当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2018年1月~9月)における我が国経済は、台風や豪雨、地震などの自然災害が相次ぎ、様々な分野に影響が及んだことにより一時的に景気は鈍りましたが、企業収益や雇用・所得環境は改善が続いており、総じて緩やかな回復基調で推移しました。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動影響等の懸念から、先行きは著しく不透明な状況が生まれています。
このような経営環境の中、当社グループでは『クリーン、ヘルス、セーフティ』各市場において掲げた重点施策への取り組みを進めましたが、マスク事業において期初より織り込み済みであった中国向けの需要減及び官需の納入時期移行を主因として、売上高60億95百万円(前年同四半期比3.1%減)、営業利益3億75百万円(同30.5%減)、経常利益3億54百万円(同27.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億5百万円(同13.2%減)となりました。売上高は期初計画に達しませんでしたが、利益については期初計画を若干上回る水準で推移しております。
セグメント別の業績は以下の通りです。
(マスク関連事業)
産業向けの防じんマスク、防毒マスク、電動ファン付き呼吸用保護具及び医療向けの感染対策用マスクの販売は当四半期においても順調に推移しておりますが、中国の大気汚染対策用マスクの需要減に加え、防衛省向け製品(防護マスク等)の納入が第4四半期に移行したことにより、当事業の売上高は52億31百万円(同7.3%減)となりました。
(その他事業/環境関連事業等を含む)
オープンクリーンシステム「KOACH」の販売は引き続き好調で、当事業の売上高は8億64百万円(同34.0%増)となりました。
「KOACH」は「アクチュアルクリーン(実際の作業時の清浄度)」を訴求する営業活動を代理店、販売店と協働して行った結果、当第3四半期累計期間の販売件数、販売台数は前年同期実績に比べ、それぞれ4割増、7割増となりました。当第3四半期累計売上は大型物件の成約も加わり、前年同期実績の8割増となっております。
なお、使用環境の拡大を目的に第2四半期に市場投入した“ステンレス仕様”“防爆環境仕様”のコーチシリーズはともに実績が上がっており、当事業の売上増に寄与し始めております。
(2)資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、189億60百万円(前連結会計年度末173億54百万円)となり16億5百万円増加いたしました。これは主に、先進技術センターの建設に伴い有形固定資産が18億82百万円増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、94億51百万円(前連結会計年度末79億26百万円)となり15億24百万円増加いたしました。これは主に、流動負債が4億23百万円増加したことと、固定負債が長期借入金の増加等により11億円増加したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、95億9百万円(前連結会計年度末94億28百万円)となり、自己資本比率は50.2%(前連結会計年度末54.0%)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4億37百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次の通りであります。
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会社名 事業所名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
完了年月 |
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当社 先進技術センター |
埼玉県 飯能市 |
マスク関連事業 その他事業 |
研究施設 |
2018年9月 |