第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成28年1月~9月)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善は続くものの、円高進行などによって企業収益、設備投資の持ち直しの動きには足踏みが見られます。また、英国のEU離脱問題や中国経済の減速、日銀のマイナス金利政策の影響などへの懸念から、先行き不透明感は増大しています。

このような経営環境の中、当社グループではクリーン、ヘルス、セーフティの3市場に対する戦略商品の普及及び新規物件の受注活動の強化を行いました。その結果、売上高57億50百万円(前年同四半期比5.9%増)、営業利益4億77百万円(同49.8%増)、経常利益3億79百万円(同53.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億54百万円(同135.9%増)となり、前年同四半期実績をそれぞれ上回りました。

セグメント別の業績は以下の通りです。

 

(マスク関連事業)

製造業向けを中心とした産業用の防じん・防毒マスクの販売は引き続き堅調でした。また昨年末からリフラクトリーセラミックファイバー対策用などで需要が急増した電動ファン付き呼吸用保護具「ブレスリンク」シリーズは、当第3四半期連結会計期間も前年を上回る高水準で推移しました。その結果、当事業の売上高は51億81百万円(同8.0%増)となりました。

 

(その他事業/環境関連事業等を含む)

オープンクリーンシステム「KOACH」の販売は『アクチュアルクリーン(実際の作業中の清浄度)』を訴求する新たな営業活動を代理店、販売店と協働して行った結果、クリーンベンチ型「スタンドコーチ」の民間企業での採用が増加し、全体の成約数としては前年同四半期の累計数を上回りましたが、売上高については、前年同四半期に納入した重力波望遠鏡施設(かぐら)プロジェクト等大型物件の反動減を補うまでには至らず、当事業の売上高は5億69百万円(同9.7%減)となりました。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、164億33百万円(前連結会計年度末162億94百万円)となり1億39百万円増加いたしました。これは主に、流動資産が現金及び預金の増加等により3億9百万円増加したことと、有形固定資産が1億74百万円減少したこと等によるものです。

 

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、75億54百万円(前連結会計年度末74億3百万円)となり1億51百万円増加いたしました。これは主に、流動負債が未払法人税等の減少等により98百万円減少したことと、固定負債が長期借入金の増加等により2億49百万円増加したこと等によるものです。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、88億79百万円(前連結会計年度末88億91百万円)となり、自己資本比率は53.7%(前連結会計年度末54.2%)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4億3百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。