当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年1月~9月)における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善などにより、緩やかな景気回復基調が続きました。その一方、世界経済は、各国の政策動向とその不確実性による影響や地政学的リスクの高まりにより、先行き不透明な状況で推移しました。
このような経営環境の中、当社グループでは『クリーン、ヘルス、セーフティ』の各市場に対するソリューション製品の積極的な事業展開に取り組んだ結果、マスク関連事業、その他事業(環境関連事業等を含む)ともに前年同四半期実績を上回り、売上高62億87百万円(前年同四半期比9.3%増)となりました。
利益につきましては、増収にともなう売上総利益額の増加によって、営業利益5億41百万円(同13.4%増)、経常利益4億88百万円(同28.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億52百万円(同38.1%増)となり、各利益ともに前年同四半期実績を上回りました。
セグメント別の業績は以下の通りです。
(マスク関連事業)
産業向けの防じんマスク、防毒マスクの順調な販売に加え、海外を含む一般向け並びに医療機関向けの使い捨て式マスク「ハイラック」シリーズの販売が伸び、電動ファン付き呼吸用保護具「BL」シリーズのリフラクトリーセラミックファイバー対策向けの販売一巡による減収分を補いました。
以上の結果などから、当事業の売上高は56億43百万円(同8.9%増)となりました。なお、納入が前連結会計年度第4四半期から当連結会計年度第1四半期となった防衛省向け製品(防護マスク等)の移行分を除くと前年同四半期比は3.9%増であります。
(その他事業/環境関連事業等を含む)
オープンクリーンシステム「KOACH」については、『スーパークリーン(世界最上級の清浄度)』に加えて『アクチュアルクリーン(実際の作業中の清浄度)』を訴求する営業活動を代理店、販売店とともに継続して行った結果、販売件数、販売台数ともに前年を上回るペースで推移し、売上高は前年同四半期実績の1.6倍となりました。不妊治療専門医療機関、NASA(アメリカ航空宇宙局)での採用や射出成形環境のクリーン化への活用など、販売分野、市場の拡大が着実に進んでいます。
以上の結果などから、当事業の売上高は6億44百万円(同13.2%増)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、169億53百万円(前連結会計年度末165億4百万円)となり4億48百万円増加いたしました。これは主に、流動資産が受取手形及び売掛金の減少等により3億67百万円減少したことと、有形固定資産が8億8百万円増加したこと等によるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、76億81百万円(前連結会計年度末75億円)となり1億81百万円増加いたしました。これは主に、流動負債が6億17百万円増加したことと、固定負債が長期借入金の減少等により4億36百万円減少したこと等によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、92億71百万円(前連結会計年度末90億4百万円)となり、自己資本比率は54.3%(前連結会計年度末54.2%)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4億83百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。