なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益および雇用環境の改善等を背景に緩やかな回復基調が続いているものの、依然として個人消費は力強さを欠くなど先行き不透明な状況で推移しました。
当社グループ関連の建設・住宅業界においては、各種政策効果による下支えが続いたものの、新設住宅着工戸数は前年に比べ減少しており、厳しい環境が続いております。
このような環境の下、室内外装品関連事業においては、顧客満足度の高い製品の開発および新製品の市場浸透を促進するとともに、コスト低減活動や生産性の向上を継続し、収益改善に取り組んでまいりました。
また、駐車場装置関連事業においては、主力製品である『パズルタワー』に重点を置いた営業を図り、コスト競争力の強化を推進し、収益改善に努め、減速機関連事業においては、保有技術を活かした製品開発に取り組み、特殊製品による成長分野への積極的な提案営業を行い、受注獲得に努めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は28,624百万円(前年同期比3.1%減)、営業利益は2,429百万円(前年同期比15.8%減)、経常利益は2,454百万円(前年同期比15.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,531百万円(前年同期比15.7%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
[室内外装品関連事業]
ヨコ型ブラインド『パーフェクトシルキー』で好評であったワンタッチ操作で製品がゆっくりと下降する機能を、ヨコ型ブラインド『シルキーシェイディ』『シルキー』、プリーツスクリーン『フィーユ』にも搭載したほか、ハニカム(蜂の巣)構造で断熱性が高く、意匠性に優れたハニカムスクリーン『ブレア』を発売しました。
さらに、プリーツスクリーン『ゼファー』『フィーユ』『ペルレ』の生地ラインナップや空間を便利に有効活用できる間仕切『プレイス』のラインナップをリニューアルし、顧客満足度の向上を図るとともに、5月より全国において新製品発表会を開催し、新製品の市場浸透や市場の拡大に取り組んでまいりました。
しかしながら、国内住宅市場の低迷等により、売上高は24,472百万円(前年同期比2.3%減)となり、営業利益につきましては、コスト低減活動等による収益改善に努めたものの、販促活動による費用の増加や物流コストの上昇により、2,269百万円(前年同期比13.9%減)となりました。
[駐車場装置関連事業]
改造・改修工事案件において受注が伸長するも、主力製品である『パズルタワー』の新規着工が減少したことにより、売上高は1,515百万円(前年同期比26.9%減)となりました。営業利益につきましては、資材価格等の上昇傾向が続くなか、選別受注と原価低減活動に取り組んだものの、売上の減少を補えず、13百万円(前年同期比91.1%減)となりました。
設備投資動向が好調に推移するなか、特殊減速機や産業機器向け汎用減速機等の受注が前年を上回り、売上高は2,636百万円(前年同期比8.9%増)となりました。営業利益につきましては、継続的な原価低減活動に努めたことで、145百万円(前年同期比48.8%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は51,623百万円で、前連結会計年度末と比較し175百万円の増加となりました。
(資産)
流動資産は34,374百万円で、前連結会計年度末と比較し291百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が減少した一方で、現金及び預金や棚卸資産が増加したことによるものであります。
固定資産は17,249百万円で、前連結会計年度末と比較し115百万円の減少となりました。これは主に、無形固定資産の取得があった一方で、有形固定資産が減価償却により減少したことや、保有株式の時価の下落等により投資有価証券が減少したことによるものであります。
(負債)
負債は12,495百万円で、前連結会計年度末と比較し951百万円の減少となりました。これは主に、未払金および未払法人税等が減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産は39,128百万円で、前連結会計年度末と比較し1,127百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により増加したことによるものであります。なお、自己資本比率は67.5%と、前連結会計年度末と比較し、2.0ポイントの増加となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は505百万円であります。