当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。また、新型コロナウイルス感染症の影響については、第2四半期報告書に記載した前提について、重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 経営成績の状況
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、半導体・電子部品関連製品は好調な需要に支えられ順調に推移しましたが、他の製品は第3四半期に入り受注の回復が見られたものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響を受け、総じて低調に推移しました。
この結果、売上高は171,768百万円(前年同期比4.2%減)、営業利益は11,700百万円(同0.8%減)、経常利益は11,454百万円(同1.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,936百万円(同0.6%減)となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりです。
(印刷材・産業工材関連)
当セグメントの売上高は85,323百万円(前年同期比7.1%減)、営業損失は517百万円となりました。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
<印刷・情報材事業部門>
シール・ラベル用粘着製品は、国内では食品や通販関連は堅調に推移し、自動車関連は第3四半期以降回復したものの、化粧品関連を中心にさまざまな分野でラベル需要が減少したことにより低調に推移しました。海外においては米国では前年同期並みとなりましたが、中国やアセアン地域は低調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は62,820百万円(前年同期比4.1%減)となりました。
<産業工材事業部門>
二輪を含む自動車用粘着製品やウインドーフィルムは、第3四半期以降需要が回復しましたが、期前半の落ち込みをカバーするまでには至らず大幅に減少しました。また、各種イベントの中止などに伴い装飾関連フィルムの需要が低調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は22,502百万円(前年同期比14.7%減)となりました。
(電子・光学関連)
当セグメントの売上高は64,103百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は10,451百万円(同30.9%増)となりました。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
<アドバンストマテリアルズ事業部門>
5G関連やパソコンおよびスマートフォンなどの需要増加により、半導体関連粘着テープおよび関連装置、積層セラミックコンデンサ関連テープともに好調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は39,723百万円(前年同期比19.0%増)となりました。
<オプティカル材事業部門>
光学ディスプレイ関連粘着製品は、第3四半期に入り大型テレビ用やスマートフォン用などの需要が回復しましたが、期前半の落ち込みをカバーするには至りませんでした。この結果、当事業部門の売上高は24,380百万円(前年同期比8.2%減)となりました。
(洋紙・加工材関連)
当セグメントの売上高は22,341百万円(前年同期比18.7%減)、営業利益は1,667百万円(同33.2%減)となりました。
当セグメントの事業部門別の売り上げの概況は次のとおりです。
<洋紙事業部門>
主力のカラー封筒用紙をはじめ、色画用紙、耐油耐水紙など、全般的に需要低迷の影響を受け低調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は10,444百万円(前年同期比16.5%減)となりました。
<加工材事業部門>
合成皮革用工程紙は第3四半期に入り自動車用で需要の回復が見られましたが、航空機用などの炭素繊維複合材料用工程紙や一般粘着製品用剥離紙が需要低迷の影響を大きく受けました。この結果、当事業部門の売上高は11,896百万円(前年同期比20.6%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は277,883百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,088百万円の減少となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は85,147百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,526百万円の減少となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は192,735百万円となり、前連結会計年度末に比べて437百万円の増加となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は55,456百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,196百万円の増加となりました。当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間に比較して11,803百万円増加の23,904百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間に比較して3,707百万円増加の△6,057百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期連結累計期間に比較して4,324百万円減少の△13,969百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
また、資本の財源及び資金の流動性につきましては、営業キャッシュ・フロー内において、主な設備投資や借入金の返済などを実施しており、自己キャッシュ・フローにより流動性は確保できております。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5,742百万円であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。