当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
新型コロナウイルス感染症の影響については、第3四半期以降については正常な事業活動に向かうことを前提としておりましたが、国内外において受注の回復傾向にはあるものの、予断を許さない経営環境が続くものと前提を変更しております。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 経営成績の状況
当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、半導体・電子部品関連製品は好調な需要に支えられ順調であったものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響により、他の製品は総じて需要が低調に推移しました。
この結果、売上高は111,486百万円(前年同期比6.1%減)、営業利益は6,324百万円(同9.0%減)、経常利益は6,204百万円(同4.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,159百万円(同8.4%減)となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
(印刷材・産業工材関連)
当セグメントの売上高は55,238百万円(前年同期比9.9%減)、営業損失は934百万円となりました。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
<印刷・情報材事業部門>
シール・ラベル用粘着製品は、国内では医療・医薬関連の需要は堅調であったものの、自動車や化粧品関連を中心にさまざまな分野でラベル需要が減少したことにより低調に推移しました。海外においては米国では前年同期並みとなりましたが、中国やアセアン地域は低調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は41,029百万円(前年同期比6.6%減)となりました。
<産業工材事業部門>
国内外において、自動車の生産台数減少の影響などにより二輪を含む自動車用粘着製品やウインドーフィルムが大幅に減少したほか、各種イベントの中止などに伴い装飾関連フィルムの需要が低調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は14,208百万円(前年同期比18.3%減)となりました。
(電子・光学関連)
当セグメントの売上高は41,893百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は6,335百万円(同39.7%増)となりました。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
<アドバンストマテリアルズ事業部門>
5G関連やテレワークによるパソコンなどの需要増加により、半導体関連粘着テープおよび関連装置、積層セラミックコンデンサ関連テープともに好調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は26,268百万円(前年同期比25.0%増)となりました。
<オプティカル材事業部門>
光学ディスプレイ関連粘着製品は、大型テレビ用、スマートフォン用などの中小型向けともに需要低迷の影響を受け低調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は15,624百万円(前年同期比12.7%減)となりました。
(洋紙・加工材関連)
当セグメントの売上高は14,354百万円(前年同期比22.7%減)、営業利益は845百万円(同46.8%減)となりました。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
<洋紙事業部門>
封筒用紙はテレワークにより需要が低迷し、色画用紙は休園、休校による影響を受け低調に推移しました。また、ファストフード用の耐油耐水紙も低調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は6,969百万円(前年同期比18.1%減)となりました。
<加工材事業部門>
航空機用などの炭素繊維複合材料用工程紙、シューズや自動車用の合成皮革用工程紙が需要低迷の影響を受け大きく落ち込みました。この結果、当事業部門の売上高は7,385百万円(前年同期比26.7%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は274,991百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,980百万円の減少となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は82,913百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,760百万円の減少となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は192,078百万円となり、前連結会計年度末に比べて220百万円の減少となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は57,845百万円となり、前連結会計年度末に比べて5,584百万円の増加となりました。当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比較して9,001百万円増加の13,775百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比較して2,934百万円増加の△2,869百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第2四半期連結累計期間に比較して398百万円増加の△4,677百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
また、資本の財源及び資金の流動性につきましては、営業キャッシュ・フロー内において、主な設備投資や借入金の返済などを実施しており、自己キャッシュ・フローにより流動性は確保できております。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3,698百万円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。