラインド『フォレティアエグゼ』・『フォレティアシェイディ』・『フォレティア』(木製スラット)を発売しました。
  また、『ラルクシールド』の生地ラインナップやタテ型ブラインド『ラインドレープ』のスラットラインナップをリニューアルしたほか、ヴィンテージ感を演出した新しいアイアン調の装飾カーテンレール『ガレア』の発売に加え、装飾カーテンレール『ビバーチェ』と一般カーテンレール『ファンティア』に新色・新アイテムを追加し、ラインナップを拡充するとともに、全国において新製品発表会を開催し、新製品等の早期市場浸透に取り組んでまいりました。
  以上により、売上高は24,963百万円(前年同期比3.1%増)となり、営業利益につきましては、コスト低減活動等による収益改善に努めた結果、2,110百万円(前年同期比27.8%増)となりました。

 

 

[駐車場装置関連事業]

主力製品である『パズルタワー』の新規着工および多段式駐車場の受注が堅調に推移し、売上高は2,018百万円(前年同期比6.9%増)となりました。営業利益につきましては、資材価格等の上昇傾向が続くなか、原価管理の徹底と低減活動に取り組んだ結果、113百万円(前年同期は9百万円の利益)となりました。

 

[減速機関連事業]

国内外の設備投資動向が軟調に推移するなか、営業力強化による受注獲得に努めましたが、シャッター開閉機の受注減少影響等により、売上高は2,216百万円(前年同期比6.9%減)となりました。営業利益につきましては、継続的な原価低減活動に努めたものの、40百万円(前年同期比52.6%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は47,549百万円で、前連結会計年度末と比較し732百万円の減少となりました。
(資産)
  流動資産は30,482百万円で、前連結会計年度末と比較し184百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が減少した一方で、現金及び預金、棚卸資産が増加したことによるものであります。
  固定資産は17,066百万円で、前連結会計年度末と比較し916百万円の減少となりました。これは主に、有形固定資産が減価償却により減少したことや、保有株式の時価の下落等により投資有価証券が減少したことによるものであります。
(負債)
  負債は12,143百万円で、前連結会計年度末と比較し1,425百万円の減少となりました。これは主に、支払手形及び買掛金、未払金、厚生年金基金解散損失引当金等が減少したことによるものであります。
(純資産)
  純資産は35,405百万円で、前連結会計年度末と比較し693百万円の増加となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が減少した一方で、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により増加したことによるものであります。なお、自己資本比率は65.6%と、前連結会計年度末と比較し、2.5ポイントの増加となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は491百万円であります。